北海道道124号宮の沢北一条線
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(北海道道124号から転送)
北海道道124号宮の沢北一条線(ほっかいどうどう124ごう みやのさわきたいちじょうせん)は、北海道札幌市内を結ぶ主要道道(北海道道)である。全線が札幌市管理路線であり、札幌圏都市計画道路の北5条手稲通、西25丁目通、北1条宮の沢通のそれぞれ一部である。
概要
全線が国道5号の旧ルートであり、国道がバイパスの札幌新道へルート変更された際、道道として認定された。現在でも札幌市西部と都心を結ぶ最短ルートであり主要な幹線道路の一つであることから交通量は多い。
路線データ
- 起点:北海道札幌市西区宮の沢1条3丁目(=国道5号交点)
- 終点:北海道札幌市中央区北1条西11丁目(=国道230号交点)
- 総延長:7.2km
- 重複区間:札幌市中央区北5条西24丁目 - 札幌市中央区北1条西24丁目(北海道道453号西野白石線)
都市計画道路として
当路線のうち以下の区間は札幌圏都市計画道路として都市計画決定されている
- 起点 - 札幌市中央区北5条西24丁目:北5条手稲通
- 札幌市中央区北5条西24丁目 - 札幌市中央区北1条西24丁目:西25丁目通
- 札幌市中央区北1条西24丁目 - 終点:北1条宮の沢通
歴史
札幌と小樽を結ぶルートとして、この道路は古くから幹線道路として重要な役割を果たしてきた。
原型となった道路(札幌越新道)は北海道開拓期の極めて早い時期である1798年(寛政10年)に開削され、1857年(安政4年)には道路らしい道路となった。その後、1872年(明治5年)には銭函までの馬車道路として整備され、1885年(明治18年)には国道として指定されている。
1934年(昭和9年)には札幌と小樽を結ぶ鉄道省営自動車が運行を開始[1]し、当時道央の経済の中心であった小樽とを結ぶ幹線道路として、札樽国道という呼び名で広く呼ばれるようになる。1983年(昭和58年)に国道5号が札幌新道へルート変更され、当該区間は道道となり現在に至る。
通過する自治体
- 石狩振興局
- 札幌市(西区 - 中央区)
主な接続道路
- 札幌市西区
- 国道5号=宮の沢1条3丁目
- 北海道道82号西野真駒内清田線=西町南21丁目
- 北海道道276号琴似停車場線=琴似2条7丁目
- 札幌市中央区
- 北海道道89号札幌環状線=二十四軒3条7丁目
- 北海道道453号西野白石線=北5条西24丁目、北1条西24丁目
- 北海道道326号桑園停車場線=北1条西15丁目
- 国道230号=北1条西11丁目
- 北海道道452号下手稲札幌線=北1条西11丁目
参考文献
- さっぽろ文庫58 札幌の通り 札幌市教育委員会編 北海道新聞社 1991年 20頁-21頁、164頁-165頁
- 札幌市都市計画情報サービス
脚注
- ↑ この道路は現在に至るまで札樽線 (ジェイ・アール北海道バス)の主要ルートである