超重神グラヴィオン

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テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer超重神グラヴィオン』(ちょうじゅうしんグラヴィオン)は、2002年10月7日から同年の12月16日まで、フジテレビの毎週月曜の深夜2時10分から放送された、日本テレビアニメである。全13話。GONZOによって制作されたロボットアニメである。

2004年1月からは続編の『超重神グラヴィオンZwei』(ちょうじゅうしんグラヴィオンツヴァイ)が、UHFアニメとして放送された。全12話。

本項では両作品の内容を合わせて解説する。

ストーリー

西暦2041年。突如現れた、正体不明の敵「ゼラバイア」が地球に迫っていた。ゼラバイアの地球侵攻を予見し、密かに対準備を進めていた謎の大富豪、クライン・サンドマンは武装戦隊「アース・ガルツ」を率いて、ゼラバイアに立ち向かう。アースガルツが所有する人型メカ「グランカイザー」に4台の戦闘機「グランディーヴァ」が合体することで巨大ロボット「ゴッドグラヴィオン」が誕生する。ゴッドグラヴィオンは、その強大な力でゼラバイアを撃退する。

登場人物

グランナイツ

天空侍 斗牙(てんくうじ とうが)
- 福山潤千葉紗子(少年期)
17歳。グランカイザーのパイロット。身長173cm。
本作の主人公。赤ん坊の際、両親を事故でなくしサンドマンの管理下にあった孤児院に預けられる事になり、後述するフェイともそこで知り合いになった。G因子が先天的に極めて強かった。ゴッドグラヴィオン、アルティメットグラヴィオンは彼の「エルゴフォーム」の掛け声により合神を果たす。
幼い頃、サンドマンに孤児院から引き取られ、グランカイザーのパイロットとなるべく訓練に明け暮れていた。以降、城から出たことがなかったため大変な世間知らず。多数のメイドたちにお世話されるサンジェルマン城の生活を当たり前と考えており、羞恥心に乏しい。女性ばかりに囲まれて育ったため、エイジと出会うまでは同年代の少年とは会った事すらなかった。かなりの天然ボケで、悪気なく地雷を踏んだり、冗談を鵜呑みにしてしまうことなども多い。エイジが加入してからはよく行動を共にし、一緒に城から抜け出して遊んだりもしている。
エイジのように自発的に行動することは少なく物語の中心となる場面も少ない。逆にゼラバイアとの戦闘は斗牙を中心に展開される。
二重人格めいたところがあり、普段はとても温厚で柔和かつ人当たりの良い性格だが、戦闘時は別人のように冷徹な戦闘マシンとなり、性格や言動も大きく変化する。これは対等な人間関係を形成できる環境にない状況で、偏った教育を施してしまった事が原因である。その性格の変化に対し斗牙本人は殆ど自覚が無く、第1期終盤に仲間の犠牲さえ躊躇せず敵を倒そうとしたために、エイジと激しく衝突し、彼がグランナイツを一時離脱した事がきっかけで改めて自分の欠点に気付き、それ以降は戦闘中でも徐々に本来の性格を保てるようになっていった。
彼のモチーフは童話ピノッキオの冒険』に登場するピノッキオであり、それゆえ物語では彼が人間になるまでの過程も描かれている。リィルに親切心からある事実を話してしまい、結果リィルを一時昏睡状態にしてしまう。その後の戦闘で更にエイナを失ったショックから一時逃亡、その際にフェイからグラントルーパー隊へスカウトされ、誘いを受けようとしたがエイジの説得で立ち直りグランナイツに復帰した。自らが幼い頃にサンドマンと約束した地球を守る「牙」となる事を見出す。グランカイザーの力を100%引き出す事が可能な操縦技術はもとより、戦術面では的確に指示を出す。また、生身での戦闘能力もかなり高い。グランカイザー(グラヴィオン)の操縦方法のせいか、戦闘中は拳を突き出したりするなど動きが極めて多い。
好きな飲み物は、エイジと一緒に城から抜け出した際に知ったコーラで、後にリィルにも勧めたりしている。戦闘時のコスチュームは紫色。
なお、主人公としてのポジションであると同時に監督曰くヒロインであり、Wヒーローの一人であるテンプレート:要出典
紅 エイジ(しぐれ エイジ)
声 - 鈴村健一
17歳。Gアタッカー及びGeoミラージュのパイロット。身長178cm。
両親はおらず、親代わりで唯一の肉親である行方不明の姉、アヤカを捜していた。サンジェルマン城に侵入した時にゼラバイアが襲来、成り行きでグランナイツの一員となる。エイジの主観視点によって進む物語展開は多く、もう一人の主人公。
正義感が強く、直情的な熱血漢。行動力とバイタリティに溢れている。アヤカを捜すため、隙を見つけては謎と秘密の多いサンジェルマン城を探索している。極度の負けず嫌いで、斗牙への対抗心からグランカイザーに乗り込んでゼラバイアを撃退(身体的な負担が大きく戦闘後は消耗してボロボロになる)したり、『Zwei』第1話では脱衣ポンジャンで大負けして残りのグランナイツともどもメイド修行させられている。サンジェルマン城では貴重な男手として力仕事に駆り出される事も多い。
エイジとの出会いが斗牙の人間的な成長のきっかけとなっており、他のグランナイツたちやアースガルツのメンバーにも多分に影響を与えている。三人のちびメイドには非常に好かれており、良い兄貴分として相手をしている。事実上の休学状態にある高校でも人気者で友人は多い。幼馴染みで同級生のユミから好意を寄せられている。小説版によれば、エイジ自身は自らをグランナイツを兄弟として仮定した場合の長男であると定義付けている。戦闘時は赤を基調としたコスチューム。
作中において斗牙に匹敵するパイロットとして成長を遂げていく。前期はあくまで可能性を示唆するに留まっており、Gアタッカーでもゴッドグラヴィオンでも専用装備は牽制攻撃のグラヴィトンミサイルだけ。後期ではソルΣグラヴィオンに搭乗しゴッドグラヴィオンとタッグを組んだこともある。ソルグランディーヴァの中心となるGeoミラージュへの搭乗を望まれたのも、グランカイザーのコアである斗牙の強い信頼を得ている為である。ソルグラヴィオンは彼の「エルゴフォーム」の掛け声により合神を果たす。後期『Zwei』の主題歌「紅の牙」は、彼と斗牙をイメージして作られた曲となっている。
かなり異色な主人公の斗牙と比較して、合体ロボットアニメの主人公としては王道といえる性格の持ち主。テンプレート:要出典範囲
城 琉菜(ぐすく るな)
声 - 池澤春菜
16歳。Gドリラー及びGeoジャベリンのパイロット。身長156cm。
沖縄県出身。G因子の保持者であったためサンドマンにサンジェルマン城に呼ばれ、グランナイツの一員となる。目が大きく赤毛のツインテールが特徴。
明朗快活ではあるが、少し乱暴なところがあり、馬鹿をしでかすエイジに鉄拳制裁を加えるのが役目。リィルの良き親友で、彼女の心に大きく影響を与えている。幼い頃に出会っていた斗牙に想いを寄せるものの、積極的になれずにいる。最終決戦時に「斗牙の隣に立ち、斗牙と同じものを見る事が出来る」のがリィルだと気付き、その胸には複雑な想いが去来した。また、エイジとは喧嘩友達で一緒にいる事が多く「ドリル女」と揶揄されている(琉菜の帰省を中心にした第7話は「渚のドリル少女」)。
クッキーからはエイジに気があると誤解されているが、琉菜自身エイジに対しても満更ではない節があり、小説版では、自分がEFAに囚われた際にエイジが来てくれると信じていたり、エイジ本人が本当に助けに来てくれた際に抱きつくなどの展開があった。エピローグにおけるサンドマンとアヤカの結婚式の際にも、エイジと結婚するのかと仄めかしたクッキーに対し、二人そろって赤面している。
なお、母親は病死しており、父親はサンドマンの下で尽力していた先代のレイヴンである。地球襲来前のゼラバイア探索に向かい命を落とした事で、レイヴンの役割はエイジの姉であるアヤカが引き継ぐ事となった。
戦闘時は膝や胸元を露出したハイレグレオタードのピンク色のコスチュームを着用している。
ミヅキ・立花(ミヅキ・たちばな)
声 - 浅川悠
22歳。Gストライカー及びGeoスティンガーのパイロット。身長178cm。
グランナイツのメンバーの中では最年長者であり、Gストライカーの操縦のみならず、生身での白兵戦もこなす戦闘のプロ。エイジの姉、アヤカとは親友同士。一見、男を誘惑するのが好きな女性に見えるが実際は簡単になびく男は嫌いらしい。軍人のとしての能力は高い様子。
実は地球統合政府軍EFA(イーファ)と繋がりがあり階級は中尉(少尉)その為後述するフェイとも顔なじみだった、その目的はイーファの為、グランナイツの内部偵察とグラヴィオンの設計データを取得すること(その結果グラントルーパーが完成した)である。その後任務を果たしてEFAに戻り引退状態だったが、アヤカやグランナイツへの未練からエイジや斗牙と共に琉菜を奪還し、グランナイツに復帰する。なお、前述のGナイツを兄弟とした場合ではエイジより年上の長女とされるが、ミヅキ自身は「長女はいつかお嫁に行ってしまう(近いうちにこの城を去る)」と語っており、自身がスパイであることを暗示していた。
酒癖はかなり悪く酔うとからむ。爆乳で胸を強調した露出の高いコスチュームを普段から身につけている。
Zwei第6話にて、フィッツジェラルドに立花中尉と呼ばれているが、第9話では何故か立花少尉と呼ばれている。
エィナ
声 - 中原麻衣
外見年齢16歳。Gドリラーのパイロット。眼鏡をかけたメイド。154cm。
ドジで失敗も多いが何事にも一生懸命に取り組む性格。サンジェルマン城のメイド長でもある。気弱で泣き言を言う場面が多く、ゴッドグラヴィオンの合体時にもただ一人慌てている。斗牙が幼い頃から見守り母親としての役割と果たしてきたため、彼から並々ならぬ信頼を寄せられている。また、彼女も斗牙の為には命すら投げ出す事も厭わない。その正体はサンドマンによって作られた人造人間プロトディーヴァであり、その姿は何十年も変わっていない様子。眼鏡をかけているのは、アンドロイドの目を斗牙に見られないようにしているためである。
とある出来事により、消滅してしまう。
戦闘時はフリルのついた淡いピンクのコスチュームを着用している。
エィナツヴァイ
声 - 中原麻衣
外見年齢16歳。Geoジャベリンのパイロット。実は彼女こそエィナの本体である。月においてソルグラヴィオンとともに眠っていた。性格はコピーと違い前向きで明るい。
髪の色が緑からピンクになり、眼鏡の着用率も低下しているため、かなりのイメージチェンジとなっている。なお、本編では一貫してエィナと呼ばれており、エイナツヴァイという名称はムック本『超重神グラヴィオン グラヴィトンアートワークス』(新紀元社)の設定資料による判明したもの。戦闘時には、大胆で派手なハイレグレオタードタイプのコスチュームを装着する。
リィル・ゼラバイア
声 - 桑島法子
14歳。Gシャドゥ及びGeoキャリバーのパイロット。152cm。
第一期当初はアニメ雑誌などで「謎の少女」と紹介され、戦闘には参加するものの、正体は全くの不明であった。サンドマンによって、サンジェルマン城の南の塔に密かに保護されていたが、斗牙とエイジに見つかったのを機に、グランナイツのメンバーやメイド達にその存在が明らかとなる。
初めは「おじさま」と呼んで慕うサンドマン以外には心を閉ざしていた。琉菜の優しさやエイジの明るさに触れ、少しずつ周囲に心を開いていく。ツヴァイの頃には随分、表情も豊かになった。後にエイジの姪にあたるようになるが年齢が近い為、兄のように思っている。前述したように、「Gナイツを兄弟として見た場合」に最も末妹となるのが彼女であり、小説版ではその事に暖かさを感じつつも、サンドマンやエイジを初め、城の皆が自分に気を使っている事に申し訳なさを感じていた。その中で、自分を庇護するだけではなく常に対等の立場で接した斗牙に対しては、心を許し気の置けない間柄となった。
穏和で物静かではあるが、芯は強い。いつもロロットという名前のフェレットを連れて歩いている。
戦闘時にほとんどの女性パイロットが露出の多いコスチュームを身につける中、リィルは青を基調とした全身タイプのスーツで肌の露出は一切ない。
その正体はサンドマンとヒューギ・ゼラバイアの妹ルフィーラの娘である。そのことを斗牙から知らされた際、精神的ショックにより一度は昏睡状態に陥るが、再び集った仲間達の暖かさに触れて目覚め、伯父と戦う運命を受け入れていく。

