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上野天理線
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'''上野天理線'''(うえのてんりせん)とは、[[三重県]][[伊賀市]]の[[上野市駅]]から[[名阪国道]]などを経由し、[[奈良県]][[天理市]]の[[天理駅]]前に至る[[乗合バス]]路線である。 ==運行会社・運行本数== [[三重交通]]:1日1往復(上野・天理間直通便、土休日のみ。他に上野市駅・国道山添間区間便=毎日運行あり) ==歴史== この路線は、かつて三重交通が[[津市]]の[[三重会館]]・[[津駅]]から、[[伊勢自動車道]]を走行し[[関バスセンター]]に停車した後、名阪国道及び[[国道25号]]旧道経由で[[上野産業会館]](上野市駅前)を経て、天理駅前まで直通する「津・天理特急バス」として運行していた。当時の国鉄の[[時刻表]]などには「はくほう」([[上野城|白鳳]])の愛称付きで掲載されていた。これが分割されて津側が廃止となり、天理方面だけが残ったものである。 なお、2006年9月30日までは[[奈良交通]]も 上野 - 天理間の[[路線バス]]を2往復運行していたが、路線再編により廃止され三重交通の単独路線となった。 過去には、三重交通は[[近畿日本鉄道]](現[[近鉄バス]])や奈良交通との共同運行で、大阪市内 - 上野産業会館までの路線を運行していたこともある。この路線が廃止となったのち、[[2005年]]4月1日から三重交通が伊賀と大阪([[東梅田駅]]・[[新大阪駅]])を結ぶ高速バス路線を開設([[2006年]]8月10日からは近鉄バスも参入)した。 さらに[[2007年]]4月25日から、奈良交通と[[名鉄バス]]が 奈良 - [[名鉄バスセンター|名古屋]]間の高速バス路線を開設した(ただし伊賀市内での乗降扱いはない)。 [[2012年]]4月1日より、三重交通便は土休日1往復を除き、国道山添止まりとなった(同時に(57)菅生発着便も統合(大西 - 菅生間は廃止))。2013年3月に上野産業会館の停留所を移転、同4月からは上野産業会館の停留所名を「上野市駅」に変更した。 ==停留所一覧== *三重交通便(60系統) *: 上野市駅 - 桑町 - [[大内インターチェンジ|国道大内]] - [[伊賀上野サービスエリア|国道七本木]] - [[白樫インターチェンジ|国道白樫]] - [[治田インターチェンジ|治田インター]] - 治田東口 - 治田 - F治田公民館 - 治田西口 - F向山橋 - 五月橋 - 遅瀬口 - 波多野神社前 - F診療所前 - 中峯山 - 広代 - 春日学園前 - F春日農協前 - 春日 - 大西 - [[山添インターチェンジ|国道山添]]( - [[神野口インターチェンジ|国道神野口]] - 国道切幡 - [[小倉インターチェンジ|国道小倉]] - [[道の駅針T・R・S|針インター]] - 国道針 - [[福住インターチェンジ (奈良県)|国道福住]] - [[五ヶ谷インターチェンジ|国道五ヶ谷]] - [[天理東インターチェンジ|国道岩屋]] - [[天理インターチェンジ|国道櫟本]] - 別所 - 天理北大路 - 天理中大路 - 天理駅前) *奈良交通便 (16系統、廃止されたが参考として掲載、太字は奈良交通のみ停車) *: 上野 - 桑町 - 国道大内 - 国道七本木 - 国道白樫 - 国道治田 - '''[[五月橋インターチェンジ|国道五月橋]]''' - 国道山添 - 国道神野口 - 国道切幡 - 国道小倉 - 針インター - 国道針 - '''[[一本松インターチェンジ (奈良県)|国道一本松]]''' - 国道福住 - 国道五ヶ谷 - 国道岩屋 - 国道櫟本 - 別所 - 天理中大路 - 天理駅前 ==所要時間== *上野市駅 - 天理駅前: 73分(三重交通)・73分(奈良交通) *上野市駅 - 針インター: 