世界超密着TV!ワレワレハ地球人ダ!!
『世界超密着TV!ワレワレハ地球人ダ!!』(せかいちょうみっちゃくてれび!ワレワレハちきゅうじんダ!!)は、2000年10月20日から2001年9月7日までフジテレビ系列で毎週金曜20:00 - 20:54に放送されていたバラエティ番組である。
目次
番組概要
世界各国のテレビ局プロデューサーからの依頼に応じて、日本人の若手テレビディレクターが海外に赴き、多くは過酷な環境の下作成された、超密着ドキュメントVTRを、スタジオのコメンテイターに視聴してもらい、批評させるのが番組の企画内容。
主な企画
スネークハンターシリーズ
テンプレート:節stub 番組内で最も人気のあった目玉企画。10mの大蛇を生け捕りした者に与えられる5万ドルの賞金を獲得しようとするイギリス人作家、フィリップ。彼の大蛇捕獲に木伏ディレクターら日本人クルーが超密着した。インドネシアを舞台にした1、カメルーンを舞台にした2、そしてブラジルを舞台にした3が制作された。当初はインドニシキヘビを捕獲対象にしていたが、大物が獲れないので2ではアフリカニシキヘビ[1]を対象に、3では対象をアナコンダ[2]と、より大型で危険な種にまで広げて企画が続行された。企画打ち切り時に木伏がスタジオで読み上げた作文によると捕れるまで是が非でも続けるつもりだったという。
- シリーズを通じて登場する人物
- フィリップ・マーキュリー
- 大蛇捕獲に燃えるイギリス人作家。自分をボスだと主張する自己中心的な性格の持ち主で、日本人クルーをたびたび軽視した行動をとるなどして一行を混乱させることが多い。物を投げて破壊することも多かった。番組内(特にスタジオのコメンテーターたちの間で)でわがままフィリップと呼ばれるようになってしまう。
- 木伏智也(ディレクター)
- 日本人クルーのリーダー。座右の銘は「初志貫徹」。何かと同じ言葉を連呼する癖がある。フィリップとはしばしば対立するが、次第に自らも大蛇捕獲への執念を燃やしていく。フィリップによると「フィリップの弟子」らしい。
- 大塚勉(音声)
- 日本人クルーの一員。木伏と対立することもあるが、身体を張って蛇の捕獲に乗り出すなど度胸のある一面も。
- 山田和久(カメラマン)
- 日本人クルーの一員。「2」のカメルーンで食中毒と寄生虫疾患で倒れるも、撮影続行を希望する。
第1シリーズ「スネークハンター ~超巨大ヘビ捕獲に命を賭ける男~」
- 2000年10月20日から同年12月22日にかけて放送された最初のシリーズ。全6話。
- このシリーズでの登場人物
- マリーン - 女性医師。フィリップの恋人?
- ポール - フィリップの知り合いでジャングルの治安を守るレンジャー部隊の隊員。
- エピソード
- インドネシアのボルネオ島で大蛇捕獲を目指すフィリップは、ジャングルを分け入りスネークハンターの部族のもとを訪れる考えだったが、自身の無謀な主張や度重なるアクシデント、苛酷な自然環境からトラブルが絶えず、パーティの人間関係は崩れていく。企画断念まで考えた木伏Dだったが、遂に巨大蛇の狩場を発見、自らの足を噛ませて大蛇を捕獲[3]。その蛇(ニシキヘビ)は7mであったが、パーティ全員で協力し大きな成果を得たのであった。
スネークハンター2
- 2001年1月19日から同年4月27日にかけて放送。全10話。
- このシリーズでの登場人物
- マリーン - 前回に続いての同行。今回の最終話でフィリップとの関係を絶った。
- ジョー・タコム - 現地コーディネーター。気弱な性格。蛇を神として崇める村に蛇を素材とするアクセサリーを身につけて入り、トラブルを引き起こしたことがある。
- ローラン - 生物学者。チームの分裂の最中にもヘビを探し続けた。
- ジョンソン - ライバルのスネークハンター。
- 田中秀幸ディレクター - 日本から救援物資を持って途中参加したが、爬虫類は大の苦手で、足手まとい扱いされてしまう。
- エピソード
