野内駅
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野内駅(のないえき)は、青森県青森市大字野内字菊川にある、青い森鉄道青い森鉄道線の駅である。
駅構造
青森駅管理の無人駅。朝ラッシュ時間帯のみ八戸臨海鉄道への委託で改札業務を行う。上下ホームに待合室と地上部と連絡するエレベーターがあり、下りホーム(2番線)の待合室内にはタッチパネル式自動券売機が設置されている。
のりば
1 | テンプレート:Color青い森鉄道線(上り) | 野辺地・八戸方面 |
2 | テンプレート:Color青い森鉄道線(下り) | 青森方面 |
駅周辺
- 青森県立青森工業高等学校
- サークルK 青森野内店
- 青森市営バス東部営業所
- 青森市営バス 野内駅前バス停留所
- 野内郵便局
- 野内駅前広場
- 駅通りの高架橋をくぐる部分は高さ制限がある。
バス
歴史
かつての旧駅舎([[[:テンプレート:座標URL]]40_51_28.3_N_140_49_31.7_E_region:JP-02_type:railwaystation&title=%E6%97%A7%E3%83%BB%E9%87%8E%E5%86%85%E9%A7%85%E8%B7%A1 地図]、地上駅)時代は、付近の石油タンクからの石油、山からの石灰石を運ぶため、貨物の取扱量が多かった。また、石灰石や遠く上北鉱山からの鉱石をこの駅に送るために、索道(ロープウェイ)が通じていた。鉱石を積み込む施設は現存するが線路は撤去され、隧道も閉鎖されている。
2011年3月12日、旧・野内駅から青森駅寄りに1.6km離れた青森市営バス東部営業所付近へ移転した。ただし、前日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響により実際の営業を開始したのは3月14日からである。なお、旧駅は跨線橋が撤去、ホームのコンクリートが剥がされた。
- 1893年(明治26年)7月16日 - 日本鉄道の駅として開業。
- 1907年(明治39年)11月1日 - 日本鉄道の国有化により国有鉄道の駅となる。
- 1983年(昭和58年)2月1日 - 無人化。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2010年(平成22年)12月4日 - 東北新幹線全線開業に伴い、青い森鉄道に移管。
- 2011年(平成23年)3月12日 - 青森県立青森工業高等学校の移転に合わせて、青森市営バス東部営業所付近へ移転。事実上、移管後の新駅になる。[1]
- JR Nonai sta 001.jpg
JR東日本運営時代の旧駅入口(2009年9月)
- AoimoriRailway NonaiStation 110305.jpg
青い森鉄道移管後の旧駅入口(2011年3月)
隣の駅
- 青い森鉄道
- テンプレート:Color青い森鉄道線
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 東北本線(旧線)
- 野内駅 - 浪打駅