加勢大周

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テンプレート:ActorActress 加勢 大周(かせ たいしゅう、1969年12月29日 - )は、日本の元俳優。本名、川本 伸博(かわもと のぶひろ)。

北海道函館市出身。兄嫁のおじに前川清がいる[1](いわゆる遠戚)。

来歴

1989年、東京都立玉川高等学校卒業。

学生時代は、授業をさぼってはタバコと麻雀に明け暮れていた。当時髪の毛を短くし立たせており、更に図体が大きいことから「ラオウ」と呼ばれていた(決してケンカが強いからではない)。

1990年桑田佳祐初監督の映画稲村ジェーン』で主役に抜擢され俳優デビュー。その関係からか、同年12月31日TBSで中継された年越しライブ『歌うサザンに福来たる』にも出演していた。その後吉田栄作織田裕二とともに「トレンディ御三家」(平成御三家とも)と呼ばれ、ドラマにも引っ張りだこだった。

ところが、1991年に加勢が実母を社長に据えて個人事務所を設立し前事務所(インターフェイスプロジェクト)からの独立を画策した際に、前事務所が芸名の使用の停止を求めて裁判所に提訴し揉めた。また、前事務所が「加勢大周」という名前を商標登録出願していた(商標登録はされず)[2]。「加勢大周」という芸名は、前事務所社長が敬愛する幕末の勝海舟から名付けたものであり愛着があったという。その後、1年3カ月の裁判の結果、勝訴となり加勢大周の芸名は認められたが、その後前所属事務所が「新加勢大周」として同名タレントをデビューさせる。ただ、すぐに「坂本一生」(幕末の坂本龍馬から)と改名[3]。プロダクション側は「加勢大周の名をプレゼントする」とインタビューで公言しこの問題は収束した。

1995年頃からは助演としての出演が目立ってくるようになった。この頃から、台湾のTVドラマへの出演を始め、現地で人気を博した。また、同年に“カルトの帝王”と呼ばれた石井輝男監督のアクション映画『無頼平野』に主演。

2005年から『くりぃむしちゅーのたりらリラ〜ン』、2006年からはゴールデンに昇格した『くりぃむしちゅーのたりらリでイキます!!』の「ベタドラマ」にベタ男役として出演。

2006年1月6日の『笑っていいとも』出演時に、オートレースが大好きであると公言している。

2008年10月5日、東京都世田谷区新町2丁目の自宅マンションにて、覚せい剤3グラムと乾燥大麻9.4グラムを所持していたとして、覚せい剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)の現行犯で逮捕された。尿検査では覚せい剤使用の陽性反応が出ており、自宅からは栽培中の大麻草25株や覚せい剤を使うためのものと見られる注射器なども見つかっている[4]。また、これにより放送中であった出演ドラマ「キッパリ!!」は打ち切りとなった[5]。同年12月18日、この事件の判決公判が開かれ、裁判官は「違法薬物に対する常習性、依存性もうかがわれるが、二度と手を出さないと反省の態度を示している」とし、懲役2年6か月、執行猶予3年(求刑懲役2年6か月)を言い渡した。この裁判の初公判にて、「田舎の親元に戻って一からやり直したい」と芸能界引退を表明した[6]

2011年時点はバーテンダーとして働いている。[7]

出演

テレビドラマ

映画

オリジナルビデオ

CD

  • シャイなあんちくしょうサントラCD(1991年) 2トラックに語りが挿入されている

バラエティー

ラジオ

その他

  • コミュニTV 熱情放送(CATV

コマーシャル

脚注

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  1. フジテレビ系『笑っていいとも!』出演時のトークより
  2. 加勢大周出演禁止等請求事件 - 「商標登録がされている」との地裁判決文は誤りで実際は登録されていないと指摘している。
  3. 数回芸名の変更があったが2011年現在は坂本一生
  4. 覚醒剤と大麻所持で加勢大周逮捕 - SANSPO.COMテンプレート:リンク切れ
  5. 加勢大周容疑者逮捕! TBS系ドラマ「キッパリ!!」打ち切り - スポーツ報知テンプレート:リンク切れ
  6. 加勢大周被告に猶予判決「反省の態度示す」 - SANSPO.COMテンプレート:リンク切れ
  7. 加勢大周 バーテンダー転身 記者直撃に「まじめに働いてる」