阿武郡

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阿武郡(あぶぐん)は、山口県のである。

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以下の1町を含む。

平成の大合併以前は阿武町の他須佐町田万川町旭村川上村福栄村むつみ村阿東町の8町村が存在しており、阿東町以外の7町村は、萩市と共に萩広域市町村圏組合を作り広域行政を行っていた。その後、広域合併の枠組みとして萩市と7町村による合併協議会が設立されたが、阿武町が萩市との確執や基金の使途についての意見の相違により合併協議から離脱、単独町政を行うことを表明した。残りの川上村・田万川町・むつみ村・須佐町・旭村・福栄村が萩市と2005年3月6日合併し、新設の「萩市」となった。

一方、阿東町は当初山口市との合併を望んでいたが、合併特例法の期間中には山口市との合併協議の場に加わることができず、当面単独町政を行うことになった。その後県が県央部における中核市構想として山口市・防府市・阿東町との2市1町での合併の枠組みを示したことにより、先行合併として山口市と阿東町の間で合併協議会が設置された。協議の結果、2010年1月16日に阿東町が山口市に編入合併する(阿東町役場を山口市役所阿東総合支所とする)ことで両市町の間で合意、合併が行われた。

経済圏としては萩市の経済圏(長北地区)に属するが、山口市に隣接する旧佐々並村・旧阿東町は山口市の経済圏(山口・防府地区)に含まれていた。

沿革

明治22年4月1日 明治22年 - 大正15年 昭和1年 - 昭和29年 昭和30年 - 昭和64年 平成1年 - 現在 現在
萩町 萩町 大正12年4月1日
萩町
昭和7年7月1日
市制
萩市 平成17年3月6日
萩市
萩市
椿郷西分村 明治43年7月1日
改称 椿村
椿郷東分村 大正10年5月17日
改称 椿東村
山田村 山田村
三見村 三見村 三見村 昭和30年3月1日
萩市に編入
大井村 大井村 大井村
六島村 六島村 六島村
見島郡
見島村
明治29年4月1日
阿武郡
見島村
須佐村 須佐村 大正13年2月11日
町制
須佐町 昭和30年4月1日
須佐町
弥富村 弥富村 弥富村
田万崎村 田万崎村 昭和15年11月3日
町制改称 江崎町
昭和30年4月1日
田万川町
小川村 小川村 小川村
吉部村 吉部村 吉部村 昭和30年4月1日
むつみ村
高俣村 高俣村 高俣村
明木村 明木村 明木村 昭和30年4月1日
旭村
佐々並村 佐々並村 佐々並村
福川村 福川村 福川村 昭和30年4月1日
福栄村
紫福村 紫福村 紫福村
川上村 川上村 川上村 川上村
奈古村 奈古村 昭和17年11月3日
町制
昭和30年1月1日
阿武町
阿武町 阿武町
宇田郷村 宇田郷村 宇田郷村
福賀村 福賀村 福賀村
徳佐村 徳佐村 徳佐村 昭和30年4月1日
阿東町
平成22年1月16日
山口市に編入
山口市
篠生村 篠生村 篠生村
生雲村 生雲村 生雲村
地福村 地福村 地福村
嘉年村 嘉年村 嘉年村

関連項目


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