44分(三重交通)・42分(奈良交通) *針インター - 天理駅前: 29分(三重交通)・34分(奈良交通) ==運行経路== *三重交通 *:伊賀市 - ([[上野東インターチェンジ|上野東IC]]) - 名阪国道 - (治田IC) - 国道25号旧道 - (山添IC) - 名阪国道 - ([[天理インターチェンジ|天理IC]]) - 天理市 *奈良交通 *:伊賀市 - (上野東IC) - 名阪国道 - (天理IC) - 天理市 ==特徴== *[[高速バス]]に近い形態であるが、[[高速道路]]ではなく[[高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路|一般国道自動車専用道路]]である名阪国道を走行するため、一般の[[路線バス]]扱いとなっている。なお、三重交通便は2005年4月以降、治田 - 山添間を名阪国道経由から旧道経由に変更した。 *系統番号は60である(奈良交通便の系統番号は16であった)。 *三重交通は名阪国道を時速60kmで走るダイヤ、奈良交通は名阪国道を時速55kmで走るダイヤであったため、三重交通便と奈良交通便で所要時間が若干異なっていた。 *旧・上野産業会館停留所は、奈良交通便ではただ単に「上野」という名称になっていた。なお、奈良交通はかつて名阪国道経由とは別に京都府の[[山田川駅]]から月ヶ瀬口を経て上野まで国道163号経由の路線も運行していた。 *奈良交通では当路線撤退後も、天理駅前から[[山添インターチェンジ|国道山添]](17系統)・[[道の駅針T・R・S#針インターバスストップ|針インター]](18系統)・[[奈良県立山辺高等学校|山辺高校]](21系統)まで名阪国道経由の路線バスを運行している。これら3箇所へは、かつて奈良市内からも直通していた。また、国道山添・針インターでは[[奈良交通#昼行高速バス|奈良名古屋線]](2007年4月25日より名鉄バスと共同で運行開始)でも乗降扱いを行っている。なお、17系統(天理駅 - 国道山添間)の内2本は、国道山添で三重交通60系統(国道山添 - 上野市駅間)との乗り換えを考慮したダイヤになっている。 ==車両== *三重交通の車両は、車椅子対応車両のいすゞの中型ワンステップバス「[[いすゞ・エルガミオ|エルガミオ]]」である。2005年11月頃までは[[日野自動車]]の「[[日野・リエッセ|リエッセ]]」が使用されていた。それよりも前は[[名古屋上野高速バス]]と共通のA特急車(高速車)が使用されていたが、2005年4月に一部区間を旧道経由に変更したため リエッセに置き換えられた。 *奈良交通の車両は、かつては観光タイプの車両が多かったが、末期にはいすゞLTなどの一般路線車であった。 *三重交通は2回程いすゞの大型ワンステップバス「[[いすゞ・エルガ|エルガ]]」を一時使用したことがある。2回目は治田インター付近でのエルガミオの事故により、その代車として使用された。2回目の一時使用終了以降、同路線でのエルガの走行は見られない。 *2007年6月26日、三重交通は車検の関係からか、かつて使用していたA特急車(高速車)を一度だけ使用した。その時は当然そのA特急車は 治田 - 山添間において名阪国道は経由せず、既定どおりの旧道経由で運行された。 ==関連項目== *[[忍者ライナー (高速バス)|忍者ライナー]] (61系統、上野市 - 大阪) *[[名古屋上野高速バス]] (62系統、上野市 - 名古屋) == 外部リンク == *[http://www.sanco.co.jp/ 三重交通ホームページ] *[http://www.narakotsu.co.jp/ 奈良交通ホームページ] [[category:三重交通|うえのてんりせん]] [[category:奈良交通|撤てんりうえのせん]] [[category:近畿地方のバス路線|うえのてんりせん]] [[category:中部地方のバス路線|うえのてんりせん]]
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