サンジェルマン城の住人

クライン・サンドマン
声 - 速水奨
年齢不詳(外見は設定上30代後半)。メイドの居る城「サンジェルマン城」に住んでいる謎の大富豪。188cm。
独特の美学を持ち、キザで持って回ったセリフ回しが特徴。独特のポーズと共に「グランナイツの諸君、合神せよ!」と指示を出す。緑色の宝石がはまったステッキを所持しており、この宝石が超重剣の起動キーとなっている。
本名ジーク・エリクマイヤー。武装戦隊アースガルツの司令官である。司令官としては非常に優秀で、戦闘時にはグランナイツに冷静かつ適切な指示を出し、戦況に応じて新装備を提供している。また、何事もそつなく優雅にこなし、暴漢相手にも華麗に一蹴してしまう完璧振りを見せており、メイド達からは全面的な好意と信頼を受けている。反面、「一度言ってみたかった」と言ってグラヴィオンの合体にあわせて叫んだり、スリッパで卓球をして様々な技を披露したりとかなりお茶目な性格でもある。
オーバーテクノロジーの塊であるグラヴィオンを建造したり、ゼラバイアの襲来を予期していたりと、当初から謎が多かった。ツヴァイでは、それらの謎の真相とともに秘められた過去が明らかになる。なお、劇中においてサンドマンは、18世紀のヨーロッパに実在した謎の男サンジェルマン伯爵と同一人物であることがほのめかされている。実は地球人ではなく、別の星の住人(つまり宇宙人)であり、とある事情から故郷を捨て地球をゼラバイアの魔の手から守るためにやって来た。もともと髪は金髪だったが、G因子を永久新陳代謝機能にしていたため、本来の金髪から紫色の髪になり、仮面によって記憶を継承するレイヴンのサポートを必要としていた。G因子を使う場合不死身では無くなる。少なくとも1000年以上は生きており、地球の歴史に裏から干渉していた。
なお、同じ大張正己が監督を務める『獣装機攻ダンクーガノヴァ』の第6話にて、フィッツジェラルド大統領と共に出演している。ちなみにこちらは舞台が少なくとも60年程のちの時代である。
レイヴン
声 - 緑川光
仮面の男。180cm。サンドマンの右腕として彼の補佐やグランナイツの訓練を監督し、サンドマンからの信頼は非常に厚い。
常に沈着冷静だが、皆が遊びに行っている時に自分だけ留守番を食らうと壊れ気味になったり、温泉の入浴券を貰って泣きながら喜んでいたりとおかしな所もある。また、酒に酔い、テセラ、マリニア共々、自分達の不遇な立場に落ち込んでいたこともある。
サンドマン同様に謎が多い人物である。
仮面によって歴代レイヴンの記憶を継承し、サンドマンを補佐してきた。先代のレイヴンは琉菜の父親。現在のレイヴンはエイジの姉、紅アヤカ。
オリジナルのレイヴンは、眼鏡をかけた青年。かつて惑星セリアスにおいて、ジーク(サンドマン)の助手として共にグランΣを製造した。
紅アヤカ(しぐれ アヤカ)
声 - 根谷美智子
地球統合政府軍EFAの将校として、ミズキと共にサンドマンの内偵を進めていた。
ミズキとは親友。エイジの実姉である。本来、Gアタッカーにのるはずだったのだが、G因子が薄かったせいでパイロットになれなかった。
先代のレイヴンであった琉菜の父親からレイヴンの仮面を受け継ぎ、サンドマンの補佐を務めると同時に、新たに加わったエイジにも厳しく接していたが、エイジが危険な目に遭遇した時にはレイヴンと言う役割を通り越して、感情的になっている事があった。
ゼラバイアとの最終決戦終了後、サンドマンと結婚式を挙げた。
テセラ
声 - 内川藍維
オペレーターメイド。
オペレーターメイド3人娘の1人でリーダー格。しっかり者で苦労性。真面目すぎる性格の為、些細な事で必要以上に思い悩む事も多い。
チュイル
声 - 高橋美佳子
オペレーターメイド。
オペレーターメイド3人娘の1人。明るく華やかではあり武術も嗜んでいるが、場違いな発言をしてテセラに怒られることもしばしば。
なお、口癖の「ぱよ」はチュイル役の高橋美佳子と大張正己監督のアイデアによるものテンプレート:要出典
マリニア
声 - 水樹奈々
オペレーターメイド。
オペレーターメイド3人娘の1人。歌うことが好きなようで、サンドマンからカラオケマイクを渡された際には、かなりノリノリになっていた。
ブリギッタ
声 - 釘宮理恵
ちびメイド。元気でやんちゃな性格。エイジに懐いているが、彼を玩具にすることもしばしば。
エイジとのゲーム対決では負け知らずで、エィナ以外のグランナイツ5人をメイドにしたこともある。
アーニャ
声 - 間宮くるみ
ちびメイド。礼儀正しく明るい性格。エイジに懐いている。
セシル
声 - 大前茜
ちびメイド。非常に無口で照れ屋な性格。エイジに懐いている。
買い出しの際にゼラバイアとの戦闘に巻き込まれ命を落としかけたが、エイジに助けられて事なきを得た。このときの出来事が原因で、エイジは一時サンジェルマン城を離れている。
クッキー
声 - くまいもとこ
護衛メイドの隊長。女性であるにも拘らず戦闘力は高く巨漢。大人二人、子供三人を背負って爆走できるほどの力持ち。サンドマンからの信頼も厚く、リィル外出時は運転手ボディガードを勤める。また、グラヴィオンの戦闘時には、Gフォートレスのメインパイロットを務め、グランナイツの援護を務める事も多い。
トリア
声 - 桃井はるこ
メカニックメイド。メカをこよなく愛する根っからの技術者。よく機体を大破させるグランナイツのメンバーに頭を痛めている。また、グラヴィオンの戦闘時には、Gフォートレスのサブパイロットを務め、グランナイツを援護する事も多い。夢中になると周りが見えなくなる性格。
サンドマンの依頼でグラヴィオン搭乗者の穴を埋める「グランファントムシステム」を作成。「グラヴィトンブレイカー」も彼女の作品。
ディカ
声 - 中島沙樹
サンジェルマン城の看護メイド。マッドサイエンティストを思わせるその言動はかなり危うい。
ローザ
声 - 根谷美智子
秘書メイド。登場回数は全メイド中最少。

EFA関連

フェイ・シンルー
声 - 千葉紗子
漢字で書くと「飛 心露」となる。地球統合政府EFA所属。ゼラバイアに対抗するために組織された量産型グラヴィオン・Gトルーパー(グラントルーパー)搭乗チーム「Gソルジャー隊」のリーダーにしてエースパイロット。階級は大尉だがミズキの方が先輩のためか彼女を「お姉さま」と呼ぶ。
その戦闘技術は斗牙にも引けを取らず、優れた運動能力と頭脳を持ち合わせているものの感情的になりやすい面がある。
幼少期を斗牙と共に孤児院で過ごしており、当時は彼の姉貴分であった。しかし、信頼し敬愛していたサンドマンが斗牙を選び連れて行ったことがきっかけで、両者が自分を裏切ったものと認識していた(ただし、前期では斗牙は赤ちゃんの頃からサンジェルマン城にいたとされているので、矛盾が生じている)。
失意に沈んでいた斗牙をグラントルーパー隊にスカウトするものの、エイジの登場により失敗。その後の戦闘で斗牙やサンドマンを超える為に闘うが力及ばず、ソルΣグラヴィオンに助けられる形となった。その後はわだかまりを捨て、斗牙達を助ける為に力を貸した。また、その戦いの後サンドマンとの再会を果たす。そしてサンドマンから、「強く、美しくなった。」と褒めてくれた事で、斗牙に続きサンドマンとも和解でき、サンドマンとあやかとの結婚式に参加していた。
アレックス・スミス
声 - 諏訪部順一
地球統合政府軍EFAの空軍将校。ロボットアニメのファンであるらしく、グラヴィオンに対しても特別な感情を抱いている。黙っていれば二枚目だが根は三枚目で、テセラには「頭軽そう」と評された。
重度の女好きであり、作中では女性を口説こうとする場面が多くあった。なお、女装したエイジを男と気づかずに口説こうとして張り倒されたこともある。
優れたパイロットでありEFA軍人としての矜持を持って闘っているが、それだけではなく自らの信念の為に戦う。好物は牛丼と納豆と、かなりの日本通でもある。
ZweiはGソルジャー隊に転属、Gトルーパーのパイロットとなり戦い抜き、最終局面ではグランナイツに力を貸した。階級は中尉。
ジョゼ
声 - 川田紳司
陽気でサッカーが得意なEFA将校。Gソルジャー隊の一人。女性的な口調のオカマ。階級は不明。
イワン
声 - 石川英郎
眼鏡をかけた冷静沈着なEFA将校。Gソルジャー隊の一人。計算で物事をあらわすのが癖である。階級は不明。
ハンス
声 - くまいもとこ
少し子供じみた所がある、EFA将校で射撃の名手。Gソルジャー隊の一人。ドリルにたいして拘りがある。階級は不明。
ウィリアム・ウォーレス・フィッツジェラルド
声 - 立木文彦
地球統合政府EFAの大統領。リンダという美人の妻とステファニーという美少女の娘がいる。気さくな人柄であるが、ゼラバイア並に得体の知れない民間人に地球の防衛を委託する事に抵抗を抱いていたのか、サンドマンの行動に対してはZwei終盤まで警戒心を抱いていた。このためEFAのアヤカとミズキを偵察に向かわせ、グラヴィオンのデータを盗ませた。なお、Gトルーパーはこのデータをもとに開発された。
最終的にサンドマンと和解し、アースガルツへの協力を約束した。
名前は劇中では呼ばれず、DVDの特典にてサンドマンによって呼ばれたものである。
なお、同じ大張正己が監督を務める『獣装機攻ダンクーガノヴァ』の第6話にて、サンドマンと共に出演している。
井上
声 - 浅野真澄
大統領の秘書。EDテロップでは「井上さん」と書かれている。
バーネット博士
声 - 松本梨香
Gトルーパーの開発者。美人だが気が強く、取っ付き難い所がある。聡明であるものの、瑠菜を試験体にした事を漏らしてしまい怒りを買ってしまったことがある。
ヨシズミ博士
声 - うすいたかやす
グラヴィオンやゼラバイアの生態の研究を行っている。

