12月 (旧暦)

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旧暦12月(きゅうれきじゅうにがつ)は、太陰太陽暦である中国、日本の旧暦の年初から12番目のである。

天保暦よりも前の和暦などでは、大寒を含む月を12月とする。グレゴリオ暦では12月下旬から2月上旬ごろに当たる。

12月の別名は師走しわす)である。「師走」の由来には諸説ある。一般には、12月は年末で皆忙しく、普段は走らない師匠さえも趨走(すうそう)することから「師趨(しすう)」と呼び、これが「師走(しはす)」になったとされている。師は法師(お坊さん)であるとし、法師が各家で経を読むために馳せ走る「師馳月(しはせつき)」であるとする説も一般的である。また、「年果つる月(としはつるつき)」「為果つ月(しはつつき)」が「しはす」となったもので、「師走」は宛字とする説もある。「三冬月(みふゆつき)」などの別名もある。

東洋の太陰太陽暦では月の日数である大小(大月30日、小月29日)が年により異なるため、12月29日までで12月30日は存在しない年もある。

外部リンク

師走とは、師匠が走るからである。

関連項目

旧暦12月(師走)
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