神奈川県立生田高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(生田高等学校から転送)
神奈川県立生田高等学校(かながわけんりつ いくたこうとうがっこう)は、神奈川県川崎市多摩区に所在する公立の高等学校。
設置学科
- 普通科
- 一般コース
- 自然科学コース
- 一年次の7月に富士山自然教室、二年次の7月につくば自然科学実習を行う。
- 他にも、「海の生物観察会」などの実習型のプログラムが企画・実施されている。
概要
川崎市内では県立多摩高校に次ぐ進学校として知られている。一般コースと共に自然科学コースが設置されており、本校を特徴づけている。英語教育を重視し、各学年で英語6単位が必修となっている。また県立高としては敷地面積が広く、校内には池があり、緑も豊富である[1]。
明治大学と高大連携プログラムを行っており、同大学理工学部や農学部の特別プログラムを、主に1年生の時に受けている。[2]。
クラスの呼び方が特徴的で、教職員・生徒は「◯年×組」ではなく、「◯×R」と読み書きする。例えば、いわゆる「1年1組」は「11R」と呼ばれている。 なお、"R"の呼び方は、ルーム、アールと人によりまちまちである。
制服は1969年の創立時よりスーツタイプが着用されている。スーツタイプの採用は県立港北高校と並び、県内公立高では最初となるものである。
沿革
- 1969年 - 学園紛争中の神奈川県立川崎高等学校の一部を仮校舎として開校、紛争に参加することなく通常の授業を行なう。(第1学年4クラス編成)
- 1970年 - 川崎高校内仮校舎より生田新校舎へ移転(第1学年8クラス編成)、本館(A棟)完成
- 1971年 - B棟、体育館、柔剣道場、プール完成、校歌制定
- 1973年 - 5周年記念式典挙行、部室完成
- 1975年 - C棟完成
- 1979年 - 10周年記念式典挙行、食堂完成(10周年記念事業実行委員会による)
- 1989年 - 20周年記念式典挙行
- 1994年 - 校舎リフレッシュ工事完了
- 1998年 - 自然科学コース設置
- 1999年 - 30周年記念式典挙行
- 2009年 - 40周年記念式典挙行
年間行事
- 4月 - 遠足
- 6月 - 体育祭
- クラスに関係なく、星座別に火・水・地・風の4つの“宮”を組織し、宮対抗で運動競技・ダンスの成果を競う。
- 7月 - 球技大会・百生戦
- 9月 - 銀杏祭
- 各クラスが模擬店を出したり、映画・演劇の発表を行ったりし、文化部の発表や運動部の招待試合等が行われる。
- クラスの出し物については、来場者の投票による「銀杏大賞」と校長による「校長賞」が、それぞれ1クラスに贈られる。
- また、「生田饅頭」がこの銀杏祭でのみ、生徒会執行部により販売されている。
- 10月 - 修学旅行
- 11月 - 芸術鑑賞教室
- 3月 - 球技大会(7月とは違い、3年は参加せず、百生戦にも関連しない)
生徒会・部活動
生徒会
- 執行部
- 会長1名、副会長2名、書記2名、会計2名、事務2名以上で構成される。
- 事務以外の役員7名は6月の選挙で選出され、事務は会長に任命される。
- 専門委員会
- 評議委員会
- 保健委員会
- 美化委員会
- 図書委員会
- 体育祭推進委員会
- 文化祭実行委員会
- 球技大会推進委員会
- 特別委員会(委員会と部活動の性質を兼ね備えた委員会)
- 放送特別委員会
- 新聞特別委員会
運動部
- 剣道部
- サッカー部
- 水泳部
- テニス部