民間人関連

ユミ
声 - 折笠奈緒美
エイジの幼馴染でありクラスメイト。エイジに気がある素振りを見せる。
カオリ
声 - 浅野真澄
エイジの女友達でクラスメイト。斗牙を気に入っている。前期と後期では髪の色が違う。
高須
声 - 山岸功
エイジの友達でクラスメイト。病的なまでのメカマニア。トリアと気があっており、本人も図らずも、女友達をゲットしてしまっている。
大鳥
声 - 田坂秀樹
エイジの友達でクラスメイト。可愛い女の子が大好き。可愛い女の子に囲まれているエイジの事を羨ましく思っている。
ヒヨコ売りの男
声 - 石川英郎
都市の路上や温泉街で背中に星模様の付いたヒヨコを売っている、色黒で大柄な男。七色に輝く鳥を飼っていたり、暴漢2人を一撃で倒したりと、謎の多い男である。サンドマンとも面識があるようで、お互いに信頼し合っていたり、彼の結婚式の際には牧師をしていた。

ゼラバイア関連

ヒューギ・ゼラバイア
声 - 堀内賢雄
「Zwei」にてその姿をあらわしたゼラバイアの指導者と思われる人物。その正体はサンドマンの義理の兄で、彼の婚約者のルフィーラの兄である。とある事件からサンドマンを怨むようになり、元々破壊兵器であったゼラバイアを使い人類抹殺を企む。
ルフィーラ・ゼラバイア
声 - 桑島法子
ヒューギとともにゼラバイアの監視を行っている女性。実はヒューギの妹でサンドマンの妻、そしてリィルの母親である。本人は他界しており、ヒューギの傍にいるのは彼女のアンドロイドである。

登場メカ

グランナイツ(登場メカ)

