星のカービィ (アニメ)
テンプレート:Infobox animanga/Header テンプレート:Infobox animanga/TVAnime テンプレート:Infobox animanga/Footer 『星のカービィ』(ほしのカービィ)は、テレビゲーム「星のカービィシリーズ」を原作とし、2001年10月6日から2003年9月27日まで放送された中部日本放送製作のテレビアニメ。任天堂のゲームのテレビアニメとしては唯一TBS系列で放送された[1]。
目次
概要
舞台など大部分をアニメオリジナルで仕上げ、原作であるゲーム版とは異なる独自の路線を進んだ。ゲーム版出身のキャラクターに関しても独自の設定が加えられている。
登場人物のほとんどが1頭身から2頭身のキャラクターであり、劇中にバトルシーンが存在するなど、低年齢層向けのアニメに近い体裁をとっている。しかし、環境問題などの寓話的な話やシリアスな話、社会風刺や大人にしか到底わからないようなネタやパロディなども挿入している。これは、「子供でも大人でも楽しめるように」というゲーム版『星のカービィ』のコンセプトをアニメでも踏襲しているためである。
また、「星のカービィ 20周年スペシャルコレクション」に本作の以下の三話が、OPとEDを含めて収録されている。(次回予告、及び後述の「プププつうしん」は省かれている。)
- 第1話「出た! ピンクの訪問者」
- 第60話「宝剣ギャラクシア!」
- 第72話「ワドルディ売ります」
本作品の特徴
作画
任天堂とHAL研究所がゲームソフトの開発で培った高度な合成技術をアニメ制作に応用することにより、手描きと3DCGの合成による違和感を無くしている。
多くの作品がデジタル技術を主に経費の節約や制作期間の短縮のために用いているなか、この作品はデジタルによって新しく得られた表現方法を最大限に生かした制作を行っている。特に第13話の花火の撃ち合いによるバトルシーン、第35・36話や第90・91話でのフル3DCGによるスピード感あふれるレースシーン、第55話のバトルシーン(魔獣トゲイラのトゲミサイル攻撃)、第99話での戦艦ハルバードとナイトメア要塞との砲撃戦、シリーズを通しての3DCGによる爆発シーンやキャラクターのポニョポニョとした質感(特にカービィ)の表現などはデジタルならではの迫力と言える。
3DCGパートは、softimage3Dで制作され、ア・ウンエンタテインメント(現:ダイナメソッド)が担当。また、オーヴァーロードの社員がア・ウンに出向き、制作協力をしていた。なお、スタジオコメットがアニメーション制作協力として制作に参加した一部の話については、スタジオコメットCG部が独自に3DCGパートの一部を制作していた。
最終回のエンディングテロップでは、それまで3DCG制作に携わったア・ウン関係者のほとんどの名前が3DCG関係のスタッフ欄に表示された。
番外編「星のカービィ 〜特別編〜 倒せ!! 甲殻魔獣エビゾウ」では魔獣エビゾウ・戦闘シーンを オーヴァーロード担当している。 (以上、星のカービィ TVアニメCG監督 村山氏その他スタッフから取材)
世界観および内容
本作の世界観はゲーム版のそれとは大きく異なる。ゲーム版では地球から遥か遠くの惑星「ポップスター」(特にその中に属する国「プププランド」全域)及びその周辺の惑星などが舞台だが、本作ではプププランドのさらに中の「ププビレッジ」(アニメオリジナル)という村が主な舞台であり、やや限定的である。
初期の数話こそ魔獣とのバトルや星の戦士の秘密に関する話が多くを占めているが、4話以降でカービィがププビレッジの日常を過ごしながら星の戦士としての力をつけていく形となるため、実質的に前述の社会風刺やパロディが主体の、ナイトメアとの対決という番組の本筋は直接関係ない話が増え始める[2]。作中のプププランドにはコンビニ、自動車、テレビなどが存在し、これらが作品の世界観を現実世界に近づけている[3]。また、話によっては社会風刺を活かすために食糧不足、温暖化、オゾン層破壊、環境問題、教育への不安、テレビ番組の情報捏造、観光客のモラルの欠如、捨てられたペットの野生化、リストラ、 箱物行政、旧石器捏造事件など様々な問題がプププランドでも起こっているという設定になっている。
作中で取り扱うパロディのジャンルは多岐にわたり、映画「サイコ」「ローマの休日」「モダン・タイムス」「生きる」「ジュラシックパーク」「風と共に去りぬ」「猿の惑星」「モスラ」、文学作品「ドン・キホーテ」「1984年」「ハリー・ポッターと賢者の石」といった有名どころの作品は余すところ無くオマージュされている。
また、社会風刺と共にメタフィクション要素が非常に多いのも特徴である。中にはアニメ制作を題材として現在のアニメ業界に対する批判を行う回もあり、「好きで(アニメーターを)やっている連中は給料が安くて済む」「こういう(しゃべっているだけで絵が動かない)アニメは安く作れるね」(第49話)や「(3DCG技術の発達により)セルアニメーターは大量絶滅。アホ監督はのたれ死に」「夢より利益を上げなくては」(第89話)などの台詞がある。また、89話は当時世間にあまり知られていない萌えアニメやオタクなどを風刺している。また、本作の放送時間(土曜朝7:30 - 8:00)を間接的に自虐する発言が二度(第49話、第89話)ある。(どちらも「そのような時間帯で視聴する者がいるのか」という旨。ただし後述のように実際、この時間帯のアニメの中で視聴率は比較的に良い方である) ププビレッジの日常シーンではほのぼのと落ち着いた雰囲気で描かれているのに対して、星の戦士(銀河戦士団)に関する話ではシリアスになる。
登場するもの達に関して
作中に人間(地球人)を登場させない方針であるため、ほとんどの人物が1頭身から3頭身のコミカルな姿をしている。
ゲーム版からのキャラクター(主に魔獣)は、初代『星のカービィ』・『夢の泉の物語』(および移植版の『夢の泉デラックス』)・『2』・『3』・『スーパーデラックス』からの出典だが、『64』のキャラは一切登場していない。あえて『64』から受け継がれた要素を無理矢理挙げるとすれば、デデデ大王が着用しているガウンのトレードマーク、コピー能力「ストーン」の歩行能力といったものぐらいである。
作風・世界観の違いから原作から導入されたもので人物像等が大幅に変えられたものが多い。特に出番の多いカービィやデデデ大王はその傾向が顕著である。
