ドライカレー
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ドライカレーは、日本のカレーライスのバリエーションのひとつ。
概要
現在、以下のスタイルのカレーライスが、ドライカレーと呼ばれている。
- 挽肉とみじん切りにした野菜を炒め、カレー粉で風味をつけ、スープストックで味付けをして煮詰め、平皿に盛った白飯に載せた料理。インド料理のキーマカレーに似ているが、汁気はずっと少ない(挽肉タイプ)。
- カレー風味の炒飯(炒飯タイプ)。家庭で簡単に作れる「ドライカレーの素」や、冷凍食品が各社から発売されている。「カレーチャーハン」とも呼ばれる。
- 生の米とカレー粉を具材と一緒に炒め、炊き上げたもの(ピラフタイプ)。
インド料理を原型として、日本で独特の発展をしたカレーライスのバリエーションのひとつである。日本のインド料理店において、汁気の少ない香辛料を使った煮物を、ドライカレーと称している例もある。
歴史
1910年ごろ、日本郵船の外国航路船「三島丸」の食堂が、はじめてドライカレー(挽肉タイプ)を出したといわれている。