グランカイザー
全グラヴィオンの中核となる人型ロボット。
かつてサンドマンが開発したグランシグマを元に造られているが、戦闘用であるため「創星機」としての機能はない。サンドマンの承認により、斗牙の掛け声に寄る「エルゴフォーム」と呼ばれる重力フィールド展開を行う。これによりグランカイザーの持つ武装の攻撃性能をアップさせることができる。グランカイザー単体での「エルゴフォーム」の展開に機体そのものによる時間制限は存在しないものの、搭乗するパイロットへの負荷が高いため、「エルゴフォーム」を発動できる時間は限られている。武装はグラヴィトンアークのみであるため、単独での戦闘時はパンチやキックといった格闘術を用いる事が多かった。また、エルゴフォームの展開時に一瞬の隙が存在し、そこを突かれて窮地に陥ったこともある。開発・製造には250年の時間を要した。
グラヴィオンのパワーはグランカイザーによってもたらされていると言っても過言ではない。
基本的には斗牙の専用機だが、一度だけエイジが操縦したこともある。
グランディーヴァ
単独での運用が可能であると同時に、グランカイザーおよびグランシグマと合神することでゴッドグラヴィオンおよびゴッドΣグラヴィオンとなる機動兵器の総称をグランディーヴァという。その操縦にはある程度以上のレベルのG因子を持ち合わせている必要があるため、パイロットは限られていた。
各種グランディーヴァは単体としても既存の兵器より優れた戦闘力を持ち、最新鋭の戦闘機ですらダメージを与えられなかったゼラバイアに対しても有効打を与える事ができた。また、変形する事で海中へ潜行することが可能である。
Gシャドウ
ゴッドグラヴィオン、ゴッドΣグラヴィオンの胸部分になるステルス戦闘機型のグランディーヴァ。パイロットはリィル。
非常に高いステルス性を持ち、光学迷彩を用いて機体を隠蔽することもできる。
Gドリラーと単独で合体可能。
Gドリラー
ゴッドグラヴィオン、ゴッドΣグラヴィオンの腕部になる重戦車型のグランディーヴァ。単独での飛行能力を持たないため、出撃時はGシャドウと合体する。パイロットは、琉菜とエィナ。Gドリラーの時にはコクピットがタンデム配置となっているが、合神時には左右の腕に分割するのにあわせて、それぞれの機体に移動する。ユミとカオリのミスで暴走したこともあり、その際にはサンドマンが操縦してゴッドグラヴィオンに合神した。
Gアタッカー
ゴッドグラヴィオン、ゴッドΣグラヴィオンの右脚部分になる攻撃機型のグランディーヴァ。パイロットはエイジ。バイクがそのまま収納できるぐらいにキャノピー部分が大きい。このため、第1話では逃走するためにエアバイクに乗り込んでみたら実はGアタッカーのコクピットでした、というトラップでなし崩しにセラバイアとの戦いに参戦させられる羽目になった。ゴッドΣグラヴィオンに合体する際は、黒を基準としたカラーに色変えされてある。
Gストライカー
ゴッドグラヴィオン、ゴッドΣグラヴィオンの左脚部分になる戦闘機型のグランディーヴァ。パイロットはミヅキ。全グランディーヴァ中最速の飛行性能を誇る。Gアタッカーと同じく、グランΣとの合体にあたって色変えされている。
ゴッドグラヴィオン
地球防衛のためにサンドマンが開発したスーパーロボット。地球を守護する「盾」としての役割を与えられていた。
グランカイザーがGアタッカー、Gストライカー、Gドリラー、Gシャドウの4機のグランディーヴァと「超重合神」することによって誕生する。合神時および合神以降、常にエルゴフォームを発動しているため、高い戦闘能力を誇る。しかしグランカイザー以外のマシンにはエルゴフォームに耐えられる限界値が存在し、「重力子臨界数」という数値がゼロになると強制的に分離してしまう。作中に登場した全メカの中で最も多彩な武器を繰り出す。なお、「エルゴブレイク」の掛け声で分離する。
各種武装の操作にはスイッチの入力と音声認識方式を併用されている。ちなみに合神後も各コクピットハッチの開閉は容易で、作中では各パイロットが頻繁に移動していた。
初期はサンドマンの意向を汲んで各グランディーヴァには自動操縦システムは搭載されていなかったが、10話から「グランファントムシステム」による無人操縦が可能になった。ただし、グランファントムシステムを用いたまま合神した場合、ゴッドグラヴィオンの戦闘力はグランファントムシステム一つあたり10%ダウンしてしまう。
なお、作中では単にグラヴィオンと呼称されることが多かった。
搭載武器
グラヴィトンアーク
グランカイザーの額のスフィアより発射する重力光線。光線が大気圏外まで到達するほどの威力を持つが、大型のゼラバイアには通じない事が多かった。
グラヴィトンプレッシャーパンチ、グラヴィトントルネードパンチ
機体を脚部のアンカーで固定し、ブースターを吹かしながら照準を合わせ発射するロケットパンチ。両腕を同時に撃つときは頭に“ダブル”がつく。グラヴィトンが略されることもあった。発射後はパンチに乗っているパイロットに操作が任される。プレッシャーは単純に腕を射出する攻撃、トルネードはドリルを展開して撃つ攻撃である。なお、発射後はドリラーパイロットの操作と重力子によるものらしき牽引ビームで引き戻される。
パイルトルネードパンチ
トルネードパンチとして打ち出したレフトドリラーの後ろに、手を開いた形で打ち出したライトドリラーをぶつけ、二機分のブースターで威力を増したもの。接続部に噴射口がないため可能な荒業で、ライト、レフト両パイロットの連携が不可欠。ゴッドグラヴィオンへと合神せずに運用された際に、グランカイザーに下駄のように蹴り出されて使用されたこともある。
グラヴィトンバスター
Gドリラー両脇に搭載された砲を、両手を組んで発射する。作中ではゼラバイアに対してあまり効果がなかった。
グラヴィトンミサイル
Gアタッカーのメインウェポン。全力発射時の掛け声は「グラヴィトンミサイル・フルバースト」
グラヴィティバルカン
Gストライカーと共通装備。近接時の牽制などに用いられた。使用回数は少ない。
グラヴィトンクラッシュ
飛び膝蹴り。ソード、クレッセントを破壊された際、仲直りしたエイジと斗牙が繰り出した友情の必殺技。尋常でない破壊力を持つものの、機体フレームへの負荷も大きい。
グラヴィトンレーザー
Gストライカーのメインウェポン。使用回数は少なく、「グラヴィトンミサイル・フルバースト」とともに撃つ場合がほとんどであった。
グラヴィトンヴァイパー
射出された柄から重力子の帯が伸びる鞭の様な武器。相手を拘束する等の用途で用いられた。
グラヴィティライフル