カービィは主人公でありながら言葉を話さない(主に「ポヨ」と話す)という設定である。それは本来、遊ぶ人によってイメージが異なるゲームキャラであるカービィに固定的イメージを持たせないための配慮である[4]。ただし、人名や食べ物の名前など簡単な単語なら片言で話すことができる。原作では(主に初代の取扱説明書などで)「若者」と設定されているが、本作では「赤ん坊に近いもの」と設定されている。戦闘中に技の名前を叫ぶことがあるが、これは彼の心の声が伝わっているという設定であり、実際に話しているわけではない[5](そのためにこの場合は通常と違って発音が流暢である)。本編においての戦闘方法は殆どコピー能力のみである。また、コピー能力で変身する際、原作ではザコ敵や中ボスを飲み込んで一瞬で変わるだけなのが、本作では物体や自身より小さい敵などを飲み込んだ後ヒーローの変身のバンクシステムを思わせる映像が流れるという演出になっている。能力は「ファイア」・「ソード」の登場頻度が高めである。能力の種類はゲーム出典が24種類、視聴者考案オリジナルが4種類、後述の特別編(番外編)オリジナルが1種類で合計29種類である。
デデデ大王は、原作では単に幼稚でワガママなだけで本質的には善良な人物だったが、本作ではかなりの悪事を平気で犯す人物として描かれている(セリフで言えば「環境破壊は気持ちいいぞい」など)。また基本的に絶対王政を乱用する独裁者として描かれているが、ゲームと同じく根は優しいととれる描写がある。一人称は「ワシ」で、いつも語尾に「ぞい」とつけて話す。なお、ゲーム版のメタナイトがアニメ以降味方寄りになったのに対し、デデデ大王はアニメ以降もゲーム版での性格は変わっていない。
メタナイトは、コミカルな容姿のキャラクターが多くを占めるアニメ中で最もかっこいいキャラクターとして描かれている[4]。これ以前のゲーム作品ではどれも敵として登場しているが、本作ではカービィ達の味方となっている(第3話までは、敵か味方か曖昧な人物として描かれている。)。「メタナイト」という名前には「卿」という階級名が追加されている。原作で見せるコウモリのような翼や、仮面の下の素顔は本作では見せない。彼が登場するシーンでは殆どの場合、自身のマントで下半身を包んでおり、原作のようなマントを垂らした姿を見せることは少なめである。戦闘などに必要でない限り下半身や両手、剣を出すことはない。また、原作での性格がクール一点張りなのに対し、本作の彼はお茶目、天然ボケ、ミステリアスな面も描写されている(セリフでいえば「いよいよ私もレアものか」など)。前述のとおり、アニメ以降は味方寄りのキャラクターとなった。
その他特筆すべき点
- 原作者の桜井政博は、アニメの監修も担当した。そのため出演者やスタッフたちと親しくなり、最終回収録後のいつもならアフレコがあった日が丁度桜井政博の誕生日となったため、誕生パーティを開いてくれたというエピソードもある[6]。
- 開始当初はBGMはすべて宮川彬良作曲のアニメオリジナル曲だったが、第34話以降は過去のゲームのBGMも併せて使用されるようになった。出典はおもに『初代星のカービィ』と『星のカービィ スーパーデラックス』からであり、アニメ流にアレンジされたものが多い。さらに、『カービィのエアライド』発売前後からはそれのBGMも多用されるようになった。『エアライド』ではアニメ版オリジナルBGMが逆輸入され、後に『大乱闘スマッシュブラザーズX』でも使用された(著作権表記欄に宮川彬良とあるもの)。一部のアレンジ曲は「星のカービィ 鏡の大迷宮 サウンド+」に収録されている。
- カービィの声は外国語版でも日本と同じ大本眞基子の声が採用されており、その関係でアフレコ時はカービィの声のみ別録音となっている(大本自身のHPより)。
- 第100話では話の筋道や展開などにいくつかの問題・矛盾点・強引さが散見された[7]。これは最終回の脚本を務めた監督の吉川惣司が当時、「今日明日が峠」と言われた妻の危篤を知らされ、今わの際に立ち会うため急ぎ足で脚本を不完全のまま出さざるを得なかった事情が背景にあった[8]。
- 2003年のナゴヤドームでの中日ドラゴンズのホームゲームにおいて、試合開始前のスタンドへ投げ入れられたボールには本作のロゴが刻印されていた。
ストーリー
数万年前、邪悪なる闇の帝王ナイトメアが「魔獣」という生物兵器に近いものを作り出し、それを宇宙のいたるところに送り込み宇宙の征服を企てた。しかし魔獣を作るうちにナイトメアに反発するものが出てきた。そしてメタナイト卿をはじめとする自由と平和を愛する正義の心を持つ「星の戦士」たちは、ナイトメアを滅ぼすため、「銀河戦士団」を結成して戦いを挑んだ。しかし、無尽蔵に繰り出される魔獣の前に戦士団は崩壊。わずかに生き残った星の戦士たちは宇宙の片隅に追いやられつつもナイトメアを倒す新たな方法を探していた。一方、ナイトメアは企業帝国「ホーリーナイトメア社」を設立し、組織的かつ効率的に魔獣を生み出し、宇宙各地の大から小の悪党や金を持てあます金持ちたちに魔獣を売りつけるという方法で自らの勢力を拡大させていった。
そんなある日、宇宙のどこかで次世代の星の戦士「カービィ」が生まれた。そして、カービィはどこからか手に入れた宇宙艇の中で眠りにつきながらナイトメアに対抗する力をつけることになった。しかし、星の戦士の宇宙艇は自動的に魔獣のいる星に向かう機能があり、ポップスターの魔獣の存在をキャッチした宇宙艇はカービィを予定よりも200年早く目覚めさせ、なにも知らない未熟な赤子同然のカービィは宇宙艇を操縦できず、そのまま「プププランド」に不時着してしまった。
不時着後カービィはプププランドに住むフームやブン達と友達になり、彼らの助けを借りながらナイトメアを打倒するために魔獣と戦うことになった。
キャラクター・用語・登場する地名など
登場するコピー能力については、カービィのコピー能力を参照。
主なキャスト
以下に挙げている声優は、持ち役以外にも魔獣、モブキャラクター、ゲストキャラクターなど他の役として出演していることがある。
- カービィ、ホッヘ:大本眞基子
- デデデ大王:緒方賢一
- ドクター・エスカルゴン:龍田直樹
- ナイトメア、カスタマーサービス:銀河万丈
- フーム:吉田小百合
- ブン、イロー:小松里賀(現:小松里歌)
- メタナイト卿、ボルン署長:私市淳
- メーム、メーベル、ワドルドゥ:水谷優子
- パーム大臣、レン村長、キュリオ氏:長嶝高士
- カブー、コックカワサキ、郵便局長モソ、サモ、囚人(ドロン):飛田展男
- トッコリ:瀧本富士子
- ガス、ウィスピーウッズ:細井治
- ガング、タゴ:斉藤瑞樹
- ヤブイ、ビブリ:関根一則
- ラララ、サト、ハニー:秋田まどか
- ロロロ、ブレイドナイト:春林→神崎ちろ
- ソードナイト:時田光
- ハナ:神崎ちろ
パイロット版
