住宅・都市整備公団9100形電車のソースを表示

{{鉄道車両
|車両名=住宅・都市整備公団9100形電車
|社色= #0066ff
|画像=Series 9100 of Chiba Newtown Railway.jpg
|画像説明=住宅・都市整備公団9100形電車<br />所有は千葉ニュータウン鉄道、管理は北総鉄道が行う
|編成=8両編成
|起動加速度=3.5
|営業最高速度=110
|設計最高速度=120
|減速度（常用最大）=4.0
|減速度（非常）=4.5
|編成定員=1,032人
|車両定員=先頭車121（座席41）人<br/>中間車132（座席50）人<br/>元公衆電話付中間車131（座席50）人
|全長=18,000<!-- 各項目のカンマは消さないこと -->
|全幅=2,780<!-- 車体基準幅の値 -->
|全高=3,985mm<br/>パンタグラフ付車両4,050
|編成重量=264t
|車両重量=[[動力車|電動車]]34.0t<br/>[[付随車]]30.0t
|軌間=1,435
|電気方式=[[直流電化|直流]]1,500V　（[[架空電車線方式]]）
|主電動機=[[かご形三相誘導電動機]]　130kW
|編成出力=3,120kW
|歯車比=85：14（6.07）
|駆動装置=[[TD平行カルダン駆動方式]]<br/>[[WN平行カルダン駆動方式]]
|台車=SUミンデン式台車<br/>FS-547・FS-047
|制御装置=[[ゲートターンオフサイリスタ|GTO]]-[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]
|ブレーキ方式=[[回生ブレーキ]]併用[[電気指令式ブレーキ|電気指令式空気ブレーキ]]
|保安装置=[[自動列車停止装置|C-ATS]]
|製造メーカー=[[日本車輌製造]]
|備考=基本的に上記は1次車落成時のデータ
}}

'''住宅・都市整備公団9100形電車'''（じゅうたく・としせいびこうだん9100がたでんしゃ）は、[[千葉ニュータウン鉄道]]が[[所有権|所有]]し、 [[北総鉄道]]が管理する[[通勤形車両 (鉄道)|通勤形電車]]。'''C-Flyer'''（シーフライヤー）の愛称を持つ。千葉ニュータウン鉄道の路線を保有していた[[住宅・都市整備公団]]が[[1994年]]（[[平成]]6年）秋に導入。8両編成3本（24両）が在籍する。

==概要==
[[1995年]]（平成7年）[[4月1日]]に開業する[[千葉ニュータウン中央駅]] - [[印西牧の原駅]]間の延伸に備えて1次車として8両編成2本（16両）が製造された。その後、[[2000年]]（平成12年）の印西牧の原駅 - [[印旛日本医大駅]]間の延伸開業時に2次車として8両編成1本（8両）が製造された。本形式は[[千葉ニュータウン]]のイメージアップや[[省エネルギー]]化、乗り心地の向上、乗客サービスの向上などを設計の基本とした。

車体は独自の設計だが、[[鉄道車両の検査|検査業務]]を北総鉄道（北総）に委託している（工場検査業務は[[京成電鉄]]に依頼）関係から、走行機器類は[[北総開発鉄道7300形電車|北総7300形]]及びその原設計車両である[[京成3700形電車|京成3700形]]と基本的に同一である。

[[愛称]]は'''C-Flyer'''（シーフライヤー）で、車体側面に愛称[[ロゴタイプ|ロゴ]]が貼り付けされている。愛称の由来は、「C」は'''C'''hiba-Newtown（千葉ニュータウン）、'''C'''omfortable（快適）、'''C'''lean（清潔）、'''C'''ulture（[[文化]]）の頭文字から、「Flyer」とは[[優等列車|速い列車]]（[[急行列車]]、[[快速列車]]など）の意味である。

[[都営地下鉄浅草線]][[地下鉄対応車両|乗り入れ用車両]]としては[[京急600形電車 (3代)|京急600形]]・[[京急1000形電車 (2代)|京急新1000形]]1 - 5次車と並ぶ固定セミクロスシートを採用した車両である。京成電鉄（京成）・[[東京都交通局]]（[[都営地下鉄]]）浅草線・[[京浜急行電鉄]]（京急）に乗り入れる。

