アンニーバレ・デ・ガスパリス
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発見した小惑星 | |
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(10) ヒギエア | 1849年4月12日 |
(11) パルテノペ | 1850年5月11日 |
(13) エゲリア | 1850年11月2日 |
(15) エウノミア | 1851年7月29日 |
(16) プシケ | 1852年3月17日 |
(20) マッサリア | 1852年9月19日 |
(24) テミス | 1853年4月5日 |
(63) アウソニア | 1861年2月10日 |
(83) ベアトリクス | 1865年4月26日 |
アンニーバレ・デ・ガスパリス(Annibale de Gasparis, 1819年4月9日 - 1892年3月21日)は、イタリアの天文学者。
ガスパリスは、1860年から1889年までナポリ大学の教授を務め、1864年からナポリのカポ・ディ・モンテ天文台の台長を兼務した。
1851年、ガスパリスは王立天文学会からゴールド・メダルを受賞した。
ガスパリスの名は、その功績を称えて、小惑星や月にあるクレータ、月にある谷に付けられている。
- 火星と木星の小惑星帯を周回する小惑星→デ・ガスパリス (小惑星)
- 月の西側、湿りの海の西端に位置する、直径約30キロメートルのクレーター→デ・ガスパリス (クレーター)
- 上述のクレーター(デ・ガスパリス)の周辺を走る、直径約130キロメートルの区域を占める細溝の集まり→デ・ガスパリス谷