アニメ本放送開始前に、パイロット版として短編が1話製作され、ゲーム専門雑誌「ファミ通キューブ+アドバンス」(現・ファミ通DS+Wii)においてDVDが付録として頒布された。内容は本放送に比べて原作のアクションゲームを意識した内容だった。アニメ本編には登場しなかったゲーム版のボスキャラのダークマターが登場したり、メタナイトは敵であったりした。また、カービィのデザインが『夢の泉の物語』時代のものであったり、世界観そのものも異なっていた。キャラクターは一切声を発しない。
- パイロット版のストーリー
- カービィが宇宙を旅していると、乗っていたワープスターが突然発火し、そのまま彼はポップスターに墜落した。そこで彼はティアラを付けた少女(アニメ版のフームに相当)と仲良くなり、仲良く二人で探検を始めた。それを快く思わなかったデデデ大王は、マシンガンを打ち込んだり、杭を突き刺そうとしたり、爆弾を投げつけたりしたが、いずれも失敗。自分が黒焦げになって倒れてしまったところをカービィに助けられ、心を入れ替えた大王は彼らの仲間に加わった。ところがそのとき、突然雲が辺りを覆い、中からメタナイトを始めとするモンスターたちが飛び出した。カービィは得意の吸い込みを活かしてモンスターたちを次々と倒し、メタナイトにキャプテンステッチをぶつけて倒すが、今度はナイトメアが現れてカービィたちに電撃を食らわした。
- 気がついてみると、今までの戦いはすべてカービィが見ていた夢であった。
スタッフ
- 原案 - 桜井政博
- 企画 - 加藤直次、渡辺哲也、谷村正仁
- チーフプロデューサー - 加藤直次、小田晶、尾崎正善
- プロデューサー - 岡崎剛之、山西太平、岩田聡、平野成一
- シリーズ構成 - 吉川惣司
- アニメ監修 - 小田部羊一
- アニメーション監督 - 日下部光雄
- アニメーションプロデューサー - 西宮規子
- キャラクターデザイン - 島袋美由紀
- 総作画監督 - 飯村一夫
- 3DCGディレクター - 村山寛貢
- 3DCGデザイナー - 中辻慶治、保坂洋
- 3DCGモーションディレクター - 齋藤大典、高村彰
- 美術監督 - 湖山真奈美
- 色彩設定 - 佐藤和
- デジタル撮影監督 - 山本修司
- 編集 - 瀬山武司
- 音響監督 - 松浦典良
- 音楽 - 宮川彬良
- 制作協力 - スタジオ・ザイン
- CG制作協力 - オーヴァーロード
- 制作監修 - 山内溥
- 総監督 - 吉川惣司
- 製作 - 中部日本放送、電通、ア・ウンエンタテインメント(現:ダイナメソッド)、任天堂、ハル研究所
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 「きほんはまる」
- 作詞 - さいとういんこ / 作曲 - 宮川彬良 / 編曲 - 柴野曜 / 歌 - シャンチー(カービィレコード)
- 第1話から第71話(2001年10月6日 - 2003年2月22日)まで使用された。いわゆる絵描き歌だが、星のカービィのテレビCM及び星のカービィ 夢の泉の物語のOPデモに使われているものとは全く別物である。
- 「カービィ☆ステップ!」
- 作詞 - 近藤由華 / 作曲・編曲 - 宮川彬良 / 歌 - KONISHIKI (avex mode)
- 第72話から第100話(2003年3月1日 - 9月27日)まで使用された。曲が始まる前に約5秒間のコントがある。内容は、デデデ大王がカービィを爆弾で倒そうとするが自分も巻き込まれてしまうというものが多い。オチは爆弾が爆発する(もしくは爆発音)というもの。最終回の100話は特別で、カービィが夢の中で食べ物に囲まれているというシーンの内容になっている。
- なお、これらの歌は第31話や第58話などで話のネタとして数回取り上げられた。
各話リスト
日付は全国ネットで放送された際のもの、視聴率は本放送における関東地区のもの(ビデオリサーチ調べ[9])である。サブタイトルの表記は本編中の題名読みで表示されたものに準拠する。なお、DVDおよびレンタルビデオにおいては、前後編に分かれているエピソードを1本のビデオに収めるため、収録順が変更されている。
エンディングテーマの終了後、次回予告が始まる前に「プププつうしん」というミニミニコーナーがあった。内容は、星のカービィのゲーム、星のカービィ応募プレゼント情報やアニメに関する各種ニュースのお知らせのほか、DVDやCDが当たる懸賞、視聴者が作ったカービィの絵や作品の紹介などだった。長さは15秒。ナレーションは大本眞基子。レンタルビデオ、再放送版、販売用DVDには収録されていない。
番組放送期間中、中部日本放送の『グッデイCBC』と東北放送の『グッデイみやぎ』では占いのコーナーがあり、本アニメのキャラクターを用いた星のカービィ星占いがあった。また、毎週金曜日の占いの後は「星のカービィ」の予告も番組内でされていた。なお、この占いはおはよう!グッデイ及びそのローカル枠差し替え番組では放送されなかった。
放送話数100話。視聴率は最低3.0%(64話・95話)、最高7.6%(22話・24話)。放送期間・放送話数ともにCBC製作および在名局製作のアニメ[10]として最多・最長で、TBS系列のアニメとしても3番目である[11]。
2002年4月13日と2003年4月12日は、ゴルフの「マスターズ・トーナメント」の放送により番組休止となった。
2002年9月7日と2003年9月6日は、テニスの「全米オープンテニス」の放送により番組休止となった。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 | 視聴率 | DVD・VHS |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | 出た! ピンクの訪問者 | 吉川惣司 | 日下部光雄 | 飯村一夫 | 2001年 10月6日 |
5.5% | 第1巻 | |
第2話 | 大変! 戦士のおうち探し | 吉川惣司 | 日下部光雄 | 10月13日 | 5.9% | |||
第3話 | え! メタナイト卿と対決? | 奥田誠治 | 横山広行 | はしもとかつみ | 10月20日 | 6.8% | ||
第4話 | 星の戦士のひみつ | 大関雅幸 | 高田三郎 | 10月27日 | 5.6% | 第2巻 | ||
第5話 | 怒れ! ウィスピーウッズ | 日下部光雄 | まつもとよしひさ | 飯村一夫 | 11月3日 | 5.8% | ||
第6話 | 見るぞい! チャンネルDDD | 藤森カズマ | 高橋幸雄 | 薄谷栄之 | 11月10日 | 6.5% | ||
第7話 | 逆襲! ダイナブレイド | 国沢真理子 | 原田浩 | 大宅幸男 | 11月17日 | 5.8% | 第3巻 | |
