泉ガーデンタワー

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ファイル:Izumi Garden Tower outer elevator.jpg
東芝エレベータによる日本初の屋外型エレベーター

泉ガーデンタワー(いずみガーデンタワー)は東京都港区六本木一丁目に所在する、住友不動産所有のオフィスビルである。六本木一丁目西地区第一種市街地再開発事業の一環として旧住友会館及び住友麻布ハイツアパート、多くの民家、そしてアパート、小規模マンションの跡地に建設され、「泉ガーデン」の一角をなす。第45回建築業協会賞(BCS賞)受賞。

建物名の「泉」は、再開発を行った住友グループ屋号「泉屋」から取ったものである。

概要

高さ216m[1]、地上45階・地下2階。2002年平成14年)6月30日竣工。傾斜地を利用した独特な形状と、オールガラスの外壁が特徴とし、屋外に突き出た独特な形状のエレベーターを備える。

敷地内には他に分譲マンションである泉ガーデンレジデンスが建設されている[2]

歴史

  • 大正・昭和初期を代表する作家の1人である永井荷風の邸宅であった偏奇館は、泉ガーデンタワーの敷地の一角に存在していた。そのため、敷地の片隅には港区教育委員会により「偏奇館跡」の碑が建てられている。

主な入居者

低層階にはヴィラフォンテーヌ住友不動産の子会社「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が運営するビジネスホテル)が、高層階には住友会館が入居している。中層階には、世界規模の法律事務所(ロー・ファーム)や投資銀行が入居する。なおオープンスペースではMzoneフレッツスポットといった公衆無線LANを利用することができる。23階は機械室のため存在しない。

交通アクセス

脚注・出典

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外部リンク

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  • 傾斜地に建設されたため、計測位置によって高さが異なる。平均地盤面からの高さは201m。
  • 泉ガーデンレジデンス泉ガーデンレジデンス賃貸情報