山本おさむ

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テンプレート:Sidebar with collapsible lists 山本 おさむ(やまもと おさむ、1954年2月16日 - )は、日本漫画家長崎県諫早市出身。

概要

『ぼくたちの疾走』などの青春漫画路線から、『遥かなる甲子園』以降、聴覚障害者などを取り上げた作品を多く描くようになる。

『遥かなる甲子園』は、聾学校の野球部の子どもたちを、『わが指のオーケストラ』は、日本のろう教育の歴史を描いて、障害児教育へ一石を投じたものとして反響を呼んだ。聾学校での重複障害の子どもたちを描いた『どんぐりの家』は、1997年に映画化され、社会的にも話題になった。

彼のこうしたテーマへの取り組みの意図は、彼のエッセイ『どんぐりの家のスケッチ- 漫画で障害者を描く』(岩波書店 1998年)に読むことが出来る。

『どんぐりの家』は第24回(1995年度)日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した。テンプレート:要出典

夭折した非凡の棋士村山聖の人生を基にした「聖-天才・羽生が恐れた男」を描くことになったきっかけは、妻(久木田律子)が村山と同じ病気を患っていたことであった。その妻は連載中に亡くなっている。

ほかに『日本共産党』の機関紙しんぶん赤旗』の日曜版でエッセイ漫画『今日もいい天気』を連載(2009年パートⅠ、2012年パートⅡ)。パートⅠは福島県天栄村での作者の田舎暮らしをコミカルに描いた。好評だったため、震災前の2010年にパートⅡの連載が決まっていたが、その後の原発事故を受け、編集部は続編はムリではないかと判断していた。山本氏は自身の自主避難体験を描くことを決意していたことも連載のなかで描かれている。パートⅠと対照的な連載になったが、パートⅠも含めたこの作品が、第42回 (2013年度)日本漫画家協会賞特別賞を受賞をした。

九条の会」傘下の「九条の会・さいたま」呼びかけ人を務めている[1]

作品リスト

脚注

  1. ブログテーマ 九条の会・さいたま 呼びかけ人 九条の会・さいたま

アシスタント

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