第8話 | キュリオ氏の古代プププ文明 | 馬場キスケ | えがみきよし | 中井準 | 11月24日 | 5.9% | ||
第9話 | ロロロとラララ愛のメロディ | 下由あい | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 12月1日 | 6.2% | ||
第10話 | ボルン署長をリニュアルせよ | 野添梨麻 | 藤森カズマ | 横山広行 | はしもとかつみ | 12月8日 | 6.5% | 第4巻 |
第11話 | 宮廷シェフ・カワサキ | 山口伸明 | まつもとよしひさ | 佐藤多恵子 | 12月15日 | 4.5% | ||
第12話 | デデデ城のユーレイ | 国沢真理子 | 岩崎太郎 | 谷口淳一郎 | 12月22日 | 4.6% | ||
第13話 | ププビレッジ年忘れ花火大会 | 吉川惣司 | 葛谷直行 | 岩崎太郎 | 12月29日 | 3.5% | 第5巻 | |
第14話 | 夢枕魔獣顔見勢 | 日下部光雄 | 飯村一夫 | 2002年 1月5日 |
3.4% | |||
第15話 | 誕生? カービィのおとうと | 野添梨麻 | 原田浩 | 大宅幸男 | 1月12日 | 5.0% | ||
第16話 | 私を愛したサカナ | 山口伸明 | 松浦錠平 | 藤田宗克 | 1月19日 | 5.0% | 第6巻 | |
第17話 | パームとメームの指輪物語 | 国沢真理子 | 高本宣弘 | 横山広行 | はしもとかつみ | 1月26日 | 6.8% | |
第18話 | 眠りの森のピンクボール | 馬場キスケ | まつもとよしひさ | 飯村一夫 | 2月2日 | 6.2% | ||
第19話 | ナックルジョーがやって来た! | 野添梨麻 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 2月9日 | 6.3% | 第7巻 | |
第20話 | さよなら、雪だるまチリー | 辰宮成彦 | 岩崎太郎 | 谷口淳一郎 | 2月16日 | 6.5% | ||
第21話 | 王女ローナの休日 | 野添梨麻 | 原田浩 | 大宅幸男 | 2月23日 | 7.0% | ||
第22話 | 孤島の決戦老兵は死なず! | 馬場キスケ | 松浦錠平 | 藤田宗克 | 3月2日 | 7.6% | 2nd第1巻 | |
第23話 | 迷子のダイナベイビー | 国沢真理子 | 小島英三 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 3月9日 | 6.9% | |
第24話 | ニンジャ、ベニカゲ参上! | 山口伸明 | 奥田誠治 | まつもとよしひさ | 飯村一夫 | 3月16日 | 7.6% | |
第25話 | エスカルゴン、まぶたの母 | 国沢真理子 | 藤森カズマ | 横山広行 | はしもとかつみ | 3月23日 | 7.0% | 2nd第2巻 |
第26話 | 忠誠! ソードとブレイド | 野添梨麻 | 葛谷直行 | 岩崎太郎 | 谷口淳一郎 | 3月30日 | 5.7% | |
第27話 | 恋に落ちたウィスピーウッズ | 山口伸明 | 原田浩 山崎猛 |
原田浩 | 大宅幸男 | 4月6日 | 4.7% | |
第28話 | 恐怖のデデデ・ファクトリー | 吉川惣司 | 松浦錠平 | えがみきよし | 藤田宗克 石田啓一 |
4月20日 | 5.0% | 2nd第3巻 |
第29話 | 激辛! ファミレス戦争 | 国沢真理子 | 古津和一 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 4月27日 | 5.9% | |
第30話 | カービィの謎のタマゴ | 下由あい | まつもとよしひさ | 小山幸隆 | 佐藤多恵子 | 5月4日 | 5.5% | |
第31話 | ビバ! デデベガスへようこそ | 吉川惣司 | 葛谷直行 | 横山広行 | はしもとかつみ | 5月11日 | 4.0% | 2nd第4巻 |
第32話 | 歯なしにならないハナシ | 国沢真理子 | 岩崎太郎 | 谷口淳一郎 | 5月18日 | 5.4% | ||
第33話 | え〜っ! 宇宙のゴミ捨て場 | あんのうん | 福島一三 | 原田浩 | 大宅幸男 | 5月25日 | 5.2% | |
第34話 | 究極鉄人、コックオオサカ | 野添梨麻 | 奥田誠治 | 山崎茂 | 新井豊 | 6月1日 | 5.0% | 2nd第5巻 |
第35話 | 栄光のプププグランプリ (前編) | 山口伸明 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 6月8日 | 5.8% | ||
第36話 | 栄光のプププグランプリ (後編) | えがみきよし | 藤田宗克 | 6月15日 | 4.7% | |||
第37話 | お昼のデデデワイドをつぶせ! | あんのうん | まつもとよしひさ | 佐藤多恵子 | 6月22日 | 5.2% | 2nd第6巻 | |
第38話 | 読むぞい! 驚異のミリオンセラー | 吉川惣司 | 藤森カズマ | 横山広行 | はしもとかつみ | 6月29日 | 4.6% | |
第39話 | 忘却のエスカルゴン | あんのうん | 有原誠治 | 原田浩 | 大宅幸男 山崎タケル |
7月6日 | 5.0% | |
第40話 | 魔獣ハンターナックルジョー! | 野添梨麻 | 岩崎太郎 | 谷口淳一郎 | 7月13日 | 5.1% | 2nd第7巻 | |
第41話 | メーベルの大予言! (前編) | 吉川惣司 | 奥田誠治 | 山崎茂 | 新井豊 | 7月20日 | 5.4% | |
第42話 | メーベルの大予言! (後編) | 国沢真理子 | 河合夢男 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 7月27日 | 6.1% | |
第43話 | ヒツジたちの反逆 | あんのうん | 石山タカ明 | 鳥羽聡 | 藤田宗克 | 8月3日 | 4.0% | 3rd第1巻 |
第44話 | ウィスピーウッズの友アコル | 山口伸明 | 酒井伸次 | 真野玲 | 山縣亜紀 | 8月10日 | 4.9% | |
第45話 | 真夏の夜のユーレイ! (前編) | 国沢真理子 | 藤森カズマ | 横山広行 | はしもとかつみ | 8月17日 | 3.5% | 3rd第2巻 |
第46話 | 真夏の夜のユーレイ! (後編) | 有原誠治 | 原田浩 | 大宅幸男 | 8月24日 | 4.7% | ||