登場時から[[1999年]]（平成11年）[[9月30日]]までは[[住宅・都市整備公団]]（住都公団）、同年[[10月1日]]から[[2004年]]（平成16年）[[6月30日]]までは[[都市基盤整備公団]]（都市公団）が所有して車両の管理業務を北総開発鉄道が行っていたが、同年[[7月1日]]に都市公団が[[都市再生機構]]（UR都市機構）へ改組されたのに伴い、同公団保有の鉄道施設と車両が千葉ニュータウン鉄道に譲渡され、北総開発鉄道も北総鉄道に商号変更されたため、「千葉ニュータウン鉄道所有・北総鉄道管理」となっている。

このため、1次車に貼付されていた住都公団の[[マーク]]は都市公団移行時に同公団のマークに交換し（2次車は都市公団時代の登場）、千葉ニュータウン鉄道への譲渡時には全編成が「北総鉄道」と表記したプレートに交換され、「K'SEI GROUP」[[ロゴタイプ|ロゴ]]も貼付された。

千葉ニュータウン中央駅 - 印西牧の原駅間開業時には、当形式の[[ペーパークラフト|クラフトモデル]]をあしらった[[乗車券#記念乗車券|記念乗車券]]が発売された。

<gallery widths="180" style="font-size:80%;">
File:C-flyer logo.JPG|車両側面に標記されている「C-Flyer」の[[ロゴタイプ|ロゴ]]（[[新鎌ヶ谷駅]]にて撮影）
</gallery>

==外観==
車体は軽量[[ステンレス鋼|ステンレス]]製とし、全面的にダルフィニッシュ（表面を梨地状とした艶消し、2次車は後述）仕上げとした。前面形状は[[鳥類|鳥]]の[[オナガ]]をイメージしたものとし、車体カラーリングもそれをベースとしたものである<ref>鉄道ピクトリアル1995年臨時増刊号新車年鑑1995年版を参照。</ref>。車体断面は裾絞りのように緩くカーブした形状となっている。

前頭部は「まろやかさとスピード感」のイメージから[[三次元]]曲面を採用した丸みを帯びた形状で、[[普通鋼]]で構成される。上部はブラック、それ以外をシルバーメタリックを、下部に設置した[[排障器|スカート]]は青色に[[塗装]]されている。

正面には地下鉄線内における[[非常口]]に使用する[[プラグドア]]を設置する。正面窓上部の左右に丸形の[[尾灯]]と[[通過標識灯]]を配置し、中央に[[発光ダイオード|LED]]式の[[列車番号|運行番号]]表示と[[方向幕|種別・行先表示器]]を設置する。種別・行先表示は窓上部に[[日本語]]表記を配し、[[操縦席|運転席]]窓下に[[英語]]表記の行先表示を配する。[[列車種別]]の英語表記は側面種別・行先表示器のみ表示される。

側面のカラーリングは珍しいカラーリングを採用している。客用ドアでは先頭車の[[車椅子スペース]]部は青色を、中間車のクロスシート<!-- 先頭車の優先席部は黄色ではありません。 -->部に黄色の目立つカラーリングを施している。そのほか、各[[戸袋]]部にはグレーの縦ストライプを、車体裾部には全長にわたって青色のラインを配置している。

側面の行先表示器と[[車側表示灯|車側灯]]、隣接の車外[[スピーカー]]1台は黒色として一体に見えるようにしている。側面の[[鉄道の車両番号|車両番号]]表記は車端部の下方に青色で表記されている。

==車内内装==
さわやかさと落ち着きのある空間を目指し、全体的に淡い色調を採用した。なお、この項目で述べる車内仕様は基本的に1次車のものであり、2次車の変更点については後述の項目を参照のこと。

車内はライトグレー系のつや消し無地の[[デコラ|化粧板]]を使用し、床材は2色の濃淡柄入りで構成している。車椅子スペースは先頭車の1番目ドア直後に配置する。

座席は基本的には[[鉄道車両の座席#ロングシート（縦座席）|ロングシート]]で、淡いブルー系の「パープリッシュブルー」とした[[バケットシート|セミバケットシート]]を使用している。座席端は袖仕切と呼ばれる仕切板を設置し、[[網棚|荷棚]]はステンレスパイプで構成される。ロングシートはいずれも1人分は440mm幅を確保した。なお、先頭車の[[優先席]]は薄い緑色の生地を使用する。

このうち、各中間車には計8人分の[[鉄道車両の座席#クロスシート|クロスシート]]を設置する。これは編成の4・5号車間を境として、先頭車側の車端部に設置されるもので、片側に2人掛けを2基設置する。後述の[[公衆電話]]設置場所は電話室スペースの関係から対面式のボックスタイプ、それ以外の場所は編成の4・5号車間を境として先頭車側を向く固定配置である。