- ソフトテニス部
- バスケットボール部
- バドミントン部
- バレーボール部
- ラグビー部
- 陸上競技部
- ワンダーフォーゲル部
- 硬式野球部
- ソフトボール部
- ハンドボール部
- ダンス部
なお、部・同好会とは別に、有志団体の有志ダンスが活動している。
文化部
- 軽音楽部
- グリークラブ
- 科学部
- 美術部
- 吹奏楽部
- 漫画研究部
- 茶道部
- 写真部
- IGC(Ikuta Global Communication)
- パソコン研究部
交通
- 東急大井町線・JR南武線溝の口駅から
- 川崎市交通局 溝口駅南口1番乗り場 溝16系統 鷲ヶ峰営業所前行き 「鷲ヶ峰営業所前」下車
※溝16系統 聖マリアンナ医科大学前行きは生田高校にアクセスできないので注意が必要 - 川崎市交通局 溝口駅南口2番乗り場 溝18系統 鷲ヶ峰営業所前行き 「鷲ヶ峰営業所前」下車
- 川崎市交通局 溝口駅南口2番乗り場 溝18系統 聖マリアンナ医科大学前行き 「鷲ヶ峰営業所前」・「生田高校前」下車
- 川崎市交通局 溝口駅南口1番乗り場 溝16系統 鷲ヶ峰営業所前行き 「鷲ヶ峰営業所前」下車
- 東急田園都市線宮前平駅から
- 川崎市交通局 宮前平駅1番乗り場 生01系統 生田駅行き 「生田高校前」下車
- 川崎市交通局 宮前平駅1番乗り場 宮03系統 鷲ヶ峰営業所前行き 「鷲ヶ峰営業所前」下車
- 川崎市交通局 宮前平駅1番乗り場 宮04系統 鷲ヶ峰営業所前行き 「鷲ヶ峰営業所前」下車
- 川崎市交通局 宮前平駅4番乗り場 生01系統 生田駅行き 「生田高校前」下車
- 川崎市交通局 宮前平駅4番乗り場 宮03系統 鷲ヶ峰営業所前行き 「鷲ヶ峰営業所前」下車
- 川崎市交通局 宮前平駅4乗り場 宮04系統 鷲ヶ峰営業所前行き 「鷲ヶ峰営業所前」下車
- 小田急線生田駅から
- 川崎市交通局 生田駅(南口)2番乗り場 生01系統 宮前平駅行き 「生田高校前」下車
- 川崎市交通局 生田駅(南口)2番乗り場 生01系統 宮前区役所前行き 「生田高校前」下車
- 川崎市交通局 生田駅(南口)2番乗り場 生01 鷲ヶ峰営業所前行き 「生田高校前」・「鷲ヶ峰営業所前」下車
- 川崎市交通局 生田駅(南口)2番乗り場 生02 鷲ヶ峰営業所前行き 「生田高校前」・「鷲ヶ峰営業所前」下車
- 小田急線百合ヶ丘駅から
- 小田急バス 百合ヶ丘駅(南口)2番乗り場 百02系統 聖マリアンナ医科大学行き「生田高校前」下車
- 小田急線新百合ヶ丘駅から
- 小田急バス 新百合ヶ丘駅 7番乗り場 新17系統 聖マリアンナ医科大学行き「生田高校前」下車
主な出身者
- 相原健作 -鍛金作家
- あめくみちこ -女優
- 早野宏史 - サッカー監督
- 竹中美彩 - アナウンサー→フリーアナウンサー(現・日本テレビ系「ミヤネ屋」リポーター、池江敏行調教助手夫人)
- 藤井剛 - 声優
- 今駒憲二 - ラグビー選手、サントリーサンゴリアス・元ラグビー日本代表
- 石岡史子 - 教育者、翻訳家
- 松川裕美 - タレント、司会者
- 槌屋絵図芽-舞台女優
脚注
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 神奈川県立生田高等学校2010学校案内[1](PDF)(2010年11月8日閲覧)
関連項目
外部リンク
- 神奈川県立生田高等学校
- 生田高校写真部ホームページ
- 生田高校のtwitter公式アカウント
- :災害時用に、試験運用されている。