第47話 | 帰れ、愛しのワドルディ | 野添梨麻 | 岩崎太郎 | まつもとよしひさ | 佐藤多恵子 | 8月31日 | 4.2% | 3rd第1巻 |
第48話 | プププランド観光ツアー | 山口伸明 | 奥田誠治 | 山崎茂 | 新井豊 | 9月14日 | 4.7% | 3rd第2巻 |
第49話 | アニメ新番組星のデデデ | 吉川惣司 | 日下部光雄 | 岩崎太郎 | 谷口淳一郎 | 9月21日 | 5.0% | 3rd第3巻 |
第50話 | 貯めるぞい! のろいの貯金箱 | あんのうん | 河合夢男 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 9月28日 | 5.3% | |
第51話 | センチメンタル・カービィ | 真野玲 有原誠治 |
真野玲 | 山縣亜紀 | 10月5日 | 4.7% | ||
第52話 | 悪魔のチョコカプセル! (前編) | 国沢真理子 | 藤森カズマ | 横山広行 | はしもとかつみ | 10月12日 | 5.5% | 3rd第4巻 |
第53話 | 悪魔のチョコカプセル! (後編) | まつもとよしひさ | 佐藤多恵子 | 10月19日 | 4.4% | |||
第54話 | やりすぎの騎士! キハーノ | 野添梨麻 | 渡辺純央 | 鳥羽聡 | 藤田宗克 | 10月26日 | 6.9% | |
第55話 | ある愛のデデデ | あんのうん | 有原誠治 | 原田浩 | 大宅幸男 | 11月2日 | 4.9% | 3rd第5巻 |
第56話 | わがままペットスカーフィ | 山口伸明 | 奥田誠治 | 山崎茂 | 新井豊 | 11月9日 | 4.9% | |
第57話 | パイを笑う者はパイに泣くぞい! | あんのうん | 岩崎太郎 | 谷口淳一郎 | 11月16日 | 5.6% | ||
第58話 | 魔獣教師でお仕置きよ! | 吉田純哉 | 河合夢男 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 11月23日 | 3.6% | 3rd第6巻 |
第59話 | 最強番組直撃! 晩ごはん | 野添梨麻 | 有原誠治 | 井上茜 | 山縣亜紀 | 11月30日 | 4.6% | |
第60話 | 宝剣ギャラクシア! | 山口伸明 | 葛谷直行 | 横山広行 | はしもとかつみ | 12月7日 | 5.5% | |
第61話 | 肥惨! スナックジャンキー | 国沢真理子 | 藤森カズマ | まつもとよしひさ | 佐藤多恵子 | 12月14日 | 5.1% | 3rd第7巻 |
第62話 | たかが占いされど占い | 有原誠治 | 原田浩 | 大宅幸男 山崎タケル |
12月21日 | 4.7% | ||
第63話 | 師走のカゼはつらいぞい! | あんのうん | しまずあきとし | 木村寛 | 飯飼一幸 | 12月28日 | 4.2% | |
第64話 | 新春! カービィ・クイズショー | 吉川惣司 | 日下部光雄 | 岩崎太郎 | 谷口淳一郎 | 2003年 1月4日 |
3.0% | 3rd第8巻 |
第65話 | 逃げてきたナックルジョー | 野添梨麻 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 1月11日 | 3.8% | ||
第66話 | さまよえるペンギー | 国沢真理子 | 有原誠治 | 真野玲 | 山縣亜紀 | 1月18日 | 5.1% | |
第67話 | 魔獣教師2 | 吉川惣司 | 藤森カズマ | 横山広行 | はしもとかつみ | 1月25日 | 3.8% | 3rd第9巻 |
第68話 | 勝ち抜け! デリバリー時代 | あんのうん | まつもとよしひさ | 佐藤多恵子 | 2月1日 | 5.5% | ||
第69話 | ウィスピーの森のエコツアー | 山口伸明 | 有原誠治 | 原田浩 | 大宅幸男 | 2月8日 | 3.5% | |
第70話 | トッコリ卿の伝説 | あんのうん | 小華和ためお | 柳瀬譲二 | 2月15日 | 4.7% | 3rd第10巻 | |
第71話 | 密着! ホエール・ウォッチング | 柔美智 | 岩崎太郎 | 堤弘子 | 2月22日 | 4.4% | ||
第72話 | ワドルディ売ります | 野添梨麻 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 3月1日 | 5.1% | ||
第73話 | まわれ! 回転寿司 | 吉川惣司 | 有原誠治 | 井上茜 | 山縣亜紀 | 3月8日 | 4.8% | 3rd第11巻 |
第74話 | モスガバーの逆襲! | はたひろし | 横山広行 | はしもとかつみ | 3月15日 | 4.7% | ||
第75話 | 夢の恐竜天国! (前編) | 国沢真理子 | まつもとよしひさ | 佐藤多恵子 | 3月22日 | 4.5% | 3rd第12巻 | |
第76話 | 夢の恐竜天国! (後編) | 有原誠治 | 原田浩 | 大宅幸男 | 3月29日 | 5.4% | ||
第77話 | ロイヤルアカデデデミー | 吉川惣司 | 小華和ためお | 柳瀬譲二 | 4月5日 | 4.4% | 3rd第11巻 | |
第78話 | 発進! エスカルゴン・ロボ | あんのうん | 岩崎太郎 | 谷口淳一郎 | 4月19日 | 5.5% | 3rd第12巻 | |
第79話 | ボンカースあらわる! | 真野玲 辻伸一 |
真野玲 | 山縣亜紀 | 4月26日 | 5.9% | 3rd第13巻 | |
第80話 | 強壮! ドリンク狂想曲 | 友永コリエ | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 5月3日 | 5.0% | ||
第81話 | ドキッ! かたづけられない女 | 国沢真理子 | 藤森カズマ | 横山広行 | はしもとかつみ | 5月10日 | 5.6% | |
第82話 | 合体ロボリョウリガーZ! | 野添梨麻 | まつもとよしひさ | 飯村一夫 | 5月17日 | 5.0% | 3rd第14巻 | |
第83話 | 魔獣教師3 | 吉川惣司 | 有原誠治 | 原田浩 | 大宅幸男 | 5月24日 | 6.7% | |
第84話 | キュリオ氏の秘宝? | 友永コリエ | 岩崎太郎 | 堤弘子 | 5月31日 | 6.6% | ||
第85話 | まぼろしの紫外線! | 吉川惣司 | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 6月7日 | 6.1% | 3rd第15巻 | |
