天羽々矢(あめのはばや)は、記紀神話に現れる矢。「羽々」の意味は不詳だが、「羽のように大きい」もしくは「大蛇」と解する説が有力。高皇産霊神(たかみむすひのかみ)が、天稚彦(あめわかひこ)を葦原中国(あしはらのなかつくに)に下す際に、天鹿児弓(あめのかごゆみ)と共に天稚彦に与えた(詳しい経緯は葦原中国平定を参照)。
東征に望む神武天皇に対し、長髄彦(ながすねひこ)は饒速日命(にぎはやひのみこと)が所持する天羽々矢を示し、自分が天津神に仕えていることを証明するが、饒速日命の手によって殺害される。
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