長者原駅
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長者原駅(ちょうじゃばるえき)は、福岡県糟屋郡粕屋町大字仲原にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。
篠栗線を所属線[1]とし、香椎線を加えた2路線が乗り入れ、接続駅となっている。また篠栗線は愛称の「福北ゆたか線」の区間に含まれている。
駅構造
篠栗線(福北ゆたか線)用の島式ホーム1面2線の西端上を、香椎線用の単式ホーム1面1線の高架がほぼ直角に立体交差している。篠栗線ホーム上に橋上駅舎を備える。以前は篠栗線側も1面1線であったが、2001年(平成13年)10月6日の福北ゆたか線電化にあわせて交換設備が設置された。狭い土地に交換設備を設置したために曲線がきつく、駅構内は35 - 60km/hの制限速度が設定されている。
直営駅で、みどりの窓口が設置されている。JR九州の駅で唯一接続表示灯という設備を持つ。これは福北ゆたか線に遅れが出た際、香椎線の乗換列車を待たせるためのもの。 また、駐輪所と階段を利用した自由通路がある。
のりば
1 | テンプレート:Color福北ゆたか線 | (上り) | 篠栗・新飯塚・直方・折尾方面 |
2 | テンプレート:Color福北ゆたか線 | (下り) | 博多方面 |
3 | テンプレート:Color香椎線 | (上り) | 香椎・西戸崎方面 |
(下り) | 宇美方面 |
利用状況
2011年度の1日平均乗降人員は6,600人である。
乗降人員推移[2] | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2006年 | 5,000 |
2007年 | 5,500 |
2008年 | 5,700 |
2009年 | 5,900 |
2010年 | 6,300 |
2011年 | 6,600 |
駅周辺
篠栗線、香椎線の立体交差部に後から設置された駅であるため、住宅地の中のややわかりにくい場所にある。
- 粕屋町役場
- 駕与丁(かよいちょう)公園(駕与丁池)
- 福岡県立福岡魁誠高等学校
- 粕屋町立粕屋中央小学校
- サンレイクかすや
- 福祉センター(粕屋町)
- 粕屋町総合体育館(かすやドーム)
- 粕屋町立総合図書館(粕屋フォーラム)
- 粕屋警察署 粕屋交番
- 長者原郵便局
歴史
篠栗線と香椎線(宇美線)の立体交差地点に設置された乗換駅であるが、篠栗線の原町駅との距離が余りに短い(1km以下)ため、地元から要望されつつも国鉄時代には建設が実現しなかった。当駅が設置されたのは国鉄分割民営化がなされJR九州が成立した直後のことであった。
なお、現在の長者原駅は駅(停留場)名としては3代目であり、初代は現在の伊賀駅(1904年1月1日開業、1908年10月1日改称)で、2代目は1935年2月5日伊賀 - 酒殿間に設置された停留場(1942年に廃止)であった。
隣の駅
- 九州旅客鉄道
- テンプレート:Color福北ゆたか線(篠栗線)
- 香椎線
脚注
- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ↑ 粕屋町 町勢要覧 JR各駅別利用状況
- ↑ http://www.town.kasuya.fukuoka.jp/chiiki/machinoshokai/aramashi/index.html