- フィリップが再び大蛇捕獲の為にアフリカ・カメルーンへ飛んだという知らせを受け、再び旅に出た日本人クルーたち。現地でフィリップたちと再会したものの、フィリップは大蛇が見つからない苛立ちから相変わらず自己中心的言動を繰り返しており、マリーンとの関係は悪化していた。そのパーティの前に、フィリップのライバル・スネークハンターであるジョンソンが現れ、マリーンと親密な態度を見せる。これに焦ったフィリップが無謀な計画を打ち立て、一行を引き連れ強引にヘビ狩りに出発。過酷な環境に人間関係は崩壊、食中毒やトラックの爆発炎上、それに伴う物資の不足など極限状況に追い込まれる。焼失したテープと資金を田中Dから救援を受けて撮影を続行したが、なおトラブルを起こし続けるフィリップに一行が反旗を翻し、ついに木伏が一行のリーダーとして推挙される。しかし強すぎる撮影への義務感が裏目に出て木伏は孤立、メンバーに責め立てられた木伏はカメラを前に撮影放棄を宣言。旅終了かと思われたが、音声・大塚が自らヘビ穴に挑んでヘビを捕獲、その活躍でクルーに和が戻る。そしてフィリップから明かされた、フィリップ最愛の父の死。実は旅の本当の目的は、父が経営する寂れた動物園を賞金と大蛇そのもので活気を取り戻すことであり、その父の他界でフィリップは旅の目的を失っていた。その直後、マリーンがヘビ穴に落下する事故が発生。フィリップはヘビ狩りを諦めると言い始めるが、木伏たちはローランと共に洞窟へ向かう。しかしヘビに巻きつかれ窮地に陥ってしまう。そこにフィリップが駆け付け、木伏は危機を脱し、大蛇(ニシキヘビ)も見事捕獲。しかしその体長は8mで、再び旅の目的は果たせなかった。
スネークハンター3
- 2001年6月8日から同年9月7日にかけて放送。全7話。
- このシリーズでの登場人物
- エベルソン・レモス - 現地コーディネーター。流暢な関西弁を話す。初顔合わせの際には遅刻した一行を叱りつけた。気は強いがヘビは苦手。
- ジュベルト・マガリャエス - サンパウロ大学のヘビ研究家。
- ジャナイナ・ガンゼルト - ジュベルトが紹介したアシスタント。かなりの美人で、木伏に好意を寄せる。
- エド - フィリップに付き添うコーディネーター。彼の手足となって行動するのだが…。
- マリオ - ジャナイナの恋人にして、伝説のアナコンダハンター。
- マルセロ - マリオの助手。
- 田中秀幸ディレクター - 今回はほぼ全編に登場。本来の役目は木伏一行を止め、日本に戻す事だった。番組内での様子から番組自体の打ち切りまでは知らなかったようである。
- エピソード
木伏D一行は10mの大蛇を撮影するまで日本には帰らないと言い、ニシキヘビよりさらに巨大に成長するアナコンダを狙って独断で南米に渡る。彼らを止めるため田中Dが日本から向かうも、逆に田中Dも冒険に加わり、目的を失ったはずのフィリップも合流[4]、一行は「伝説のアナコンダハンター」マリオを探す旅に出る。木伏D[5]やコーディネーター・エドの相次ぐ負傷、ワニ、ピラニア、人食いアナコンダの恐怖。そして探し出したマリオの、恐るべき「人間トローリング」捕獲。期待と不安、狂気の入り混じる中、東京のプロデューサーが木伏に伝えたのは「番組終わるから(日本に帰って来い)」という番組そのものの打ち切りを示唆する無情の宣告だった[6]。事ここに至って木伏は悩み抜いた末、クルーに番組の打ち切りを断腸の思いで伝える。一方、聞かされた日本人クルー達はこの無情の事実に大激怒し、僅かに残されていた団結は完全に瓦解。残る2日のロケで一行はアナコンダ2頭の捕獲に成功するも、体長は4m。木伏もこの際にフィリップに番組打ち切りを伝えると「裏切り者!」と罵られてしまう。結局、日本人クルーたちの冒険はフィリップとプロデューサーに良いように振り回された揚句、無念の内に終わりを告げ、番組自体もそのまま打ち切り終了となった。
小野勇ディレクターシリーズ
ジャングルクエスト ~密林に消えた宣教師を探せ~
- 2000年10月20日から2001年6月22日にかけて放送。全13話。
- 1988年、オランダ人宣教師フランス・リスハウスが、キリスト教を布教するため向かった南太平洋の島々で突如失踪。亡くなった彼の母の遺志を引き継ぎ彼を探すため、日本から小野ディレクターが彼の足跡をたどって島々を巡る。
- 登場人物
- フランス・リスハウス - 消えた宣教師。彼の帰りを待ちわびた母親も、1994年に他界している。
- 小野勇ディレクター - 日本人クルーのリーダー。座右の銘は義理・人情。旅を通して勇敢な人間へ成長する。
