宮本信子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

テンプレート:ActorActress 宮本 信子(みやもと のぶこ、本名;池内 信子[1]、旧姓;宮本1945年3月27日[2] - )は、日本女優歌手北海道小樽市生まれ[2]愛知県名古屋市育ち[3][4]愛知淑徳高等学校卒業[2]。夫は伊丹十三。長男は池内万作。所属事務所東宝芸能[1]1990年から)。

来歴・人物

1963年、高校卒業後、文学座附属演劇研究所に入所[2]。翌年に木村功が中心メンバーの劇団青俳に入団。舞台で活躍後はフリーとなる。1970年代はTVドラマに脇役として多数出演。映画『日本春歌考』での共演が縁で1969年に伊丹と結婚し、子育てが一段落した1984年に夫がメガホンを取った『お葬式』に主演しブレイク。以降の伊丹作品に全て出演し、作品ごとに多彩で多様なキャラクターを演じ、美人役からブサイクなオバハン役までをこなす演技力で、国内の映画賞を多数受賞した。

{{要出典|夫である伊丹は「妻はいい女優なのになかなか主役の話が来ない。ならば彼女を主役にした映画を自分で撮ってしまえばよい」と、彼女を「お葬式」に起用したと述べている[5]。伊丹映画での起用が元で、日本を代表する個性派女優へと成長した。またテンプレート:要出典。伊丹とは芸能界を代表するおしどり夫婦であった。

1997年の伊丹との死別を機にジャズシンガーとしての活動も開始。2005年2月にライヴ・アルバム『Jazz in Tokyo Live@Toranomon Nobuko Miyamoto』をリリースした[6]

伊丹の自殺を機に映画への出演を控えていたが(映画館に入るのも恐くなったという)、2007年に『眉山-びざん-』で実に10年ぶりの映画出演を果たす。2011年、『阪急電車 片道15分の奇跡』で第36回報知映画賞助演女優賞を受賞した[7]

小唄ジャズダンスが趣味で[2]、『あげまん』や『マルタイの女』でその経験が活かされている。

2014年紫綬褒章受章[8]

エピソード

出演作品

テレビドラマ

NHK

日本テレビ系列

TBS系列

フジテレビ系列

テレビ朝日系列

テレビ東京系列

WOWOW

映画

舞台

  • 油屋おこん(1998年、京都南座)
  • うさぎ一座物語(1999年、大阪松竹座)
  • 雪やこんこん
  • あげまん(2000年、中日劇場)
  • 紙屋町さくらホテル
  • おやすみの前に(2002年5月、PARCO劇場)
  • 港町十三番地(2003年3月 - 4月、芸術座)
  • 港町十三番地(2004年7月、梅田コマ劇場)
  • 眉山-びざん-(2009年)

劇場アニメ

ラジオ

  • 都会の二つの顔(1963年)ラジオテレビ記者会年間最優秀作品賞・芸術祭奨励賞
  • 鳥の名前の少年 あるいは、ある小惑星探査機の冒険(2011年12月24日) - ナレーション

その他のテレビ番組

CM

  • ハウスジャワカレー(1970年) - 伊丹十三と共演
  • 味の素「マヨネーズDo」 - 伊丹十三と共演
  • ツムラ - 伊丹十三と共演
  • 納豆・金のつぶシリーズ(2000年 - 2002年)

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:東宝芸能 テンプレート:歴代の新語・流行語大賞の受賞者 (年間大賞選定以前) テンプレート:日本アカデミー賞最優秀主演女優賞

テンプレート:キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞
  1. 1.0 1.1 テンプレート:Cite web
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 テンプレート:Cite web
  3. テンプレート:Cite web
  4. テンプレート:Cite web
  5. 伊丹『「お葬式」日記』287p
  6. テンプレート:Cite web
  7. テンプレート:Cite web
  8. テンプレート:Cite news
  9. 長新太アンコール 伊丹十三「長さん賛」より