Gストライカーから射出されるライフル。形状はライフルというより銃身の長い拳銃。
グラヴィトンソード
胸のエンブレムが展開して形成される片刃の剣。「ブレイズアップ」の掛け声で刀身に重力子を纏わせることで、ゴッドグラヴィオン単体最高クラスの威力を誇る「ブレイク・ザン」を繰り出す。「超重剣」のレプリカ。超重剣の登場に伴い使用されなくなる。(なお、アニメ第一期では初披露の次の回で呆気なく破られ以後全くと言っていいほど使用されなかったが、小説版やアニメ第二期前半では決め技として扱われているなど、扱いが両極端な武装である)
グラヴィティクレッセント
Gシャドウの翼からなる大型ブーメラン。威力は「ブレイク・ザン」と同等。照準はリィルが行う。なお、この機能はGシャドウ単体でも翼を刃とする体当たりで活用されている。(事実上、アニメ第一期で最も多く決め技として使われた)
グラヴィトンブレイカー
ゼラバイアが対グラヴィオンに進化してきたことを受け、トリアが武装班の協力で完成させた武器。レスポンスには難があるものの攻撃力は折り紙付きとのことだったが、一撃目で刃こぼれし、二撃目で防がれ、砕かれた。
超重剣
しろがねの牙とも呼ばれる剣。第1シリーズ最終話で初めて月からゴッドグラヴィオンのもとに転送された。対象を周囲の空間ごと切り裂き消滅させる超重斬を放てるが、使用と同時に重力子循環も臨界に達してしまう、6人のグランナイツが揃っていなければ使用できないなど制約は多い。使用時にはフェイスマスクを装着する。本来はソルグラヴィオンの装備である。
グランフォートレス
グランカイザー及びグランディーヴァの大型トランスポーター。グラヴィオンを上に載せて飛行することも可能。そのままゼラバイアに突撃することもある。武装はバルカン程度しか装備しておらず、まともに戦闘を行ったことは1度もないが、突撃時に翼に引っ掛けたりしたことはある。被撃墜経験有り。
ソルグランディーヴァ
グランカイザーおよびグランシグマと合神することでソルグラヴィオンおよびソルΣグラヴィオンとなる新型のグランディーヴァをソルグランディーヴァという。
初登場時はソルΣグラヴィオンへと合神していたが、後に分離され、分離状態での運用テストを行った。その際、グランディーヴァより優れた性能である事が判明した。デザインが全体的に直線的かつ重量感があるものとなっており、また、赤を基調としたカラーリングから無骨で強力な後継機、という印象を与える。
なお名称のGeoはジオと発音する。
Geoミラージュ
ソルグラヴィオン、ソルΣグラヴィオンの胸体になる重爆撃機型のソルグランディーヴァ。エルゴフィールドを発生させる機能を持ち、ソルグランディーヴァの中でも最も強力かつ危険な機体である。本来はリィルがパイロットになるはずであったが、サンドマンに託されたエイジがパイロットを務める事になった。なお、エィナツヴァイはこの機体の中で眠りに付いていた。
Geoジャベリン
ソルグラヴィオン、ソルΣグラヴィオンの両腕部になる重戦車型のソルグランディーヴァ。Gドリラーと違い、ドリルは一つしかないが、ミサイルポッドや飛行能力が追加された。パイロットは琉菜とエィナツヴァイ。
Geoキャリバー
ソルグラヴィオン、ソルΣグラヴィオンの右脚部になる戦闘機型のソルグランディーヴァ。当初はエイジが搭乗する予定であったが、エイジにGeoミラージュの操縦席を譲ったリィルが搭乗する事になる。
Geoスティンガー
ソルグラヴィオン、ソルΣグラヴィオンの左脚部になる戦闘機型のソルグランディーヴァ。パイロットはミヅキ。
Gグラディウス
ソルグランディーヴァが一つに合体した大型戦闘機。超重剣、ソルグラヴィトンノヴァ以外の武装を全て使用可能。エイジがメインパイロットを務める。機体上部にグランカイザー(グランシグマ)を搭乗させる事が可能である。後期10話で、ヒューギの巨大な立体映像にグランカイザーを乗せたGグラディウスを突っ込んでいくシーンがあるが、この時はあえなく跳ね返された。
ソルグラヴィオン
ゴッドグラヴィオンが倒れた時のために開発された、強攻型グラヴィオン。ゴッドグラヴィオンより遥かに高い戦闘能力を持ち、地球を守護する「剣」としての役割を与えられていた。別名紅の牙、太陽神。
グランカイザーがGEOジャベリン、GEOスティンガー、GEOキャリバー、GEOミラージュの4機のソルグランディーヴァと「炎皇合神」を行うことによって誕生する。本機体合神時の掛け声は斗牙とエイジの二人で行う。この姿となることで、グランカイザーは「創星機」と同等の能力を発揮できるようになり、その力は惑星を壊すことも生み出すことも可能とする。ゴッドグラヴィオンと異なり、合神時および合神中のエルゴフィールドはGEOミラージュを中心に展開される。このエルゴフィールドには人の想いを力に変える機能があり、ソルグラヴィオンが高い戦闘能力を発揮できる大きな一因となっている。カラーリングが赤を基調としたものに変更されており、その無骨なフォルムと相まって強大な力を持った存在としての印象を与える。開発・製造に要した時間は200年。
搭載武器
ソルグラヴィトンキャノン
ソルグラヴィオンの両肩に搭載された砲。
ソルグラヴィトンノヴァ
ソルグラヴィトンキャノンと胸の超重剣となるスフィアから放ったエネルギーを、正面に形成したレンズ上の重力場で収束・発射する。
ソルグラヴィトンクラッシャーパンチ
命中後、ミサイルを撃ち込むロケットパンチ。打ち出すのは右腕だが、『スーパーロボット大戦Z』では左腕を打ち出している。
ソルグラヴィトンブリンガー
左腕に装備したドリルに炎状のエネルギーを纏って攻撃する。
ソルグラヴィトンスパイラルクラッシャーパンチ
両手を組んで腕を合体させ、打ち出し、回転しながら突撃する。
ソルグラヴィトンミサイル
Geoキャリバーの武装でもある、右脚から発射するミサイル。本編では未使用だが、小説版やスーパーロボット大戦Zにおいて使用している。
超重剣
胸のエンブレムから柄と刃が伸びて完成する、ソルグラヴィオン最強の武器。ゴッドグラヴィオンが使用していたものと同一のものであり、本来はソルグラヴィオン用の武器である。ゴッドグラヴィオンと同様、超重斬を放てるが、やはり使用には6人のグランナイツが必要である。なお、6人が同一機体に乗っている必要はない。
小説版ではゴッドグラヴィオンに準じたクレッセント等の装備も披露している。
グランΣ(シグマ)
セリアスとランビアスの環境を改善させる「創星機」としてサンドマンが開発した機体およびそれを改修した機体。ソルグランディーヴァと合神し、ソルΣグラヴィオンとして月基地に封印されていた。