- 松本(音声)- 日本人クルーの一員。
- カメラマン - 日本人クルーの一員。
- シルビオ - バヌアツのコーディネイター。半年を越える旅を通じ、小野とは親友となる。ビザの関係で途中でリタイヤする。
- ジャック - 次なる国に同行できなかったシルビオに代わるコーディネイター。フランスを案内したことがあるという。
- エピソード
- 失踪した宣教師フランスを探すため旅立った小野Dが、足取りを追って島々を巡る。各地の島で現地住民に上陸を拒否されるなど当初は行き詰まっていたが、数々の試練を乗り越えたり、多くの住民と交流する中で次第に手がかりをつかむ。そしてついにある島でフランスの足取りをつかんだ一行。実はフランスは数ヶ月前までその島に滞在するも、病気の為オランダへ帰国していた。フランスに母の死を伝えるという使命は果たせなかったものの、小野Dはオランダの教会で彼に会い、270日の旅を終えた。
小林周一ディレクターシリーズ
呪いのドクロ
- 2001年2月16日から同年3月9日にかけて放送。全4話。
- かつてスコットランドの港町を恐怖に陥れた、触ったら死ぬドクロ。このドクロを発見して「触っても死なない」ことを証明しようとする大学教授に、日本から小林ディレクターらが密着する。スネークハンター2と同時期に収録されており、小林は「木伏には負けたくない」と対抗意識を燃やしていた。
- 登場人物
- トム・マクドナルド - ドクロの謎を追う大学教授。ドクロの箱を開ける際には真っ先に逃げ出した。
- ボブ・フレイザー - マクドナルドの助手を務める青年。
- 小林周一ディレクター
- 小川紀子(音声)
- 野坂和宏カメラマン
- ギャビン・リース - 現地コーディネーター。
- エピソード
- 最終的にはドクロは実在したものの、「いたずら好きだった宿屋の主人(故人)による作り話だった」という結論で終わった。
地獄のカニ漁
- 2001年4月27日から同年5月25日にかけて放送。全4話。
- 「魔の海域」とも言われる極寒のベーリング海で「地雷の除去作業を抜いて世界一危険な職業に認定された」キングクラブ漁に挑む「パトリシア・リー号」の船員たちに、日本から小林ディレクターらが密着する。
- 登場人物
- 小林周一 - ディレクター。カキが大好物。生ガキを食べて食当たりを起こしたりなど様々なトラブルに見舞われた。
- ウォン・チョイ(カメラマン)
- 石原久嗣 - AD。AD歴6ヶ月、ロケに出たのはこの企画が初めて。「何故参加したの?」と言いたくなってしまうほどの無能者。船員たちの獲ったカニを勝手に調理したりして日本人クルーとの間に諍いを作るなど数々の失態を犯すほか、小林が倒れた時には小林の代理として取材を任されたが、取材対象を自分では決められず小林にうんざりされ、無駄な取材を数時間にわたって行った[7]あげく翌日には「冷凍庫に超密着したいと思います」と言って冷凍庫に入り、船が揺れた際の衝撃で上げ蓋が閉まり2時間にわたって閉じ込められ死にかけた[8]。企画終了後には和田アキ子から「あのまま乗っていっちゃったら石原が何やらかすか分からない」とまで言い切られた。
- マーク・ライアン - 現地コーディネーター。小林の食当たりの原因をカキであると推測した。
- ジェフ・デイビス - パトリシア・リー号(PATRICIA LEE)船長。5年前魔の海域で2人の親友を亡くした経験を持つ。仕事には命を懸けている。
- J.R. - パトリシア・リー号の副長。甲板で働く漁師たちのまとめ役であり、当初は日本人クルーを邪魔者扱いしていたが、最後には色々と楽しかったと小林たちを認めた。
- ジム - パトリシア・リー号の漁師。
- エピソード
- ただでさえ危険な仕事場に、異国の取材陣が立ち入ることを快く思わない船員たちと、船酔いやトラブルを起こし迷惑をかけ続ける日本人クルー。しかし徐々に信頼関係を築いてゆく。しかし副船長の負傷、小林Dの海中転落などの事件を経て、寄港地でついに「安全を保障できないから」として下船を勧められる。小林Dは船を降りる決断をする。
アニマルファンタジー
- 2001年8月10日および同年9月7日に放送。全2話。
