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奈古駅(なごえき)は、山口県阿武郡阿武町大字奈古字岡田橋にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅。
かつては「さんべ」、「ながと」などの急行も停車していたが、「さんべ」が臨時列車化された1997年3月22日以降は普通列車のみが停車する。
近くに山口県立奈古高等学校があるため萩方面からの通学客が多く、長門市駅から当駅までの区間運転も設定されている。
駅構造
長門市方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。かつては相対式2面2線ホームを持ち、交換設備を備えていたが、2012年(平成24年)2月18日から上下線双方の列車が駅舎側のホームに発着するようになり、駅舎反対側のホームは使用されなくなった[1]。それに伴って跨線橋も撤去されたが、長門市方面からの折返し列車が運行されているため、場内・出発信号機は駅舎側のみ使用されている。
長門鉄道部管理。窓口にてPOS端末による発券が可能な簡易委託駅であるが、早朝と夕方以降は無人となる。
バス
駅周辺
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 348 |
2000 | 340 |
2001 | 316 |
2002 | 283 |
2003 | 254 |
2004 | 208 |
2005 | 201 |
2006 | 209 |
2007 | 192 |
2008 | 172 |
2009 | 150 |
2010 | 155 |
2011 | 130 |
2012 | 128 |
歴史
- 1929年(昭和4年)4月24日 - 国有鉄道美禰線(当時)が東萩駅から延伸し、その終着駅として開業。客貨取扱を開始。
- 1931年(昭和6年)11月15日 - 美禰線が宇田郷駅まで延伸し、途中駅となる。
- 1933年(昭和8年)2月24日 - 当駅を含む美禰線の一部区間が山陰本線に編入され、山陰本線所属駅となる。
- 1979年(昭和54年)3月31日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2012年(平成24年)2月18日 - 上下線双方の列車が同一ホームに発着するようになる。
- 2013年(平成25年)7月28日 - 豪雨災害により線路が被災し、一時当駅を含む益田駅 - 長門市駅間が運休。(奈古駅 - 長門市駅間については同年8月4日に、益田駅 - 須佐駅については同年11月9日に運行再開。残る須佐駅 - 奈古駅間は2014年8月10日に運行再開[2]。)
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color山陰本線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:山陰本線 (長門地区)- ↑ 2月18日からJR山陰本線奈古駅の乗り場が駅舎側に統一されて、便利になりました。|元気!あぶ町!5001 - 阿武町ホームページ
- ↑ 山陰線(須佐~奈古駅間)、山口線(地福~津和野駅間)の運転再開見込みなどについて - 西日本旅客鉄道プレスリリース、2014年7月16日