側窓は2連のユニット窓で、車椅子スペース部は固定窓、それ以外の場所はすべて下降窓を配置する。[[カーテン]]はベージュ色のものである。連結面は妻面窓はなく、[[貫通扉]]は青色で、下方まで拡大した窓を設けている。

客用ドアは室内側も化粧板仕上げで、ドアガラスは独自の形状である。これは室内側のガラスの戸当たり部分を黒くし、閉まった時に1枚の大形窓にも見えるようデザインされたものである。
<gallery widths="180" style="font-size:80%;">
File:Koudan9100 9117inside.JPG|車内（1次車）
File:Koudan9100 9117priorityseats.JPG|車端に設置されている<br />クロスシート（1次車）<br />優先席となっている
</gallery>

===サービス機器===
[[車内放送|自動放送装置]]は北総線内のほかに都営浅草線内でも使用され、装置自体は乗り入れ先全社局で使用可能だった。しかし、[[2004年]]（平成16年）の[[帝都高速度交通営団]]から[[東京地下鉄]]（東京メトロ）への改組による「営団○○線」の名称変更、および「北総・公団線」から「北総線」への名称変更が必要となった折、放送設備が京成電鉄で整備できないこともあり、変更を行わず自動放送使用中止の選択がされ、現在は[[車掌]]の肉声で放送されている。

ドア上部にはLED式[[車内案内表示装置|車内案内表示器]]が設置され、表示内容は他車と異なり、京急線内でも（乗り換え案内を含め）表示される。前述の改変時にはLED案内表示器についても変更されたが、北総および都営浅草線におけるホーム側開扉予告が廃止されたかわり、運行・乗り入れ先全社局にわたって「まもなく 何々（駅） -」の次駅表示を開扉まで[[スクロール]]するようになったのが従来の京成車との相違点である。

このほかに車内での[[ラジオ|AM・FMラジオ]]聴取用の電波増幅器、各側面に車外案内放送用[[スピーカー]]を2個設置する。また、登場当時には3・6号車の車端部に通勤電車では初めての[[テレホンカード|カード]]式の[[公衆電話]]が設置されていたが、[[携帯電話]]の普及で[[1997年]]（平成9年）度に撤去した<!-- 鉄道ピクトリアル新車年鑑1998年版参照-->。(1次車のみ)　

[[エアー・コンディショナー|冷房装置]]は[[集中式冷房装置|屋根上集中式]]の能力41.86kW（36,000kcal/h）の装置を搭載する。装置は[[インバータ]]による容量可変式で、[[マイクロコンピュータ|マイコン]]によって快適な室温に制御されるものである。車内の冷気拡散はラインフローファン方式で、補助送風機（ラインデリア）を設置する。

===乗務員室===
[[操縦席|乗務員室]]内は灰色の配色とし、運転台計器盤は黒色の色調である。運転台計器盤周辺・マスコンハンドルの造作は京成3700形と同様としている。本系列では在来車両（[[住宅・都市整備公団2000形電車|9000形]]）よりも[[運転士]]用の座席を300mm車体中央へ寄せることで広い視界を確保させた。

[[マスター・コントローラー|主幹制御器]]は直通規格に基づいたT字形ワンハンドルマスコン方式（[[力行]]1 - 5[[ノッチ]]・常用ブレーキ1 - 5段・[[非常ブレーキ|非常]]）を採用した。計器盤右端には[[鉄道車両のモニタ装置|モニタ装置]]のディスプレイが収納されている。

乗務員室背面仕切壁には運転席背後に幅広の大窓を、右側に仕切扉窓を配置する。[[遮光幕]]は両方の窓に設置する。<!-- 使用状況まで書く必要はない。-->乗務員室は奥行きを2,100mmと広く確保し、このために運転席背後は立席スペースとした。

==走行機器など==
走行機器類は基本的に北総7300形や京成3700形と同一であり、車両性能も同一としている。

制御装置は[[東洋電機製造]]製の[[ゲートターンオフサイリスタ|GTO]][[半導体素子|素子]]による[[可変電圧可変周波数制御|VVVFインバータ制御]]である。制御器1台で130kW出力の[[かご形三相誘導電動機|主電動機]]を8台制御する1C8M制御方式としている。編成での[[MT比]]は6M2T構成である。

