王甫のソースを表示

{{otheruses|蜀漢に仕えた人物|後漢の宦官|王甫 (宦官)|}}
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! 姓名
| 王甫 
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! 時代
| [[後漢]]時代 - [[三国時代 (中国)|三国時代]]
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! 生没年
| 生年不詳 - [[222年]]（[[章武]]2年）
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! 字・別号
| 国山（字）
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! 本貫・出身地等
| [[益州]]広漢郡郪県
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! 職官
| 益州書佐〔劉璋〕→綿竹（県）令〔劉備〕
→[[荊州]]議曹従事〔劉備（蜀漢）〕 
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! 爵位・号等
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! 陣営・所属等
| [[劉璋]]→[[劉備]] 
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! 家族・一族
| 子：[[王祐]] 一族：[[王士]]（従兄）
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'''王 甫'''（おう ほ、? - [[222年]]）は、[[中国]][[後漢]]時代末期から[[三国時代 (中国)|三国時代]]にかけての政治家。[[字]]は'''国山'''。[[益州]][[広漢]]郡郪県の人。子は王祐。従兄は王士。

== 生涯 ==
[[陳寿]]が記した[[三国志 (歴史書)|三国志]]では、[[楊戯]]伝の「[[季漢輔臣賛]]」に記載されている。

風貌が凛々しく、人物評価や政治手腕に優れていた。はじめは[[劉璋]]に益州の書佐（書記の事務を担当する者）として仕えた。後に[[劉備]]が益州を奪うと、[[綿竹]][[県令]]となり、次いで[[荊州]]議曹従事に異動となった。[[章武]]2年（222年）、劉備の[[呉 (三国)|呉]]討伐に従ったが、軍が秭帰（南郡）で敗北した際に戦死した（[[夷陵の戦い]]）。

== 三国志演義の王甫 ==
小説『[[三国志演義]]』では、随軍司馬として[[関羽]]の補佐をつとめる。荊州を狙う[[孫権]]軍や、荊州守備を担当する配下の[[糜芳]]・[[士仁|傅士仁]]・[[潘濬]]に警戒して、[[趙累]]を起用するよう進言する。しかし関羽は特に心配せず、これらの言を採用しない一方で、有事に備えるために烽火台を作るよう王甫に命令している。その後、[[呂蒙]]により烽火台は押さえられ、荊州は陥落。関羽は、王甫の諫言を聞かなかったことを悔やむことになる。

王甫は麦城から逃れ出ようとする関羽に対して、間道は伏兵の危険があるため、街道を進むべきと諌める。しかし、またしても関羽はこれを聞こうとしない。仕方なく王甫は、[[周倉]]と共に麦城の留守を守ることになる。しかし、王甫の案じたとおり関羽は伏兵に捕われて、殺されてしまう。孫権軍により掲げられた関羽・[[関平]]父子の首級を見た王甫は、その後を追って櫓から身を投げ、自殺することになっている。また、周倉も自刎し果てている。

== 参考文献 ==
*<span style="font-size:90%;">『[[三国志 (歴史書)|三国志]]』蜀書15楊戯伝
*『[[三国志演義]]』</span>

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[[Category:三国志の登場人物]]
[[Category:蜀漢の人物]]
[[Category:222年没]]