- 「地獄のカニ漁」の小林D・AD石原のコンビが、オーストラリア北部クイーンズランドの奥地で2m30cmの巨大カンガルー捕獲を目指す動物学者・ブレンダンに密着。1.8mのカンガルーを捕獲できたものの、番組終了により目的を達成できないまま終わった。BGMにはジュラシックパークのテーマが多用された。
- 登場人物
- 小林周一 - ディレクター。襟巻を広げて走るエリマキトカゲを撮影したいと言い出してブレンダンに拒否[9]されたり、ウォンバットに襲われ怯えたりと悪い意味での都会人ぶりが目立った。
- ブレンダン・ライアン - 超巨大カンガルーを研究のため[10]に捕獲しようとする動物学者。野生動物保護活動を行っている。自然破壊は絶対許さない。
- 石原久嗣 - AD歴8ヶ月。この旅において動物好きであることが判明。その味覚・感覚は常人とは大きく異なっており、昆虫食[11]やマツカサトカゲの鱗の触感[12]さらには巨大ゴキブリ[13]も平気。オスのエミューにメスと間違われ交尾されるという経験をした。
- マシュー・ブラウン - 現地コーディネーター。
- イアン・ミラー - ブレンダンの親友。ケアンズ近郊の国立公園でレンジャーをしている。
- エピソード
- 石原はこの企画においても夜行性の動物を観察中にカメラのフラッシュを焚いてブレンダンを怒らせる[14]、崖から転落する[15]、車の窓からタバコをポイ捨てしブレンダンに「拾え!」と激怒されるなど数々のトラブルを引き起こした。
- 巨大カンガルーはスタンドポップが製作され、コメンテーターたちは「怖い」と恐れ慄いた。
- モグラゴキブリとオオヤスデはAD石原によっておみやげとして持ちかえられ[16]、コメンテーターたちを恐怖のどん底に陥れた。
田中秀幸ディレクターシリーズ
王女様の料理番
2001年1月12日から同年2月9日にかけて放送。全3話。 南太平洋のトンガ王国にて、トンガ人料理人・ラタが王宮に日本食を採用させるべく、自ら王女様に日本料理を作る。3度の挑戦を経て自らの腕の未熟さを悟ったラタが挑戦を断念して終了。
- エピソード
- 食材としてエビを選んだところ、王女がアレルギーでエビが食べられないということが発覚、食材選びからやり直しとなったこともあった。
岡田直也ディレクター[17]シリーズ
クロコダイルハンター
- 2001年4月13日から同年5月4日にかけて放送。全2話。
- オーストラリアのコーディネーター・スーザンからの「黄金のワニがいる」という情報をもとに、岡田Dら日本人クルーと俳優・細川茂樹がロケに参加。ワニ狩りに集中したい現地クロコダイルハンターたちと、あくまで「芸能人」として他のスタッフを見下す細川、彼と現地ハンターたちとのトラブルを避けるため悪戦苦闘する岡田Dたち日本人クルーの三者の軋轢が深まってゆくが、最終的にはワニを捕獲するという目的のもと団結。目的は果たせなかったものの3.5mの大ワニの捕獲に成功した。なお細川は自分はきつい事は何もせずにちゃっかりと「見せ場」だけは押さえる…と、いう『三流以下のダメ芸能人』振りを見せ、視聴者からの批判もあった。
超密着最終テスト・崖っぷちディレクター探検隊
- 2001年5月25日から同年6月22日にかけて放送。全4話。
- クロコダイルハンターのディレクター・岡田直也は、同行した細川の怒りを買い、さらにはスタジオの番組コメンテーターらに糾弾されてしまう。自らに科せられた番組降板の危機を回避すべく、タイを舞台に「びっくり人間」への密着取材を敢行するのだが…。
- 登場人物
- 岡田直也(崖っぷちディレクター)
- クロコダイルハンターにおいて不謹慎な態度を見せてしまったため、同行した細川茂樹の怒りを買い、さらには番組コメンテーターらに糾弾、「裏切り者の海賊みたい」などと酷評される。
- なお、今回の超密着ではスタジオの細川により、
- * 「もうね、コノヤロウですよ」
- * 「アイツはね、金とカレーライスの話しかしないんですよ」
- * 「何ですか、アレは!?」
- * 「アレがアイツの実力ですよ!」
- と徹底的に酷評されてしまっている。
- プラジット
- タイのコーディネーター。岡田の要望に応じ、様々な奇人変人の情報を提供する。
