「津田駅」の版間の差分
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|} 津田駅(つだえき)は、大阪府枚方市津田駅前一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)片町線(学研都市線)の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を持つ地上駅になっている。ホーム両側に待避線設置用のスペースがあり、2面4線に拡張できるようになっているが、現在は保線車両の留置スペースとなっている。ただし絶対信号機を持たないため停留所扱いである。傾斜面上にホームがあるため、駅舎のあるフロアからホームへは階段を登る必要がある。2011年に駅舎と上りホームとを結ぶエレベータが上りの待避線設置用のスペースに設置されることになったため、上りの待避線を設置することはできなくなる。
なお、当駅はジェイアール西日本交通サービスによる業務委託駅となっており、管理は長尾駅が行っている。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | テンプレート:Color学研都市線 | 上り | 松井山手・木津方面 |
2 | テンプレート:Color学研都市線 | 下り | 四条畷・京橋方面 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
ダイヤ
日中時間帯は各駅停車が1時間あたり4本停車する。朝夕は本数が増加し、区間快速も停車する。
利用状況
大阪府統計年鑑[1]によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|
1997年 | 5,624 |
1998年 | 5,801 |
1999年 | 5,779 |
2000年 | 5,715 |
2001年 | 5,726 |
2002年 | 5,753 |
2003年 | 5,851 |
2004年 | 5,836 |
2005年 | 5,902 |
2006年 | 6,050 |
2007年 | 6,083 |
2008年 | 6,096 |
2009年 | 6,038 |
2010年 | 5,911 |
2011年 | 5,902 |
駅周辺
- 国道307号(駅の500mほど北を立体交差)
- 大阪府道736号(西側の駅前広場の前を通る)
- 大阪府道7号(駅の700mほど南を立体交差)
- 第二京阪道路(駅の900mほど南を立体交差)
- 大阪府警察学校
- 枚方市立津田小学校
- 枚方市立津田南小学校
- 交野市立倉治小学校
- 関西スーパー倉治店
- 源氏の滝
- 機物神社
- 地蔵池
- 津田サイエンスヒルズ
また、近くのメリヤス工場に、国鉄時代の鳥居型駅名標がモニュメントとして残されている。隣駅は「ながお」となっており、藤阪駅開業(1979年)以前のものである。
バス路線
- 京阪バスが運行。のりばにより営業所管轄も分けられている(管轄は2009年11月1日以降のもの)。
- 津田駅停留所
- 津田駅東口(京田辺営業所管轄)
- 1号経路 津田サイエンスヒルズ
- 2号経路 スパバレイ枚方南前
歴史
汽車時代には給水タンクがあり、上り列車はこの駅で約5分間停車して蒸気機関車に給水していた。
戦前には当駅から陸軍中宮演習場(通称・禁野火薬庫)との間に専用線が敷設されていた。現在跡地は国道307号のバイパスと遊歩道『中宮平和ロード』なっている。
- 1898年(明治31年)4月12日 - 関西鉄道の四条畷駅 - 長尾駅間延伸により開業。
- 1907年(明治40年)10月1日 - 関西鉄道が国有化され、国有鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。桜ノ宮線の所属となる。
- 1913年(大正2年)11月15日 - 線路名称改定。桜ノ宮線が片町線に編入され、当駅もその所属となる。
- 1979年(昭和54年)10月1日 - 長尾駅 - 四條畷駅間が複線化。現駅舎が竣工し、関西の国鉄線では初めて自動改札機を設置。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- テンプレート:Color学研都市線(片町線)
- テンプレート:Color快速
- 通過
- テンプレート:Color区間快速・テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速