グランカイザーの原型となっているため非常に外見は似通っており、カイザーと同様に武装としてグラヴィトンアークを備える。地球に渡ってから改修が施され、グランディーヴァとの合神が可能となった。しかし、かつての戦闘で破損した左目は未だ修復されておらず、血の涙を想起させる(故郷を破壊した戒めのためにあえて修復していないといわれている)。
なおこの機体を核としたグラヴィオンはやたらと腕を組むポーズを取るという特徴があり、グランカイザーを核としたグラヴィオンと違いフェイスマスクは装備されていない。
デザインは、グランカイザーのデザイン没案を再利用したものである。
ソルΣグラヴィオン
ゲートゼラバイアのもたらすゼラバイアの大軍を前に力尽きようとしていたゴッドグラヴィオンを救うべく、突如舞い降りた真紅のグラヴィオン。主なパイロットはエイナツヴァイ、エイジ。
グランシグマがGeoジャベリン、Geoキャリバー、Geoスティンガー、Geoミラージュの4機のソルグランディーヴァと「炎皇合神」することで誕生するが、作中では合神済みで一度登場したのみで、以後、ソルグランディーヴァがグランカイザーと共に運用されるようになったため姿を見せる機会はなかった。
本機の「エルゴフォーム」は人の想いを力に変える機能を持っており、エィナツヴァイがGEOミラージュのパイロットを務めた際には、彼女の愛の心からマインドフィールドを発生させ、中破したゴッドグラヴィオンをほぼ瞬時に修復してみせた。
惑星一つを破壊できるグランシグマをコアにして、グランディーヴァの強化型であるソルグランディーヴァと合神しているため、その戦闘能力はゴッドグラヴィオンを遥かにしのぐ。また、エイジとエィナの二人だけの操縦ですら大量のゼラバイアを一掃しており、この形態での戦闘力は、グランカイザーをコアとしたソルグラヴィオンよりも上であることが推測される。この機体を生み出したサンドマンですらも、「最凶のグラヴィオン」と称していた。
なお、大統領はこの機体を「究極のグラヴィオン」、スミスはこの機体を「グレートグラヴィオン」と、それぞれ胸の中で呼称しており、前者についてはサンドマン自ら先述のように訂正されている。また、常にフェイスマスクを装着しているソルグラヴィオンとは違い、グランΣをコアにしているためマスクは装備されていない。
搭載武器
ソルグラヴィトンアーク
額のスフィアから放つ重力光線。ゴッドグラヴィオンのものとは段違いの威力であり、敵ゼラバイアの群れをなぎ払った。
超重剣
胸のエンブレムから柄と刃が伸びて完成する、ソルΣグラヴィオン最強の武器。
ゴッドグラヴィオンと共に使用することで真超重斬という広範囲への超重斬を放つ事が可能。
ゴッドΣグラヴィオン
グランΣとグランディーヴァ4機が「超重合神」した姿。カラーリングが黒を基調としたシグマ仕様になっている(GアタッカーとGストライカーのカラーが青から黒に変わっている)。パイロットはサンドマン。1人で操縦する都合上、シグマ仕様のグランディーヴァにはグランファントムシステムを搭載している。
カラーリングを除けば性能、外観共にゴッドグラヴィオンと大差がないが、本機はパイロットがサンドマン1人であるにもかかわらず、グランナイツ6人が搭乗したゴッドグラヴィオンと同等の力を発揮していた。
搭載武器
グラヴィトンランサー
ソルグラヴィオンの実戦投入に伴い、パイロット全員がソルグランディーヴァに移動したことによって超重剣が使用不可能となったため、代用として搭載された武器。しかしそれは代用とはいえないほどの威力を持つ。ゴッドΣグラヴィオン(グランΣ)の両腰に収納されている。相手をΣの文字に斬る「グラヴィトンブレイク」が必殺技。
神剣バルムンク
DVD「グラヴィオンツヴァイ」のBOXパッケージでグランΣが持つ武器で、サンドマンが持つ杖と同じ形をしている。スタジオハーフ・アイから発売していた「最小変形ゴッドΣグラヴィオン」の通販特典として付属しており、クリアパープルの刀身に付け替える事ができる。
本編未使用だが、ゲーム『スーパーロボット大戦Z』においては超重剣を除くゴッドグラヴィオンの各武装が全て使用可能となっている。同作では、ゴッドΣグラヴィオンの初登場時に、同時出演している『宇宙大帝ゴッドシグマ』の檀闘志也が「ゴッドシグマグラヴィオンだと!?」と驚きの声をあげており、ゴッドシグマを援護したときの専用台詞や、敵勢力に寝返った風見博士と交戦した時の台詞も用意されている。
アルティメットグラヴィオン
グランカイザー、グランΣ、グランディーヴァ4機、ソルグランディーヴァ4機の、計10機が「最終合神(最凶合神)」することにより誕生する、最強(最凶)にして最後のグラヴィオン。本機の合神はサンドマンの承認を受け、斗牙の掛け声と共に行われる。
右腕と両足にドリル、左腕に超重剣、腰にグランΣの脚部が変形したキャノンを装備しており、ソルグラヴィオン以上に戦闘に特化した姿となっている。
グラヴィゴラスから重力子エネルギーをチャージして放つ必殺技「超重炎皇斬」は、発動時にアルティメットグラヴィオンが黄金色に光り輝き、火の鳥のような姿と化し敵に突進、一刀両断するものである。その威力はすさまじく、ゼラバイアの本星「ゴーマ」を一撃で破壊した。イワン曰く「もはや計算不能な強さ」。
ソルグラヴィオンを中心に、肩部にGアタッカーとGストライカー、腰部にGシャドウ、下駄にGドリラーを接続し、バックパックに変形したグランΣを背負う形をとっている。このため、外観もややソルグラヴィオンに近いものとなっている。
ゲーム『スーパーロボット大戦Z』では使うことはできないが、超重炎皇斬使用時に姿を見ることができる。なおゲーム中では、超重炎皇斬はソルグラヴィオンとゴッドΣグラヴィオンとの合体攻撃となっている。
スタジオハーフ・アイのソルΣグラヴィオンにはオリジナルの武器「超重弾劾剣」が付属しており、アルティメットグラヴィオンに持たせることができる。超重弾劾剣のデザインは大張がこのアイテムのために描きおこしている。
グラヴィゴラス
サンジェルマン城の真の姿である、超巨大宇宙戦艦。元々城であるが故に居住性は高い。主砲や艦首のドリルなど、数多くの武装を持つ。しかし、本編中ではゼラバイア本星からの衝撃波を防ぐことに尽力しており、その他の行動はほとんどとらなかった。
発進の瞬間まで、サンドマンとレイヴン以外、誰一人としてこのグラヴィゴラスの存在を知らなかった。グランシグマ(グランカイザーでも可能)を中枢に接続することで大気圏を離脱可能。