- 「頭でドリアンを割る男」など多数のびっくり人間を探し出したものの、結局、岡田は細川やスタジオのコメンテーターを満足させずにクビにされる(前述の「頭でドリアンを割る男」は「ドリアンで頭を割る男」だと酷評された)が、これに関しては細川の我儘に振り回された揚句の人身御供にさせられた見方が強い。
その他の企画
バットボーイズ ~地獄の不良更生キャンプ~
- 2000年10月20日から同年11月24日にかけて放送。全4話。
- 参加者のほとんどが社会復帰を果たすアメリカの不良更生プログラム「エデュコプログラム」に参加する少年に1週間超密着した企画。
おとり大捜査線 IN USA
- 2000年10月27日に放送。
ビバリーヒルズ超青春白書
- 2000年11月3日から2001年3月16日にかけて放送。全7話。
- 「映画のような恋愛をしたい」という夢を抱いた一人の日本人少女が、カリフォルニア州ビバリーヒルズに留学してその実現に挑む企画。なぜか中途半端な終わり方になった。
インド天才ディレクター
- 2000年12月1日から2001年1月12日にかけて放送。全2話。
- インドで視聴率70%を記録した天才ディレクターが日本で番組を作るとどうなるか?という実験の模様を追った、番組で唯一国内で行われた企画。
王女様のレストラン
- 2001年6月1日から同年8月24日にかけて放送。全3話。
- カリブ海の島国トリニダード・トバゴの大統領令嬢・マーガレット・ロビンソンから「日本料理店を開店させたい」との依頼が番組に届く。政府から支給される開店資金を賭け、二人の料理人がマーガレット自らの審査のもと対決することとなった。国一番のホテルのシェフ・アリに志賀D、来日経験のある見習いシェフ・デレックに上野Dという同期のライバルディレクターがそれぞれ密着。「麺」「デザート」「ご飯もの」の3回戦はアリの2勝1敗。初戦ではデレックが勝利したものの、この敗北が逆にアリを発奮させることとなり、最終的に資金力や経験で勝るアリが勝利をおさめた。
デビルハザード
- 2001年8月3日に放送。
- タイ・チェンマイ近郊に存在するという、住んだら死ぬ館。その館を見つけるべく、日本人コーディネーターが立ち上がった。日本から田中ディレクターらが同行、チェンマイの村々を駆け回る。最後は館を見つけられずに企画終了。
放送リスト
2000年10月20日 #1
2000年10月27日 #2
2000年11月03日 #3
2000年11月10日 #4
2000年11月17日 #5
2000年11月24日 #6
2000年12月01日 #7
2000年12月08日 #8
2000年12月15日 #9
2000年12月22日 #10 sp(2時間スペシャル)
2001年01月12日 #11
2001年01月19日 #12
2001年01月26日 #13
2001年02月02日 #14
2001年02月09日 #15
2001年02月16日 #16
2001年02月23日 #17
2001年03月02日 #18
2001年03月09日 #19
2001年03月16日 #20
2001年04月13日 #21 sp(2時間スペシャル)
2001年04月27日 #22
2001年05月04日 #23
2001年05月11日 #24
2001年05月18日 #25
2001年05月25日 #26
2001年06月01日 #27
2001年06月08日 #28
2001年06月15日 #29
2001年06月22日 #30 ディレクター人生破滅寸前!死ぬなら自分の責任でスペシャル(2時間スペシャル)
2001年07月13日 #31
2001年08月03日 #32
2001年08月10日 #33
2001年08月24日 #34
2001年09月07日 #35 最終回sp(2時間スペシャル)
番組コメンテーター
スタッフ
- 構成 :堀田延、渡辺哲夫、堀江利幸、山名宏和、渡邊大輔、YAS5000
- ディレクター : 木伏智也、小野勇、小林周一、田中秀幸、岡田直也、志賀直哉、上野和彦
- アシスタントディレクター : 石原久嗣
- 演出 : 三木康一郎
- プロデューサー : 柴田紀久(SFINX) / 夏野亮(フジテレビ)
- 技術協力 : 八峯テレビ、FLT、IMAGICA
- 美術協力 : フジアール
- 制作協力 : SFINX、NCV、NEW TYPE LAB.
