由紀 かほる(ゆき かおる、生年不明)は、東京都出身の小説家、官能小説家。
概要
学生時代(1978年頃)より、SM系の専門誌に作品を投稿。女性視点での細やかな心理描写や迫力ある文体で人気を博し、1984年「穢された教壇」で単行本デビュー。以降、日本出版社アップルノベルズを中心に、多数の作品を発表する。女性のよがり声について特徴のある描写をする事で知られる。
初期の雑誌掲載時のペンネームは「由紀かおる」「由紀薫」と表記されたものもあり、「由紀薫」名義ではマドンナメイト文庫より出版作もある。
代表作に「美人教官」「鎖のエンブレム」「聖奴の十戒」など。