「加古郡」の版間の差分

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加古郡（かこぐん・かこのこおり）は、播磨国の郡の1つ。風土記では賀古郡と書かれた。

現在は兵庫県加古郡2町・加古川市の加古川東詰側・高砂市・明石市の一部。基本的に加古川水系の臨海部左岸が加古郡、右岸が印南郡である。

郡内の殆んどの町村が上記3市に編入された関係で今は下の2町のみ。隣接していない。

• 稲美町（いなみちょう）
• 播磨町（はりまちょう）

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沿革

• 1889年（明治22年）4月1日 町村制施行に伴い、加古郡に下記の2町14村が発足。
  • 加古川町、鳩里村、氷丘村、神野村、野口村、平岡村、尾上村、別府村、八幡村（現・加古川市）
  • 高砂町、荒井村（現・高砂市）
  • 加古新村、母里村、天満村（現・稲美町）
  • 阿閇村（現・播磨町）
  • 二見村（現・明石市）
• 1927年（昭和2年）1月1日 二見村が町制施行、二見町発足。（3町13村）
• 1928年（昭和3年）11月15日 別府村が町制施行、別府町発足。（4町12村）
• 1929年（昭和4年）3月20日 鳩里村が加古川町に編入。（4町11村）
• 1937年（昭和12年）3月15日 氷丘村が加古川町に編入。（4町10村）
• 1948年（昭和23年）10月1日 加古新村が加古村に改称。
• 1950年（昭和25年）6月15日 加古川町、神野村、野口村、平岡村、尾上村が合併し加古川市発足。（3町6村）
• 1951年（昭和26年）
  • 1月10日 二見町が明石郡大久保町、魚住村と共に明石市に編入。（2町6村）
  • 10月1日 別府町が加古川市に編入。（1町6村）
• 1954年（昭和29年）7月1日 高砂町、荒井村が印南郡曽根町、伊保村と合併し高砂市発足。（5村）
• 1955年（昭和30年）
  • 3月31日 加古村、母里村、天満村が合併し稲美町発足。（1町2村）
  • 4月1日 八幡村が印南郡上荘村、平荘村と共に加古川市に編入。（1町1村）
• 1962年（昭和37年）4月1日 阿閇村が町制施行・改称、播磨町発足。（2町）

変遷表

関連項目

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