第86話 | 弟子対決! コックナゴヤ | あんのうん | 小華和ためお | 大河内忍 | 6月14日 | 7.0% | ||
第87話 | 襲撃! カラスの勝手軍団 | 国沢真理子 | 栗原葵 | 横山広行 | はしもとかつみ | 6月21日 | 5.1% | |
第88話 | はだかのエスカルゴン | あんのうん | 高本宣弘 | 真野玲 | 山縣亜紀 | 6月28日 | 5.0% | 3rd第16巻 |
第89話 | オタアニメ! 星のフームたん | 国沢真理子 吉川惣司 |
まつもとよしひさ | 佐藤多恵子 | 7月5日 | 7.4% | ||
第90話 | 爆走! デデデス・レース (前編) | 野添梨麻 | 山崎タケル | 原田浩 | 大宅幸男 山崎猛テンプレート:Small |
7月12日 | 5.7% | 3rd第17巻 |
第91話 | 爆走! デデデス・レース (後編) | 岩崎太郎 | 堤弘子 | 7月19日 | 5.0% | |||
第92話 | ワドルディの食文化大革命 | 下由あい | 大関雅幸 | 野口木ノ実 | 7月26日 | 4.8% | 3rd第16巻 | |
第93話 | カービィ感謝の日! | 友永コリエ | 栗原葵 | 横山広行 | はしもとかつみ | 8月2日 | 4.6% | 3rd第17巻 |
第94話 | 脱走魔獣ファンファン | 柔美智 | 小華和ためお | 大河内忍 | 8月9日 | 4.8% | 3rd第18巻 | |
第95話 | デビル・カービィ! | あんのうん | 有原誠治 | 真野玲 | 山縣亜紀 | 8月16日 | 3.0% | |
第96話 | ワープスターの危機! (前編) | 吉川惣司 国沢真理子 |
原田浩 | 大宅幸男 | 8月23日 | 4.4% | 3rd第19巻 | |
第97話 | ワープスターの危機! (後編) | まつもとよしひさ | 佐藤多恵子 | 8月30日 | 5.4% | |||
第98話 | 発進! 戦艦ハルバード | 吉川惣司 | 日下部光雄 | 岩崎太郎 | 堤弘子 谷口淳一郎 |
9月13日 | 4.7% | 3rd第20巻 |
第99話 | 撃滅! ナイトメア大要塞 | 栗原葵 | 横山広行 | はしもとかつみ | 9月20日 | 5.4% | ||
第100話 (最終話) |
飛べ! 星のカービィ | 葛谷直行 | 大関雅幸 | 佐藤多恵子 | 9月27日 | 4.4% |
放送局
同時ネット局は、すべてTBS系列(ただしテレビ山口 (TYS) では放送されなかった)。テレビ高知は全国ネットから15週遅れで放送。
関東地区での平均視聴率は5.2%。CBCのこの時間枠(朝7時30分 - 8時00分)で放送されたアニメ・特撮番組の中では、当時もっとも高い平均視聴率、最高視聴率を記録している。
第27話(2002年4月)より、CBC製作アニメでは初の字幕放送を実施した。CBCの全日帯アニメでは唯一の例である。
再放送とは少々異なるが、Wiiのコンテンツ「Wiiの間」内「シアターの間」において、PPV配信されていた(現在はサービス終了)。1話100Wiiポイント。手続きをすると1週間見放題。サービス開始当初、1話・2話は無料配信されていた。
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|
中京広域圏 | 中部日本放送 (CBC) | 土曜 7:30 - 8:00 | 製作局 |
北海道 | 北海道放送 (HBC) | 同時ネット | |
青森県 | 青森テレビ (ATV) | ||
岩手県 | IBC岩手放送 (IBC) | ||
宮城県 | 東北放送 (TBC) | ||
山形県 | テレビユー山形 (TUY) | ||
福島県 | テレビユー福島 (TUF) | ||
関東広域圏 | 東京放送 (TBS) | ||
新潟県 | 新潟放送 (BSN) | ||
長野県 | 信越放送 (SBC) | ||
山梨県 | テレビ山梨 (UTY) | ||
静岡県 | 静岡放送 (SBS) | ||
富山県 | チューリップテレビ (TUT) | ||
石川県 | 北陸放送 (MRO) | ||
近畿広域圏 | 毎日放送 (MBS) | ||
鳥取県・島根県 | 山陰放送 (BSS) | ||
岡山県・香川県 | 山陽放送 (RSK) | ||
広島県 | 中国放送 (RCC) | ||
愛媛県 | あいテレビ (ITV) | ||
福岡県 | RKB毎日放送 (RKB) | ||
長崎県 | 長崎放送 (NBC) | ||
熊本県 | 熊本放送 (RKK) | ||
大分県 | 大分放送 (OBS) | ||
宮崎県 | 宮崎放送 (MRT) | ||
鹿児島県 | 南日本放送 (MBC) | ||
沖縄県 | 琉球放送 (RBC) | ||
高知県 | テレビ高知 (KUTV) | 水曜 16:24 - 16:54 | 109日 (15週) 遅れ |
東京都 | TOKYO MX (MX) | 木曜 18:00 - 18:30 | 2007年6月28日 - 2009年5月21日 |
海外放送
アメリカ合衆国へ輸出され、"Kirby right back at ya!"という題で放送された。最終回(日本においての96話から100話)はテレビ放送されずにOVAとしてDVDで発売された。なお、カービィの声優は日本と同じ大本眞基子の声が使われており全世界共通である(またこのようなケースはほかにもあり、ポケットモンスターのピカチュウの声も海外ではそのまま使われている)。
上記以外でも中国語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、イタリア語、セルビア語に翻訳されていることから、ヨーロッパでも放送されている模様だが、詳細は不明。台湾ではケーブルテレビのディズニー・チャンネルで放送されている。韓国ではアニメ専門チャンネルTooniverseで放送している。
- 日本版とアメリカ版の相違点
- アメリカ版では銀河戦士団が登場せず、星の戦士のみでストーリーが進行する。
- アメリカ版で使われているBGMは、全てが現地で独自に作られたものである。中には4Kids TVが過去に放送したアニメの曲を使いまわすこともある。
- ポケットモンスターのように村長の牧場のヒツジなど、言葉を話さない動物の鳴き声も吹き替えられている。日本版のヒツジは「メェー」と鳴くが、アメリカ版では「baa(バー)」と鳴く。