- ナレーション : 郷里大輔(スネークハンター3)、鈴木麻里子、戸谷公次、山寺宏一他
関連項目
注釈
- ↑ インドニシキヘビより大型になり、性質は獰猛かつ攻撃的。
- ↑ 体長18mの個体も報告されている。クロコダイル、ジャガーさえ締め殺すほどに危険。人間を捕食した例もある。
- ↑ 「食った食ったよ足食った!」と叫ぶほどに食い付かれたが、足の切断や粉砕といった重傷には至らなかった。
- ↑ 2001年6月15日、第2回。亡父の遺言によって動物園を相続しており、父の供養のため動物園を再建することを決意し参加した。
- ↑ 夜の泥川で大型種のアナコンダに遭遇し「出ちゃう出ちゃうよ、内臓出ちゃうよ~」「内臓出るー」と悲鳴を上げるほどに締めつけられ肋骨を亀裂骨折し、さらに傷口から感染症にかかり、現場で傷口を焼いて応急手当を施した後入院した。入院した際、ディレクターは次に負傷した場合の企画終了を宣告した。木伏は締めつけられながらも映像はしっかりと撮影していた。
- ↑ しかもプロデューサーは悪びれもせずに淡々と話を続け、最後には「2日後の飛行機で帰ってきてね。でないと間に合わないから。じゃ、よろしくー」と一方的に切った。
- ↑ ロープを撮影してカメラマンに「もっと絵になるものを取った方がいいよ」とアドバイスされ、船員のアップを撮ろうとしたものの接近し過ぎて気持ち悪がられ「失せろ」と追い払われ、作業風景を撮影することを諦めて風景の撮影に切り替えた後は実景の撮影で60分テープを4本も無駄にした。
- ↑ 無能ではあったが体は頑丈(健啖さでは小林に劣る)で、口髭と眼鏡が凍結しただけで凍傷などの後遺症もなく無事に生還したが、後日髪の一部が白髪になっていた。
- ↑ 襟巻を広げて走らせるには強いストレスを与えなければならない。無理に走らせると死んでしまうこともある。かつてのエリマキトカゲブームの際日本人観光客が無理に走らせ、死なせたこともスタジオで語られた。
- ↑ 甥に手術を受けさせるためという個人的事情も存在する。
- ↑ ボクトウガの幼虫を食した(スタジオの観客、コメンテーターからは悲鳴を上げられた)。ブレンダンから渡された際には一瞬逡巡を見せたものの、食後にはおいしいと発言。ナレーターからは「この汚い食べ方、なんとかならなかったのだろうか」と呆れられた。
- ↑ マツカサトカゲ発見時にはツチノコだと大騒ぎし、ブレンダンにトカゲであると説明されても納得しなかった。しかしトカゲそのものは気に入った。
- ↑ ブレンダンからモグラゴキブリを手渡され、手で橋を作りその上を歩かせて遊んでいた。
- ↑ 小林からは「お前何しに来てんの? 」「アシストになってねーじゃねーかよ、自殺点じゃねーかよ」と怒られ、スタジオの和田アキ子からは呆れられつつ反面教師の見本のように言われた。
- ↑ 眼鏡が大破しただけで本人は無傷だった。
- ↑ 披露時には「AD石原恐怖のおみやげ」とワイプが入った。
- ↑ 最終的にクビになり、最終回スペシャルにも呼ばれなかったが、本項目では職位はディレクターとして表記する。