「新津田沼駅」の版間の差分
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|} 新津田沼駅(しんつだぬまえき)は、千葉県習志野市津田沼一丁目10番35号にある、新京成電鉄新京成線の駅。駅番号はSL23。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅で、橋上駅舎を持つ。イオンモール津田沼、イトーヨーカドー津田沼店とミーナ津田沼の建物と接続している。
当駅から終点の京成津田沼駅との間は単線区間の上、曲線半径が小さく速度制限が掛かるため、朝ラッシュ時の増発のネックとなっている。
京成津田沼方に引き上げ線があり、朝ラッシュ時は当駅折り返しと京成津田沼行が交互に運転される。また、夜間には当駅止まりの列車が引き上げ線に留置され、翌朝の当駅始発松戸行に備える。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | SL 新京成線 | 下り | 京成津田沼・KS 京成線方面 |
2 | 上り | 前原・北習志野・新鎌ヶ谷・松戸方面 |
- Shin-Tsudanuma Station 2.jpg
ミーナ津田沼との連絡通路(2012年3月15日)
- Shin-Tsudanuma Station 4.jpg
改札口(2012年3月15日)
- Shin-keisei-shintsudanuma-platform.jpg
ホーム(2007年2月15日)
利用状況
2012年度の1日平均乗降人員は71,298人である。新京成線内では松戸駅に次ぐ第2位である。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおりである。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員[1] |
---|---|---|
2001年(平成13年) | 36,300 | |
2002年(平成14年) | 35,255 | |
2003年(平成15年) | 36,083 | |
2004年(平成16年) | 36,294 | |
2005年(平成17年) | 35,432 | |
2006年(平成18年) | 69,906 | 34,741 |
2007年(平成19年) | 71,385 | 35,521 |
2008年(平成20年) | 72,175 | 35,881 |
2009年(平成21年) | 71,257 | 35,412 |
2010年(平成22年) | 71,042 | 35,333 |
2011年(平成23年) | 70,430 | 35,049 |
2012年(平成24年) | 71,298 |
駅周辺
北口
南口
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線(各駅停車・快速) 津田沼駅
- 津田沼郵便局
- 千葉工業大学 津田沼校舎
- 津田沼パルコ
- 西友 津田沼パルコ店
- ミーナ津田沼 - ファーストリテイリングが運営する商業施設。
- イトーヨーカドー 津田沼店
- コナミスポーツクラブ
南口のイトーヨーカドー・共同駐車場・ミーナ津田沼・コナミスポーツクラブを含む一帯は新京成電鉄の所有地である。
バス路線
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 所管 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
新津田沼駅 | 津17 | 前原東二丁目 | 津田沼グリーンハイツ | テンプレート:Color船橋新京成バス | 習志野 (新京成) |
|
津田沼駅 | ||||||
津18 | フレッシュタウン北・前原東公園 | 津田沼グリーンハイツ | ||||
津田沼駅 | ||||||
津32 | 習志野企業局 | テンプレート:Colorテンプレート:Color京成バス | 習志野 (京成) |
|||
津田沼駅 | ||||||
田喜野井線 | 田喜野井一丁目 | 【循環】三山一丁目 | ||||
津田沼駅 | ||||||
新津田沼駅北口 | 京成大久保駅ルート | 第五中学校・三角公園・京成大久保駅北口・京成大久保駅南口 | 東部健康福祉センター | テンプレート:Colorテンプレート:Color京成バス (習志野市ハッピーバス) |
新都心 | |
第五中学校・三角公園・日大生産工学部・京成大久保駅南口 | 平日のみ | |||||
津田沼一丁目 | 内陸ルート | 堀込貝塚入口 | 【循環】藤崎緑地 | |||
公務員住宅前 | 京成津田沼駅・海浜ルート新習志野駅経由海浜公園 |
- 津田沼駅発のバスも利用できる。
JR津田沼駅との乗り換え
当駅とJR津田沼駅を結ぶ直接の連絡通路はない。2000年代に入ってエスカレーターやエレベーターの整備が行われ若干の改善がなされたものの、約400m程度離れていることから、乗り換えはやや不便となっている。
乗り換え時間(新京成ホーム - JR総武線ホームまで)は標準で5 - 6分、余裕を持って約10分である。新京成電鉄とJR総武線の直接の乗り換え駅は当駅のみである。
歴史
当駅は、開業後現在の位置に落ち着くまで、三度移転している。
- 1947年(昭和22年)12月27日 - 新京成線の始発駅として開業。現在の駅よりややJR津田沼駅寄りの位置にあった。当時、新京成電鉄の軌間は1,067mmだった。
- 1953年(昭和28年)11月11日 - 京成津田沼駅への乗り入れを行うために前原 - 京成津田沼間をショートカットするように新線を敷設し、その上に新津田沼駅を移転した(この位置に新津田沼駅を移転させた理由は、故意に津田沼駅から離れた位置として親会社の京成電鉄に客を乗せようとする思惑があったためと言われる。)。この時、新京成電鉄は軌間を1,372mmへ変更した。
- 1961年(昭和36年)8月23日 - 前原駅から路線を分岐(当初の路線の復活)し、初代の位置に3代目となる新津田沼駅を開業させた。2代目の新津田沼駅は藤崎台駅に改称した。沿線への日本住宅公団による大規模団地誘致に際し、津田沼駅からの乗り換えが不便であることから公団より移転要請を受けたものとされる。
- 1968年(昭和43年) - 行先が「新津田沼行」と「京成津田沼行」の2つあるのはわかりにくいとの利用者の声から、藤崎台駅を通る路線を廃止して、新津田沼駅をやや京成津田沼駅よりに移動させ(4代目)、新津田沼(4代目) - 京成津田沼間を開業させた。初代・3代目の位置と比べて約300mほど京成津田沼駅寄りに移動した。その結果、初代と3代目時の新津田沼駅と比べ、総武本線と新京成電鉄の乗り換えは若干不便になった。移転当初は上り(松戸方面)ホーム側に駅舎があり、下り(京成津田沼方面)ホームとの間は地下道で連絡していた。
- 1977年(昭和52年) - 総武本線津田沼駅北口再開発事業の進展により駅ビルが建設され、橋上駅舎化される。同時に地下道は廃止。駅ビルの主要テナントとしてイトーヨーカドー津田沼店が入居。
- 2003年(平成15年)9月 - イオン津田沼ショッピングセンター(現・イオンモール津田沼)のオープンに伴い、北口を開設。