EFA(イーファ)

トライザム
ゼラバイアのデータを元に、対ゼラバイア用兵器としてEFA技術部が独自に開発した人型機動兵器。シミュレーション映像ではかなりの活躍を見せていたが、肝心の実戦では迂闊にも無人の状態でゼラバイアが強襲して来た為に、反撃も出来ずに破壊されてしまった。「Zwei」では後継機であるトライザム02が登場しているが、パワーアップしたゼラバイアの前では完全に無力であり、登場して数秒で破壊された。
グラントルーパー
「Zwei」にてEFAが製造に成功した、量産型グラヴィオンと言うべき機体。戦闘機から変形する。フェイ機のみメインカラーが白で残りはグレーで、さらにそれぞれパーソナルカラーがある。武器はそれぞれのパイロットが得意とする1種類(もしくは2種類)のみが装備されている。また、5機全てのジェネレーター出力を結集することにより、グラヴィトンアークの1.5倍の威力をもつ重力光線「ライトニング・デトネイター」が使用可能。
フェイ機
パーソナルカラーはレッド。隊長機であるためか、他の4体とは頭部の形状が大きく異なっている。
搭載武器は弓矢型の銃「グラヴィティアロー」とブーメラン型の武器「グラヴィティラング」。
アレックス機
パーソナルカラーはブルー。
搭載武器は手に持った銃から放つ「グラヴィトンビーム」(8話の戦闘ではアレックスの妙な発言のせいで音声認識が曖昧になったせいで、点線のようなビームになってしまい、威力もさっぱりだった)。
イワン機
パーソナルカラーはオレンジ。
搭載武器は肩のミサイルポッドから発射する「グラヴィティストロングミサイル」及び特殊弾頭の「グラヴィティラプション」。
ジョゼ機
パーソナルカラーはグリーン。
搭載武器は両肩のパーツを合わせたボールを蹴り出す「グラヴィトンメテオシュート」。
ハンス機
パーソナルカラーはスカイブルー。
搭載武器はドリルから繰り出される「ドリル・ブリンガー」及び「ドリル・クラッシャー」。

ゼラバイア

突如地球に飛来した謎の金属生命体。殆どが異形の姿を持っており、一度特定の攻撃で破壊されても、その攻撃に対して強い特性を持つ「学習型」と、出現した地域の特徴に合わせて進化する「対応型」(こちらは「Zwei」にて登場)の2種類のタイプがある。その正体は惑星セリアスと惑星ランビアスの間で起こった戦争を終結させるために開発された兵器が暴走したもののなれの果てである。

名称は学習型は不明、対応型は○○ゼラバイア(ともに公式HPにおいて)だったが、『スーパーロボット大戦Z』に登場したゼラバイアは全て正式な名称が付けられた。

ゼラヴィオン
正式名称は「業魔神 ゼラヴィオン」。ヒューギ・ゼラバイアが創星機を制御するために作った最強のゼラバイア。滅亡した惑星セリアスと惑星ランビアスのエネルギーはこのゼラヴィオンに内包されており、その圧倒的な力でソルグラヴィオンすら圧倒した。青い炎に金色のグランディーバが合体したような姿をしており、赤い炎であるソルグラヴィオンと対をなす姿を誇る。ヒューギの姪であるリィルを感知すると機能が停止することが唯一の弱点。必殺技は、非実体剣のゼラヴィトンソードと、口から放つゼラヴィトンアーク。
ZweiのOPではゴッドグラヴィオンやアルティメットグラヴィオンと戦っているシーンがあるが、本編ではソルグラヴィオンとしか戦っていない。また、大張はDVD特典のブックレットにおいて、「ゼラヴィオンにグランΣを合体させたら最強になる」と語っている。
原作では無人運用だったが『スーパーロボット大戦Z』ではヒューギが乗っている。
ゴーマ
ゼラバイアの本拠地である巨大な惑星。実は惑星そのものが巨大なゼラバイアであり、最終決戦で姿を現した。
主であるヒューギを失い、暴走して地球を消し去ろうとしていたが、アルティメットグラヴィオンの超重炎皇斬の前に敗北。これによって、ゼラバイアは完全に全滅した。

スタッフ

( )括弧内に説明が無いスタッフは第1期・第2期共通。

  • 原作 - 大張正己、赤松和光、GONZO
  • 監督 - 大張正己
  • シリーズ構成 - 志茂文彦
  • キャラクターデザイン - うのまこと高岡淳一(第1期)→江端里沙(第2期)
  • グラヴィオンデザイン - 大河原邦男
  • プロダクションデザイン - 小林誠
  • メカニックデザイン - 福地仁森木靖泰、椛島洋介・大張正己(第1期)
  • 美術監督 - 吉原俊一郎(第1期)→長尾仁(第2期)
  • 色彩設定 - 中山久美子(第1期)
  • 色彩設計 - 伊藤由紀子・花尻和子(第2期)
  • 撮影監督 - 山田和弘(第1期)→北村直樹(第2期)
  • 編集 - 重村建吾・肥田文(第1期)→後藤争司(第2期)
  • 音響監督 - 鶴岡陽太
  • 音楽 - 七瀬光
  • プロデューサー - 吉沼忍、菊池貞和、畑中利雄、村濱章司松崎容子(第1期)→川原陽子・松本整(第2期)
  • アニメーション制作 - GONZO
  • 製作
    • 第1期 - グラヴィオン製作委員会、フジテレビ
    • 第2期 - グラヴィオンツヴァイ製作委員会

