京都交通 (舞鶴)
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(京都交通バスから転送)
京都交通株式会社(きょうとこうつう)は、京都府北部でバスを運行する事業者である。本社は京都府舞鶴市大字喜多小字新宮1048番地27、登記上の本店は大阪府大阪市淀川区野中北一丁目2番15号(大タク内)。
会社更生法により更生手続中のバス事業者・京都交通(本社・京都府亀岡市)から舞鶴支社(京都府北部地域)の営業を譲り受けるために、日本交通 (大阪府)の子会社として設立された。2006年3月21日には舞鶴市の喜多工業団地内に本社機能を持たせた事務所と車両整備工場が新設された。
歴史
- 2004年(平成16年):日本交通 (大阪府)の子会社として新京都交通(本店登記は大阪府大阪市淀川区)を設立。
- 2005年(平成17年)4月1日:京都交通から京都府北部の路線(舞鶴支社運行路線で、綾部市内の路線の大部分を除く)を譲り受ける。京都交通に社名変更。東舞鶴営業所は舞鶴営業所に名称変更。
- 2005年(平成17年)7月15日:舞鶴 - 大阪(なんば)間、舞鶴 - 神戸(三宮)間の高速バス2路線を運行開始。
- 2006年(平成18年)3月20日:福知山地区の市内北循環線を廃止。
- 2006年(平成18年)3月21日:市場車庫と市場車庫内にあった舞鶴営業所、京田事務所、愛宕車両整備工場を廃止し、本社機能と舞鶴営業所、車両整備工場、車庫を喜多工業団地内に移転竣工。併せて、路線バスダイヤを西舞鶴駅基点に一新。また、福知山 - 神戸(三宮)間の高速バスを運行開始。
- 2006年(平成18年)11月26日:ミント神戸のオープンに併せ、高速バス「神戸三宮線」ダイヤを改正。併せて要望の多かった舞鶴 - 大阪(なんば)間の高速バスを1往復増発。
- 2009年(平成21年)4月1日:舞鶴 - 神戸間の高速バスを1往復増発。
- 2010年(平成22年)4月30日:舞鶴 - 神戸間の高速バスを更に1往復増発。
- 2011年(平成23年)8月1日:舞鶴 - 大阪間の高速バスを1往復増発。舞鶴フェリーターミナルバス停新設。
- 2011年(平成23年)10月1日:福知山地区の堀市内線を廃止。
- 2012年(平成24年)10月1日:福知山地区の室循環線を廃止。
- 2012年(平成24年)12月20日:舞鶴-京都線を2往復増発。小浜駅へ運転区間延伸。
- 2013年(平成25年)4月21日:舞鶴 - 神戸間の高速バスを1往復増発。
- 2013年(平成25年)5月7日:大江線(西舞鶴‐大和工芸)を3往復増発。
営業所(車庫)の所在地
全営業所が京都ナンバーである。
路線
高速
詳細な運行案内および発券業務・共同運行に関する事項は、当該記事および#外部リンクの京都交通サイトを参照のこと。
- シルフィード号(舞鶴 - 東京(品川))
- 若狭舞鶴エクスプレス京都号(小浜・舞鶴 - 京都線)
- スーパーエクスプレス(舞鶴 - 大阪梅田線)
- 舞鶴 - 大阪なんば線
- 舞鶴 - 神戸三宮線
- 福知山 - 神戸三宮線
- 舞鶴 - 小浜線
一般
詳細な運行案内は、#外部リンクの京都交通サイトを参照のこと。 舞鶴地区(17路線):路線名の前の数字は系統番号
- 【2・東西循環線1】西舞鶴駅前→清道→白鳥団地前→舞鶴医療センター前→東舞鶴駅前→市場→東舞鶴駅前→市役所前→中舞鶴→西舞鶴駅前(循環)
- 【3・東西循環線2】西舞鶴駅前→中舞鶴→市役所前→東舞鶴駅前→市場→東舞鶴駅前→舞鶴医療センター前→白鳥団地前→清道→西舞鶴駅前(循環)