[[鉄道車両の台車|台車]]は[[住友金属工業]]製のSUミンデン式（U形ゴムパッド付き片板バネ式）軸箱支持方式の[[空気バネ]]台車を使用している。動力台車はFS547形、付随台車はFS047形と称する。

補助電源装置は[[東芝]]製のGTO素子を使用したDC-DCコンバータ方式（150kW出力）で、[[架線]]からの[[直流]]1,500Vを直流600Vに降圧するものである。交流回路には[[トランジスタ|パワートランジスタ]]素子を使用した[[静止形インバータ]]で[[単相交流]]200Vに変換して使用する。

ブレーキ装置はMBSA方式で、[[回生ブレーキ]]併用[[電気指令式ブレーキ|電気指令式空気ブレーキ]]とし、[[保安ブレーキ]]と耐雪ブレーキ機能を有する。
[[圧縮機|空気圧縮機]] (CP) は交流駆動のC-2000ML形を使用する。[[集電装置]]は下枠交差形のパンタグラフを搭載する。

==2次車について==
2次車は、1次車の落成から5年ほど経過したため、沿線利用者から構成される[[モニター]]会員の意見や北総開発鉄道（当時）所属の[[乗務員]]からの要望を反映したものとした<ref name="SUBWAY">いずれも日本地下鉄協会「SUBWAY」2000年11月号「通勤車9100形2次車の概要」を参照。</ref>。走行機器類については予備部品の共通化のために変更はない。

1次車と2次車とでは次のような差異がある。
{| class="wikitable" style="font-size:90%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-
!&nbsp;
!1次車
!2次車
|-
!側面ステンレス外板仕上げ
|全面マット（つや消し）仕上げ
|窓周囲のみマット仕上げ、<br />それ以外を半つや消し仕上げ
|-
!乗務員室の光線除け<br /><small>（遮光パネル、太陽の光を遮る日差し除け）</small>
|ブルーの小形品を1枚
|グレーの大形品を2枚<br /><small>（乗務員の要望から改善）</small>
|-
!車内の化粧板
|ライトグレーのつや消し化粧板
|ライトグレーの光沢化粧板<br /><small>（色は同じだが、汚損防止対策から表面処理を変更）</small>
|-
!袖仕切・座席生地
|袖仕切上部のパイプは1本<br />座席生地は淡い青紫系
|袖仕切上部のパイプは2本<br />座席生地はより深い青紫系
|-
!座面形状
|1人分の掛け幅は440mm<br />座面はセミバケットシート
|1人分の掛け幅は450mm<br />座面はバケットシート
|-
!車内ドア上部のLED案内表示器の台数
|全ドア部に設置（北総7300形と同一）
|千鳥配置（[[路線図]]・案内表示交互）
|-
!中間車車端部のクロスシート<!-- 落成時の写真にはクロスシート部につり革がある。 -->
|クロスシートは両側に設置<br />（2人掛けを片側2基、両側で8人分）
|クロスシートは片側に設置（2人掛けを片側2基）<br />反対側は5人掛けのロングシートに変更<ref>各中間車の座席定員は1人増加した。</ref>
|}

このほか、前面[[排障器|スカート]]左右にステップを新設し、前面[[ワイパー]]の点検作業を行いやすくした。さらに車両間[[転落防止幌]]を設置した。
2012年には前面行先表示器と側面は3色LEDからフルカラーLEDに変更した上、ドア上部のLED案内表示器は北総7300形や7500形と同一となった。

室内では、本系列が[[空港連絡鉄道|空港連絡列車]]に使用されることも考慮し、大きな荷物による[[蛍光灯]]破損を防ぐため、[[蛍光灯#飛散防止膜付き蛍光管|飛散防止形蛍光灯]]を使用した。空調装置ではラインデリアに強弱運転機能を追加した。なお、1次車で車内に設置していた公衆電話は当初より省略した<ref name="SUBWAY" />。

