鹿児島中央駅
鹿児島中央駅(かごしまちゅうおうえき)は、鹿児島県鹿児島市中央町にある、九州旅客鉄道(JR九州)・鹿児島市交通局の駅である。
鹿児島市交通局は「駅前」も正式電停名に入り鹿児島中央駅前電停(かごしまちゅうおうえきまえでんてい)となる。
目次
概要
鹿児島県の県庁所在地である鹿児島市の代表駅。地元での通称は「中央駅」。
鹿児島における都市間移動の拠点駅であり、新大阪駅より当駅に至る山陽・九州新幹線の終着駅である。北部九州、本州方面とを結ぶ新幹線の発着駅である他、宮崎・霧島・指宿方面へ向かう新幹線に接続する特急列車や観光列車など在来線においても多数の列車が当駅を始終着とするターミナル駅である。
また、鉄道以外にも大隅半島や離島航路発着港湾とのバス路線や鹿児島空港行きのリムジンバスの発着地ともなっており、鹿児島市のみならず鹿児島県全域とのアクセスの拠点ともなっている。
旧称の西鹿児島駅(にしかごしまえき。通称「西駅」)時代から寝台特急、特急などの優等列車をはじめほとんどの列車が当駅を起終点として発着しており運行上の拠点であり、古くから鹿児島市の中心駅としての役割を果たしている。
また、駅敷地内にはアミュプラザ鹿児島やフレスタ鹿児島などに大小230を超える店舗が密集しており、駅周辺の店舗と併せて鹿児島中央駅地区と呼ばれる商業エリアを形成し、鹿児島市の一大商業地区の一つともなっている。
2004年3月の九州新幹線の当駅乗入開始以後、当駅は日本最南端の新幹線停車駅である[注釈 1]。また、複数の鉄道路線が接続する日本最南端の駅でもある。
乗り入れ路線
鹿児島中央駅
九州新幹線および在来線の鹿児島本線、日豊本線、指宿枕崎線が乗り入れている。鹿児島本線及び日豊本線の終点は隣の鹿児島駅だが、川内駅からの鹿児島本線の下りは鹿児島駅には乗り入れることは殆どなく、鹿児島駅に乗り入れる日豊本線の列車は全て当駅まで乗り入れている。日豊本線と鹿児島本線・指宿枕崎線を跨ぐ列車の列車番号の変更は鹿児島駅ではなく当駅で行われる。このような実態から鹿児島本線および日豊本線の事実上の境界駅として機能している。なお通常は、路線の下り方面の列車には奇数、上り列車には偶数の列車番号を割り当てる慣例となっているが、日豊本線の列車は当駅と鹿児島駅間においては慣例と相違している。九州新幹線については当駅が終点、指宿枕崎線については当駅が起点である。なお、在来線における所属線[1]は鹿児島本線である。
優等列車については、九州新幹線は「みずほ」「さくら」が山陽新幹線の新大阪駅まで直通運転を行っており、始発終着駅となっている。また、山陽新幹線に直通する「みずほ」「さくら」は上り1本(熊本駅始発)を除き全て当駅発着である。在来線では日豊本線の特急「きりしま」、日豊本線・肥薩線直通の観光特急「はやとの風」、指宿枕崎線の観光特急「指宿のたまて箱」が乗り入れている。この他、鹿児島本線に朝夕上下1本ずつ特急「川内エクスプレス」が運行されている。新幹線・在来線共に乗り入れている全ての優等列車が当駅発着で運行され、当駅を跨いで運転する優等列車は存在しない。
ちなみに、国鉄分割民営化以降、優等列車が当駅を跨いで運転されたのは、1992年(平成4年)の夏期における国分駅始発の上り臨時「つばめ」の1例のみである。
鹿児島中央駅前電停
鹿児島市電第二期線および唐湊線が乗り入れており、相互に直通している。なお、両路線は鹿児島市電2系統として一体的に運営されている。
歴史
武駅
