カプリチョーザ
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- capricciosa - イタリア語で「気まぐれ」を意味する。イタリア料理のメニューで使われる際は、「シェフにおまかせ」と捉える場合が多い。
- この項目では、株式会社伊太利亜飯店華婦里蝶座が運営するイタリア料理チェーン店について記述しています。
テンプレート:Infobox カプリチョーザは、東京都渋谷区に本社を置く株式会社伊太利亜飯店華婦里蝶座(いたりあはんてんかぷりちょうざ)が運営するイタリア料理チェーン店。略称は「カプチョ」。
沿革
- 1970年3月、大阪万博において、イタリア館の料理を担当した本多征昭(1988年7月、44歳の若さで逝去)が、1978年7月に東京都渋谷区に1号店を開店[1]。
- 1982年、現在の渋谷本店(東京都渋谷区東1-3-1 カミニートビル1F)の場所に拠点を移す[1]。
- 1985年、株式会社日本WDI(現・株式会社WDI)とフランチャイズ契約を結び全国展開開始[1]。
- 2012年4月時点で、全国1都1道2府31県に計127店舗(フードコート2店舗含む)、海外ではカリフォルニア州、サイパン、グアム、台湾、フィリピン、マレーシア、ベトナム、シンガポール、中国、に計19店舗を展開している。過去には、ハワイや韓国にも出店していた。
概要
- 店名の由来は、イタリア語で「気まぐれ」を意味する「capricciosa」から。
- 南イタリアの大衆食堂(トラットリア)の雰囲気をイメージして店舗設計がされている[2]。
- 創業当時の1978年頃は、イタリア料理はまだまだ高級で、ごく一部の人達のための料理だった。そこに創業者の本多征昭が目を付け、多くの客に安く美味しく提供したいという思いから誕生した[1]。
- TOKYO FMのラジオ番組「放送室」の中で、ダウンタウンの松本人志がカプリチョーザを絶賛したことから、カプリチョーザが同番組のスポンサーになり、企画「カプリチョーザ杯」、さらにはケータリングまで用意され、部長が出向いた。
店舗展開
直営店
テンプレート:Infobox 株式会社伊太利亜飯店華婦里蝶座による直営店舗
- 渋谷店
- 池上店
- アトレ大森店
- 緑園都市店
- 駒澤大学店
- カプリチョーザマーケットイトーヨーカドー国領店(フードコート業態)
- 伊太麺屋華婦里ノースポート・モール店(フードコート業態)
フランチャイズ店
- 株式会社WDIによるフランチャイズ店舗については、「WDI社が運営するカプリチョーザホームページ」参照。
- WDI社は、自社でカプリチョーザを運営するとともに、さらに他事業者とフランチャイズ契約を結びカプリチョーザを展開している。
- WDI社は、カプリチョーザの他にもハードロックカフェやストーンバーグ、トニーローマなど多数の飲食店を経営をしている。
関連会社
- 有限会社カプリチョーザプランニング
- 株式会社M・K・Yフーズ