阿部潔

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阿部 潔(あべ きよし、1964年 - )は、日本社会学者。専門は、メディア論、カルチュラル・スタディーズ

名古屋市生まれ。関西学院大学社会学部卒業後、東京大学大学院社会学研究科修了。東京大学社会情報研究所助手、関西大学総合情報学部専任講師・助教授を経て、現在、関西学院大学社会学部教授。2009年10月より、同大学先端社会研究所所長。博士(社会学)

著書

単著

  • 『公共圏とコミュニケーション――批判的研究の新たな地平』(ミネルヴァ書房, 1998年)
  • 『日常のなかのコミュニケ-ション――現代を生きる「わたし」のゆくえ』(北樹出版, 2000年)
  • 『彷徨えるナショナリズム――オリエンタリズム/ジャパン/グローバリゼーション』(世界思想社, 2001年)
  • 『スポーツの魅惑とメディアの誘惑――身体/国家のカルチュラル・スタディーズ』(世界思想社, 2008年)

共編著

  • 石田淳)『ダイアローグで学ぶ基礎社会学』(関西学院大学出版会, 2002年)
  • 難波功士)『メディア文化を読み解く技法――カルチュラル・スタディーズ・ジャパン』(世界思想社, 2004年)