みなみのうお座
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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox Constellation みなみのうお座(南の魚座、Piscis Austrinus)は、トレミーの48星座の1つ。
星座の先端にあるα星は、全天21の1等星の1つであり、フォーマルハウトと呼ばれる。この星以外には明るい星はない。
主な天体
恒星
- α星:フォーマルハウト(Fomalhaut)は、みなみのうお座で最も明るい恒星で、全天21の1等星の1つ[1]。アラビア語のفم الحوت が由来で「魚の口」。
- ラカーユ9352 - 太陽系から11.47光年の位置にある恒星。
神話
ギリシア神話によれば、神々がナイル川沿いで宴会を開いていたところ、突然、怪物テュポンが現れ、驚いた神々は動物に姿を変えて逃げた[2]。愛の女神アプロディテが魚の形になって逃げたものとされる[2]。また、うお座の魚の親魚だともいう[2]。