「スティーヴン・タイラー」の版間の差分

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2014年4月13日 (日) 21:33時点における最新版

テンプレート:Infobox Musician スティーヴン・ヴィクター・タラリコSteven Victor Tallarico1948年3月26日 - )は、ロックバンドエアロスミス」のボーカリストアメリカニューヨーク出身。イタリア系アメリカ人である。イタリアとウクライナ系ポーランド系ユダヤ人(当時はロシア)、ドイツ人インディアンチェロキー族の血筋[1]。大きなが特徴。ジョー・ペリーと共にソングライティングを手掛けており、バンドのフロントマンである。身長177cm。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第99位[2]

経歴

1989年アリス・クーパーのアルバム『トラッシュ』の収録曲「オンリー・マイ・ハート・トーキン」にゲスト参加。

リンゴ・スターのアルバム『ヴァーティカル・マン〜リンゴズ・リターン』(1998年)の「Drift Away」は、リンゴとトム・ペティアラニス・モリセットがボーカルを取り、スティーヴン・タイラーはドラムスを担当しているが、スティーヴンがボーカルを担当している貴重音源のプロモーション・テイクが存在する。また、同作ではビートルズセルフ・カヴァーラヴ・ミー・ドゥ」で、ハーモニカを演奏した。

2005年サンタナのアルバム『オール・ザット・アイ・アム』、ジャズ・トランペット奏者クリス・ボッティのアルバム『To Love Again』にゲスト参加している。

2011年、全米視聴者数No.1の人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』において、シーズン10より審査員となる。

2011年5月25日に、シングル「フィール・ソー・グッド」をリリース。

パフォーマンス

アメリカ人であるためか、元々のイギリスのハード・ロックにはないブルースR&Bに対する独特の解釈があり、1stの『野獣生誕』(Aerosmith)では喉に力を込めた黒っぽさを感じさせる歌い方のせいか、同じブラックミュージックから強い影響を受けたとされるローリング・ストーンズミック・ジャガーと容姿ともに比較されることが多かった。しかし、以降の『飛べ!エアロスミス』(Get Your Wings)、『闇夜のヘヴィ・ロック』(Toys in the Attic)、『ロックス』(Rocks)と続くに連れて、ロバート・プラントから影響を受けたとされる高音の鋭いシャウトや、独特なスキャットなどを用いるようになり、次々と独自のスタイルを確立していった。

高音に達するとのどを嗄らすかのように振るわせ、叫び声のような歌い方も特徴である。若い頃よりも声の出が良くなっており、特に「Back in the Saddle」などでのシャウトは40~50代になってからの方が迫力がある。母国のアメリカでは、セックスシンボルおよび、ロックアイコンとして今なお多くのボーカリストから尊敬を集めており、モトリー・クルーヴィンス・ニールガンズ・アンド・ローゼズアクセル・ローズ日本でもB'z稲葉浩志など、後のロック・シンガーにも強く影響を与えた。ガラガラ声でシャウトするようなイメージもあるが、「Angel」などのバラードでは綺麗なハスキーボイスで歌いこなす。その独特の歌唱法から「悪魔の雄叫び」(The Demon of Screamin)と称される時も。

派手派手しいステージ衣装とマイクに巻きつけたスカーフがトレードマーク。初期にはジャックダニエルの酒瓶を持って登場していた。

その他

ファイル:Aerosmith 2.jpg
トキシック・ツインズ

ボストン・レッドソックスのファン。頻繁に観戦に訪れ、2010年の開幕戦では7回表終了後に登場し、「God Bless America」を独唱した[3]。レッドソックスのTシャツを着て歌うこともあり、カート・シリングなど選手との親交もある。またNFLニューイングランド・ペイトリオッツも応援しており、2012年ペイトリオッツの本拠地ジレット・スタジアムで行われたAFCチャンピオンシップゲームアメリカ国歌斉唱を行っている[4]

ジョー・ペリーとのコンビは'ザ・トキシック・ツインズ'(The Toxic Twins)と呼ばれる。

少年時代は、ドラムスを演奏していて、ドラマーを志望していた。主に、ザ・ベンチャーズなどを演奏していたようで、現在も、ベンチャーズからの影響を公言しているほどの熱烈なファンである。ベンチャーズのメンバーを東京ドームでのライブに招待したり、楽屋への表敬訪問を度々行っている。

映画『アルマゲドン』で有名なハリウッド女優、リヴ・タイラーの実父である。リヴ本人は、物心付く前に両親が別れていたために、スティーヴンの顔を覚えておらず、成長してエアロスミスのファンとなった頃に、スティーヴンが自分の実父であることを知り、非常に驚いたという。

日本との関わり

日本通で知られ、たい焼きポンジュースを愛好する。

2010年公開の映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の主題歌「LOVE LIVES」にて初のソロデビューを果たした。

出典

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外部リンク

テンプレート:エアロスミス テンプレート:アメリカン・アイドル

  1. Liv Tyler liv tyler, hot, american, actress, armageddon, grace ...
  2. テンプレート:Cite web
  3. エアロスミスのS・タイラー、MLB開幕戦で熱唱 -ロイター芸能ニュース- 映画・音楽・芸能(asahi.com 2010年4月5日閲覧)
  4. テンプレート:Cite web