- デデデ大王が第1話から第34話で乗っていた装甲車のデザインが、日本では迷彩柄だったが、アメリカ版ではオレンジと黄色を基調とした色使いになっている。
- 第2話の、デデデ大王が装甲車の大砲を発射するシーン、カービィが村のパブで働いているシーンなどが削除されている。また、第38話でデデデ大王が本を燃やすシーンなどにも、削除されたものが若干存在する。
- 一部のSEも差し替えられており、60話を例に挙げると、シリカの武器(マシンガン、バスーカなど)の発砲音が変更されており、逆にシリカ対メタナイトの一騎打ちのシーンでは互いの剣がぶつかり合ったときの金属音がさらに追加されている。
- 第49話の劇中アニメ「星のデデデ」の冒頭でデデデが歌う日本版OP(をデデデ仕様にしたもの)が、現地オリジナル(こちらもデデデ仕様)を歌うのに差し替えられている。また、スポンサー表示画面がデデデの顔のアップの絵に変更。
後のゲームシリーズへの影響
アニメ放送終了後、原作となったゲーム版にもアニメでの設定が活かされるようになった。
- キャラクター関連(カービィ以外)
- アニメ版の影響を最も大きく受けたキャラはメタナイトである。アニメ以前は比較的マイナーだった[12]が、アニメによって大きく知名度が上昇するとともに味方サイドであったことから『星のカービィ 鏡の大迷宮』以降は味方寄りになるとともにレギュラーキャラとなった。
- また、メタナイトの剣のデザインが『大乱闘スマッシュブラザーズDX』以降はアニメ調のデザインとなり、「ギャラクシア」という剣の名称も続編の『大乱闘スマッシュブラザーズX』の技名で使用された。
- 『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』、および『星のカービィ Wii』の作中ムービーでは、メタナイトがアニメの様に半身をマントで身を包む姿を見せている。
- 『ウルトラスーパーデラックス』のモード「メタナイトでゴーDX」でのメタナイトのヘルパー(2プレイヤー用キャラ)として、ソードナイトとブレイドナイトが登場した。それ以前はソードナイトとブレイドナイトはメタナイトと無関連だった。
- デデデ大王の身長が『夢の泉デラックス』以降、アニメ版に近い高いものになった。また、『参上!ドロッチェ団』で書き起こされた公式イラストがアニメ調のものとなっている。
- 『夢の泉デラックス』以降、中ボスキャラ・ファイヤーライオンのデザインがアニメ調になった。
- 『ウルトラスーパーデラックス』から、中ボスキャラ・バグジーのデザインがアニメ調になった。
- アニメのワドルディのように槍を持った「ヤリワドルディ」がザコ敵として登場。また、『タッチ!カービィ』におけるワドルドゥが説明で「ドゥ隊長」と書かれたりもした。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』におけるメタナイトとアシストフィギュア・ナックルジョーの声優が、アニメ版でそれぞれを担当した私市淳と高山みなみが引き継いで担当した。逆に、原作・アニメなどのカービィの声優については、ゲーム(第1作目『大乱闘スマッシュブラザーズ』)から引き継がれたものである。
- 「ブレードナイト」の名前が『ウルトラスーパーデラックス』にてアニメ版の表記である「ブレイドナイト」に変更された。
- 『ウルトラスーパーデラックス』のミニゲーム『タッチ!早撃ちカービィ』に登場するナックルジョーなどのイラストがアニメ版調になっている。
- フーム、ブンが名前登録で使用される。(大乱闘スマッシュブラザーズDX)
- 『毛糸のカービィ』以降、原作においてもカービィが「ぽよ」と喋るようになった。但し、「ぽよ」としか言えない訳ではなく、「えい!」などの別の掛け声も上げている。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』のムービーでカービィが「ぽよ」と喋るシーンが存在する。
- 『毛糸のカービィ』におけるデデデが語尾に「ぞい」とつける。
- 『あつめて!カービィ』のサブゲーム「カービィマスター」にエスカルゴン、コックオオサカ、マッチョサンが、「空中探検隊EOS」にカスタマーサービスなどのアニメオリジナルキャラクターが登場。また、「カービィマスター」ではワドルドゥがアニメのように短剣を持って現れる場面がある。
- アニメ版の影響を最も大きく受けたキャラはメタナイトである。アニメ以前は比較的マイナーだった[12]が、アニメによって大きく知名度が上昇するとともに味方サイドであったことから『星のカービィ 鏡の大迷宮』以降は味方寄りになるとともにレギュラーキャラとなった。
- コピー能力関連
- アニメで『星のカービィ スーパーデラックス』同様にコピー能力習得状態では帽子を被る形が採用されたことにより、以後のゲームでもこれがスタンダードな形となる。
- 「トルネイド」や「ニードル」など一部のコピー能力の帽子が逆輸入された。
- 「ニードル」のトゲを飛ばす技が『Wii』にて「バーンニードル」という技名で逆輸入された。
- 「スパーク」の「プラズマ」との統合が逆輸入された(ドロッチェ団、Wii)。
- 97話に出ているアニメオリジナルのコピー能力の「ウォーター」と「アイアン」を基にしたものと思われる「バブル」と「メタル」が『参上!ドロッチェ団』に登場。また、アニメオリジナルのコピー能力の「ウォーター」は『星のカービィ Wii』に登場。
- その他の要素
- 『参上! ドロッチェ団』以降、デデデ城や戦艦ハルバードのデザインと設定などがアニメ版のものが使用された。『参上! ドロッチェ団』ではデリバリーシステムも登場した(前述の理由のためアニメのキャラは登場しない)。
- 前述のように『カービィのエアライド』や『大乱闘スマッシュブラザーズX』にアニメのBGMが使用された。また、効果音などにおいてもカービィがジャンプした音などが『大乱闘スマッシュブラザーズX』で使われている。
- アニメのサブタイトル場面で鳴る効果音がステージを始めるときに鳴る(毛糸のカービィ)。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』のステージ選択画面における「グリーングリーンズ」と「戦艦ハルバード」の下に表記されている原作シリーズロゴがアニメのロゴ調になっている。
- また、同作のアドベンチャーモード『亜空の使者』に登場するデデデの用意した特殊なブローチや、デデデ城内装などに彫られた、デデデの顔のデザインがアニメ版におけるデデデ像のものとなっている。
- モスガバーの逆襲でツインナッツが歌った曲がアレンジされて使われている(あつめて!カービィ)。
関連商品
CD