- 【4・舞鶴本線1】東舞鶴駅前 - 市役所前 - ユニバーサル造船前
- 【5・舞鶴本線2】西舞鶴駅前 - 中舞鶴 - ユニバーサル造船前
- 【6・舞鶴本線3】市場→東舞鶴駅前→市役所前→中舞鶴→合同庁舎
- 【7・舞鶴本線4】中舞鶴→道芝口→西高前
- 【8・舞鶴本線5】市場 - 東舞鶴駅前 - 市役所前 - 文庫山学園前
- 【9・舞鶴本線6】西舞鶴駅前 - 中舞鶴 - 文庫山学園前
- 【10・高浜線】東舞鶴駅前 - 市場 - 松尾寺口 - 高浜駅前
- 【11・和田線】東舞鶴駅前 - 中舞鶴 - 和田 - 西舞鶴駅前
- 【13・常・溝尻線】東舞鶴駅前 - 浮島市民病院前 - 溝尻 - 堂ノ奥 - 与保呂小学校前 - 舞鶴医療センター前 - 東舞鶴駅前(循環)
- 【14・朝来循環線】東舞鶴駅前 - 浮島市民病院前 - 大波下 - 朝来中 - 安岡 - 市場車庫前 - 浮島市民病院前 - 東舞鶴駅前(循環)
- 【15・田井・野原線】東舞鶴駅前 - 浮島市民病院前 - 大波下 - 引揚記念館前 - 大浦小学校前 - 平口 - 野原口 - 田井 - 野原口 - 野原
- 野原口→田井→野原口→野原→野原口の順に運行。但し、田井・野原のどちらか一方にしか入らない便もある。
- 【16・三浜線】東舞鶴駅前 - 浮島市民病院前 - 大波下 - 引揚記念館前 - 平口 - 大浦小学校前 - 三浜 - 小橋車庫
- 【18・長浜線】東舞鶴駅前→市役所前→舞鶴飛行場→東舞鶴駅前(循環)
- 【19・大江線】西舞鶴駅前 - 合同庁舎前 - 加佐分室前 - 地頭 - 大江高校前 - 大江駅前
- 【20・真倉線】西舞鶴駅前 - 京田 - 真倉駅前 - 真倉
福知山地区(8路線):路線名の前の数字は系統番号
- 【21・福知山線】福知山駅前 - 石原 - 高津 - 綾部駅前
- 【22・長田野線】市民病院前→福知山駅前→中坂→東平野町→福知山駅前→市民病院前(循環)
- 【23・川北線】福知山駅前 - 広小路 - 川北 - 報恩寺口 - 山野口
- 【24・三段池線】福知山駅前 - 広小路 - 三段池体育館前
- 【27・堀循環線】福知山駅前→西本町→本堀→福知山駅前(循環)
- 【29・岩間線】福知山駅前 - 本堀 - 日吉ヶ丘 - 岩間会館前
- 【31・小牧線】福知山駅前 - 榎原 - 奥榎原 - 小牧
- 一部の便は奥榎原を経由しない。
- 【32・夜久野線】福知山駅前 - 市民病院前 - 上川口 - 下夜久野駅前
- 【33・まちなか循環線】福知山駅 - 室 - 福知山駅南口 - 市民病院 - 福知山駅(循環)
観光
車両
旧京都交通時代は、日野自動車製と三菱ふそう製がメインだったが、新会社移行後は、日交グループ他社と同様、高速バス・貸切バスは三菱ふそう製、一般路線車は三菱ふそう製と日野リエッセを主に導入している。
車両無線番号
京都交通の車両には各営業所別に車両無線番号が割り振られている[1]。これは日交グループ近畿地区各社(日本交通 (大阪府)・日交シティバス・京都交通)共通である。
- 京都交通 800番台
- 舞鶴営業所 800 - 860番台
- 福知山営業所 870 - 890番台
転属を行った場合は無線機の番号も変更される。
関連項目
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参考文献
- バスラマ・インターナショナル131号「バス事業者訪問155 日本交通/京都交通」(ぽると出版・2012年)