五箇村 (島根県)
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五箇村(ごかむら)は、島根県隠岐郡に属していた村で、日本海に浮かぶ隠岐諸島最大の島である島後(どうご)の北西部にあった。
厳しい環境に常に接しているので、自主独立の気風の強い土地柄と言われている。
韓国が実効支配している竹島は、1905年に正式に日本に編入されて島根県隠岐島司の所管となり、その後、行政区画としては1939年4月24日に五箇村議会が竹島を同村へ編入することを決議して以来、この村の一部であった。これは隠岐の島町になっても続いている。1952年に宣言された李承晩ラインによって韓国に占拠される状態が続いている。竹島に関する詳細は該当記事を参照されたい。
地理
- 山:横尾山(576.8m)、時張山(521.6m)
- 河川:重栖川、小路川、郡川、山田川
- 島:竹島(韓国が実効支配)
歴史
- 1904年(明治37年)4月1日 - 町村制施行に伴い穏地郡五箇村が成立。
- 1969年(昭和44年)4月1日 - 穏地郡が周吉郡、知夫郡、海士郡と合併して隠岐郡となる。
- 2004年(平成16年)10月1日 - 周辺自治体と合併し隠岐の島町となったため消滅。
交通
道路
- 一般国道
- 県道
路線バス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 水若酢神社
- ローソク島
- 隠岐郷土館
- 隠岐温泉GOKA
- 一夜嶽牛突大会 - 隠岐で年3回ある本場所の一つ。毎年10月13日開催。