- 星のカービィ テーマソング(型番 KIRBY-2001)
- 収録曲 - カービィ★マーチ、きほんはまる、およびそれら2曲のカラオケ版
- カービィ! / カービィ☆ステップ!(型番 AVCA-14596)
- 収録曲 - カービィ!、カービィ☆ステップ!、カービィ★マーチ、およびこれら3曲のカラオケ版
- テレビアニメ星のカービィ オリジナルサウンドトラック(型番 KIRBY-2002)
- 収録曲 - カービィ★マーチ、きほんはまる、作中で使われたBGMなど全42曲(歌詞のあるものについてはカラオケ版も収録されている)。しかし、一部収録されていない曲もある。
上記とは別に「CDツイン テレビ・こどものうた〜世界に一つだけの花〜」 (COCX-32241) には少年少女合唱団による「カービィ★マーチ」が収録されている。
映像ソフト
セルDVDは合計13本がエイベックスより発売されている。1巻から7巻までは「ファーストシリーズ」、8巻以降は「セカンドシリーズ」の名で販売されていたが、セカンドシリーズ6巻を最後に発売が打ち切られてしまった。これにより、DVDで発売されているのは第1話から第39話までの話と後述のまんまるセレクションに収録された第49話の合計40話に留まる結果となってしまった。ちなみに、第13話はファーストシリーズ5巻とまんまるセレクションの両方に収録されている。
1巻につき3話が収録され、セカンドシリーズにはそれに加えて特典映像(アメリカで放送された英語版星のカービィ、ゲーム版カービィのハイライトシーン集)が収録されている。ファーストシリーズには特典映像はない。また、特別盤として第13話と第49話を収録した「星のカービィ まんまるセレクション カービィ“最強タッグ”編」も発売された。なお、レンタルVHSは「セカンドシリーズ」(全7巻)、「サードシリーズ」(全20巻)と続けて刊行され、全ての話が収録されている。前述のようにセルDVDの発売が打ち切られている、Wiiの間は現在はサービス終了しているため、未収録の話については(再放送や有料放送を除けば)レンタルVHSで視聴するしかない[13]。
- 星のカービィ Vol.1 (AVBA-14421)
- 星のカービィ Vol.2 (AVBA-14467)
- 星のカービィ Vol.3 (AVBA-14475)
- 星のカービィ Vol.4 (AVBA-14503)
- 星のカービィ Vol.5 (AVBA-14533)
- 星のカービィ Vol.6 (AVBA-14556)
- 星のカービィ Vol.7 (AVBA-14573)
- 星のカービィ セカンドシリーズ Vol.1 (AVBA-14590)
- 星のカービィ セカンドシリーズ Vol.2 (AVBA-14697)
- 星のカービィ セカンドシリーズ Vol.3 (AVBA-14717)
- 星のカービィ セカンドシリーズ Vol.4 (AVBA-14727)
- 星のカービィ セカンドシリーズ Vol.5 (AVBA-14739)
- 星のカービィ セカンドシリーズ Vol.6 (AVBA-14764)
- 星のカービィ まんまるセレクション カービィ“最強タッグ”編 (AVBA-14698)
星のカービィ マジカルシアター
浜名湖パルパル(期間不明)と東京ドームシティおもちゃ王国で2008年9月20日から2009年1月12日までの期間中に世界初の4Dシアター(3D映像と劇場の椅子の振動を合わせて4Dとされる)「星のカービィ マジカルシアター」が公開されていた[14]。おもちゃ王国は防犯のため小学生までしか入場できないことになっているが、終了する数日前にマジカルシアターを見るだけなら小学生以上でも入場が可能となっていた。また、カービィの声を務めている大本眞基子が終了数日前に来場し大本が描いたカービィのサインが飾られた。タイトルは『星のカービィ〜特別編〜倒せ!!甲殻魔獣エビゾウ』。カービィがデデデ大王にデリバリーシステムで注文された甲殻魔獣・エビゾウと戦う物語。全体のストーリーは番組中期と同じ雰囲気で、主要キャラクターの多くが再登場を果たしている。エビゾウ、およびコピー能力「カブキ」は歌舞伎役者市川海老蔵のパロディである。上映時間は8分11秒。2009年8月9日より、Wiiチャンネル『Wiiの間』でフルCG映像としてネット配信が開始された。また、2011年10月18日からニンテンドー3DSのニンテンドービデオで前編・後編に分けての期間限定配信がされていた。これにより3Dで視聴することが可能になった。
脚注
関連項目
外部リンク
- アニメ「星のカービィ」CBC公式サイト
- アニメ「星のカービィ」Nintendoホームページ
- アニメ「星のカービィ」TOKYOMXホームページ
- 5年ぶりの新作アニメ「星のカービィ マジカルシアター」を見てきました
- 『Wiiの間』にアニメ「星のカービィ」特別編が配信開始!
- ↑ ポケモンやセガのソニックなど、他のアニメは主にテレビ東京系列での放送となっている
- ↑ 再びナイトメアとの対決のテーマに戻ったのは第96話以降。ただし基本として一話に一体以上の魔獣は登場する。
- ↑ ゲームでのプププランドは、緑や生き物など自然があふれるファンタジーな場所である
- ↑ 4.0 4.1 CBC公式サイト アニメカービィの裏側 キャラクターがスゴイ!!
- ↑ CBC公式サイトの公式FAQより。
- ↑ 週刊『ファミ通』のコラム「桜井政博のゲームについて思うこと」より。箱根の旅館で行い、声優たちの寄せ書きも貰ったとのこと(同コラムの単行本1巻より)。
- ↑ 第98話で戦艦ハルバードに乗り込んだはずのロロロ・ラララがププビレッジにいたことや、同じく第98話で跡形もなく破壊されたデデデ大王のデリバリーシステムをキュリオ氏が設計図もなしに「あとネジ一本しめれば完成」という状態まで修理したことなど。
- ↑ 同コラムより。桜井いわく、吉川の妻もまたアニメカービィの作品を愛するファンの一人だったという。
- ↑ 出典:ビデオリサーチ
- ↑ 放送年数はメ〜テレ製作の『まじめにふまじめ かいけつゾロリ』(全97話)も並ぶが、話数は本作が最多。
- ↑ 『まんが日本昔ばなし』(MBS製作・全952話)、『まんがはじめて物語』(TBS製作・全305話)に次ぐ3番目で、『コジコジ』(TBS製作)とタイ。
- ↑ スマブラ拳!! アンケート集計拳!! 「もしスマブラ2があったとしたら登場してほしいキャラ」(1999年のもの)
- ↑ セルDVDの発売が打ち切られているため、パイロット版、第1話から第100話を含め、全ての話が収録されているわけではない。
- ↑ 東京ドームシティ おもちゃ王国 イベント情報