==編成形態と運用==
;編成表
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%; margin:1em 0em 2em 3em;"
|-style="border-bottom:solid 2px #39f;"
| style="background-color:#ccc;"|&nbsp;
| colspan="8"|{{TrainDirection| [[印旛日本医大駅|印旛日本医大]] | [[京成高砂駅|高砂]]・[[押上駅|押上]]・[[西馬込駅|西馬込]]・[[羽田空港国内線ターミナル駅|羽田空港]] }}
| style="background-color:#ccc;"|&nbsp;
|-
! 形式
| '''9100形''' （1）<br/>（M2c） || '''9100形''' （2）<br/>（M1） || '''9100形''' （3）<br/>（T） || '''9100形''' （4）<br/>（M2）
| '''9100形''' （5）<br/>（M1'） || '''9100形''' （6）<br/>（T） || '''9100形''' （7）<br/>（M1） || '''9100形''' （8）<br/>（M2c）
!rowspan="2"|区分
|-
! 機器配置
| CP || VVVF || DDC || CP || VVVF || DDC || VVVF || CP
|-style="border-top:solid 4px #3cf;"
!rowspan="2"|車両番号
| 9101<br/>9111 || 9102<br/>9112 || 9103<br/>9113 || 9104<br/>9114
| 9105<br/>9115 || 9106<br/>9116 || 9107<br/>9117 || 9108<br/>9118
|1次車
|-
| 9121 || 9122 || 9123 || 9124 || 9125 || 9126 || 9127 || 9128
|2次車
|}

::;凡例
::*VVVF：主制御器(1C8M)
::*DDC：補助電源装置（DC-DCコンバータ）
::*CP：空気圧縮機

===定期運用区間===
*'''[[北総鉄道北総線]]'''：[[京成高砂駅]] - [[印旛日本医大駅]]間
*'''[[京成本線]]'''・'''[[京成押上線|押上線]]'''：京成高砂駅 - [[青砥駅]] - [[押上駅]]間
*'''[[都営地下鉄浅草線]]'''：押上駅 - [[西馬込駅]]間
*'''[[京急本線]]'''・'''[[京急空港線|空港線]]'''：[[泉岳寺駅]] - [[京急蒲田駅]] - [[羽田空港国内線ターミナル駅]]間

===かつての定期運用区間===
*'''[[京急本線]]'''・'''[[京急逗子線|逗子線]]'''：[[京急蒲田駅]] - [[金沢八景駅]] - [[新逗子駅]]間

===臨時列車===
*[[2009年]]（平成21年）[[3月28日]]、北総春まつりの開催に合わせて本系列を使用した[[臨時列車]]「北総春まつり号」が[[京成上野駅|上野]] - 高砂 - [[千葉ニュータウン中央駅|千葉ニュータウン中央]]間で運転された。なお、北総鉄道の車両が京成線上野 - 青砥間に入線し、北総線へ直通する列車が営業運転を行うのはこの臨時列車が初めてであり、北総線で下り[[特別急行列車#料金不要の特急|特急列車]]が運転されるのも初めてのことだった。
*[[2012年]]（平成24年）[[3月31日]]に[[八千代台駅|八千代台]] - 高砂 - 千葉ニュータウン中央間で運転を行った。営業運転で京成本線の京成高砂以東に入線することは初めてである。ただし、ほくそう春まつりの開催は強風のため中止となった。
<gallery widths="180" style="font-size:80%;">
File:北総春まつり号.JPG|[[2012年]]開催時の北総春まつり号（[[八千代台駅]]にて撮影）
File:北総春まつり号2.JPG|[[京成高砂駅]]にて[[京成3400形電車]]と並ぶ北総春まつり号
</gallery>

==脚注==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

==参考文献==
*[[交友社]]「[[鉄道ファン (雑誌)|鉄道ファン]]」
**1995年2月号新車ガイド「住宅・都市整備公団9100形」（住宅・都市整備公団　関連施設・交通部交通施設課主査）

*[[電気車研究会|鉄道図書刊行会]]「[[鉄道ピクトリアル]]」
**1995年2月号記事「住宅・都市整備公団9100形電車」（住宅・都市整備公団　関連施設・交通部交通施設課著）
**1995年10月臨時増刊号新車年鑑1995年版「住宅・都市整備公団9100形」（住宅・都市整備公団　関連施設・交通部交通施設課著）

*日本地下鉄協会会報「SUBWAY」
**2000年11月号車両紹介記事「通勤車9100形2次車の概要」（都市基盤整備公団　都市施設計画部著）

==外部リンク==
* [http://www.n-sharyo.co.jp/business/tetsudo/pages/hudc9100.htm 都市基盤整備公団9100形（日本車輌製造）]

{{commonscat|Hokuso 9100 series}}
{{北総鉄道の車両}}

{{DEFAULTSORT:しゆうたくとしせいひこうたん9100かたてんしや}}
[[Category:日本の電車]]
[[Category:千葉ニュータウン鉄道|車9100]]
[[Category:1994年製の鉄道車両|しゆうたくとしせいひこうたん電9100]]
[[Category:日本車輌製造製の電車]]