主題歌

グラヴィオン
オープニングテーマ「嘆きのロザリオ」
作詞 - 影山ヒロノブ / 作曲 - 影山ヒロノブ、須藤賢一 / 編曲 - 須藤賢一 / 歌 - JAM Project
エンディングテーマ「WISH
作詞 - 江幡育子 / 作曲 - 堀江頭 / 編曲 - 堀江頭 / 歌 - YURIA
合神挿入歌「合神! ゴッドグラヴィオン」
作詞 - 影山ヒロノブ / 作曲 - 影山ヒロノブ、須藤賢一 / 編曲 - 須藤賢一 / 歌 - JAM Project / featuring - 遠藤正明
挿入歌「KISS ME」
作詞 - 江幡育子 / 作曲 - 堀江顕 / 編曲 - 堀江顕 / 歌 - YURIA
グラヴィオンツヴァイ
オープニングテーマ「紅ノ牙」
作詞 - 影山ヒロノブ / 作曲 - 河野陽吾 / 編曲 - 須藤賢一 / 歌 - JAM Project
エンディングテーマ「LA♪LA♪BYE」
作詞 - HAJIMEX / 作曲 - YURIA / 編曲 - 八七(Yasichi)/ 歌 - Honey Bee
合神挿入歌「炎皇合神! ソルグラヴィオン!!」
作詞 - 影山ヒロノブ / 作曲・編曲 - 河野陽吾 / 歌 - JAM Project / featuring - 福山芳樹

各話リスト

『ツヴァイ』の放送日は、最速放送のテレビ神奈川の基準。

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 メカ作画監督 放送日
超重神グラヴィオン
1 巨神の棲む城 志茂文彦 大張正己 椛島洋介
木崎文智
浜崎賢一
椛島洋介 2002年
10月7日
2 重力の使命 鈴木信吾 土屋浩幸 石野聡 大塚健 10月21日
3 迷宮 しまづ聡行 西山明樹彦 津熊健徳
斉藤良成
- 10月28日
4 塔の中の姫君 福多潤 椛島洋介
羽生尚靖
椛島洋介 11月4日
5 笑わない少女 奥野健 神戸洋行 椛島洋介 11月11日
6 斗牙の休日 吉村清子 大篭之仁 西山明樹彦 井上哲 木崎文智 11月18日
7 渚のドリル少女 冨岡淳広 蒼井啓 山田弘和 河野悦隆 斉藤良成
8 超重戦場 ほそのゆうじ 大塚健 紅優
木村寛
浜崎賢一 椛島洋介 11月25日
9 遠い抱擁 志茂文彦 鈴木信吾 12月2日
10 亀裂 坂田純一 岡崎ユキオ 斉藤良成
田村勝之
神戸洋行
-
11 うしなわれたもの 永田正美 西山明樹彦 神戸洋行
井上哲
神戸洋行 12月9日
12 君がいるから 大篭之仁 白石道太 丸山隆
神戸洋行
椛島洋介
田村勝之
13 しろがねの牙 ほそのゆうじ 大張正己
大篭之仁
大張正己 椛島洋介 12月16日
超重神グラヴィオンZwei
1 超重神再臨 吉村清子 大張正己
大塚健
大張正己 石野聡 大塚健 2004年
1月8日
2 麗しき再会 志茂文彦 大篭之仁 清田竹一 1月15日
3 熱闘!愚裸美温泉!! ほそのゆうじ 蒼井啓 大張正己 椛島洋介 1月22日
4 波の底より 吉村清子 しまづ聡行 立花一輝 渡辺邦州 牟田口裕基 1月29日
5 夢みる孤島 斉藤良成 2月5日
6 嘆きのロザリオ 鈴木信吾 浜崎賢一 椛島洋介 2月12日
7 砕かれた女神 永田正美
大張正己
大張正己 石野聡 大塚健 2月19日
8 重力が衰えるとき ほそのゆうじ 鈴木信吾 大篭之仁 みうらたけひろ 牟田口裕基 2月26日
9 紅ノ牙 志茂文彦 とよますたかひろ 斉藤良成 友岡新平 斉藤良成 3月4日
10 太陽の炎 ほそのゆうじ 大張正己
大塚健
椛島洋介 3月11日
11 創星機 吉村清子 大篭之仁 みうらたけひろ 牟田口裕基 3月18日
12 魂の凱歌 志茂文彦 鈴木信吾
大張正己
大籠之仁
大張正己 石野聡
椛島洋介
椛島洋介 3月25日

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
超重神グラヴィオン
関東広域圏 フジテレビ 2002年10月7日 - 12月16日 月曜 26:10 - 26:40 フジテレビ系列
超重神グラヴィオンZwei
神奈川県 tvk 2004年1月8日 - 3月25日 木曜 24:15 - 24:45 独立UHF局
日本全域 キッズステーション 2004年1月9日 - 3月26日 金曜 24:00 - 24:30 CS放送 リピート放送あり
埼玉県 テレビ埼玉 2004年1月10日 - 3月27日 土曜 24:50 - 25:20 独立UHF局
千葉県 ちばテレビ 2004年1月11日 - 3月28日 日曜 24:00 - 24:30
兵庫県 サンテレビ 2004年1月12日 - 3月29日 月曜 24:00 - 24:30
三重県 三重テレビ 月曜 25:30 - 26:00

小説

  1. 「超重神グラヴィオン 1」志茂文彦、メディアファクトリー、2002年、ISBN 978-4840106542
  2. 「超重神グラヴィオン 2」志茂文彦、メディアファクトリー、2002年、ISBN 978-4840106887
  3. 「超重神グラヴィオンツヴァイ 1」志茂文彦、メディアファクトリー、2004年、ISBN 978-4840110372
  4. 「超重神グラヴィオンツヴァイ 2」志茂文彦、メディアファクトリー、2004年、ISBN 978-4840110488

その他

本作の企画は放送よりかなり前から進行しており、1999年発売のアニメーション雑誌『電撃アニメーションマガジン』創刊号のグラビアページには『超重神グラビオン』というタイトルで、グラビオンと登場人物の初期デザインが掲載されている。

関連項目

スーパーロボット大戦シリーズ
シミュレーションRPGシリーズ。本作のキャラクターやロボットが登場し、シナリオには本作の物語要素もいくつか組み込まれている。
2008年9月25日発売の『スーパーロボット大戦Z』(PlayStation 2)とその続編である『第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇』(PlayStation Potable前編『破界篇』2011年4月14日発売、後編『再世篇』2012年4月5日発売)に登場。
他、本作と名前が似ているため、オリジナルの敵メカ「グラビリオン」の登場が見送られている。後にテレビアニメ『スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』制作に際し本作の監督を務めた大張が監督を担当することとなり、日の目を見たというエピソードがある。また、同作に登場した「ソルグラビリオン」は、ソルグラヴィオンから名前を取っており、斗牙やエイジにそっくりなパイロットが搭乗した(声も似ているが、声優は別人が起用されている)。
パチスロ 超重神グラヴィオン
2011年1月にロデオよりリリースされたパチスロ5号機
パチスロ公式サイトの大張正己インタビューで、パチスロのために映像の新規描き下ろし(全体の4分の3)および新曲の作成を行ったことを語っている。

外部リンク

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