1913年(大正2年)10月11日に川内線(せんだいせん)として東市来駅から鹿児島駅までの区間が開通したのに伴い、鹿児島郡西武田村大字武[注釈 2]に武駅(たけえき)として設置された[2][3]。
設置時の初代駅舎は鹿児島駅で使用されていた木造駅舎を移設したものであった。また設置当時、武駅周辺には田園が広がっていたという[2]。川内線開通の2年後には鹿児島電気軌道(現在の鹿児島市電)の高見馬場停留所から武駅付近までが延伸され武駅前に武駅前停留所(たけえきまえていりゅうじょ)が設置された。
西鹿児島駅
1927年(昭和2年)に川内本線(八代-鹿児島間、1924年に宮之城線が開通したのに伴い川内線から川内本線に改称)が全線開通し、川内本線は鹿児島本線に編入され[注釈 3]、同時に武駅は西鹿児島駅(にしかごしまえき)に改称[4]。
翌年に駅名の改称に伴い鹿児島市電の武駅前停留所は西鹿児島駅前停留所に改称された。1930年(昭和5年)12月7日には指宿線(現在の指宿枕崎線)として西鹿児島駅から五位野駅までの区間が開通し、西鹿児島駅は分岐駅となった。
第二次世界大戦中の鹿児島大空襲では駅本屋等が焼失する等の被害を受け、戦災復興事業により1950年(昭和25年)4月に駅舎が完成するまで仮設駅舎が使用され[5]、完成した2代目駅舎は民間の資金による民衆駅として建設されたものであった[6]。
1901年(明治34年)に鹿児島まで鉄道が開通して以降、優等列車の発着駅は鹿児島駅であったが、戦後の復興計画により鹿児島駅は貨物の集散駅、西鹿児島駅は旅客の発着駅としての位置付けにより事業が行われ、西鹿児島駅の駅前広場の拡張が行われた。これにより1971年(昭和46年)から優等列車は鹿児島駅から西鹿児島駅発着に変更され、鹿児島市の中心駅としての機能が移転した[5]。
1996年(平成8年)に現在の駅舎(3代目駅舎)に建て替えられた。
鹿児島中央駅
2003年度中に新八代駅と西鹿児島駅間の九州新幹線(鹿児島ルート)が開通することが決定し、それに伴い西鹿児島駅駅名選定委員会が2002年8月に新駅名を公募した結果以下のようになった[7]。
順位 | 候補駅名 | 票数 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 鹿児島中央駅 | 735 | 採用 |
2 | 新鹿児島駅 | 535 | |
3 | 鹿児島駅 | 338 | |
4 | 西鹿児島駅 | 68 | 現状維持 |
上記の駅名の他にも、さつま駅、薩摩駅、鹿児島セントラル駅、桜島駅、さつま鹿児島駅、新かごしま駅といった案もあった。
改名する案の他に、西鹿児島駅のまま現状維持とする案もあったが、公募の結果1位であった「鹿児島中央駅」が第2回西鹿児島駅駅名選定委員会で新駅名として採用され、新幹線開通と共に鹿児島中央駅に改称することとなった[8]。
2004年(平成16年)3月13日に九州新幹線が新八代駅-鹿児島中央間が開通し、同時に西鹿児島駅から鹿児島中央駅に改称、同時に鹿児島市電の西鹿児島駅前停留所が鹿児島中央駅前停留所に改称した。また、駅名の改称にかかった経費6,600万円については西鹿児島駅駅名改称推進協議会より、JR九州に提供された[9]。
また、同年の9月17日にはJR九州の商業施設としてはJR博多シティに次ぐ規模となる複合商業駅ビルであるアミュプラザ鹿児島が駅敷地内に開業した。鹿児島中央駅に駅ビルを建設する計画については昭和40年代ごろには浮上しており、1984年には鹿児島市と当時の日本国有鉄道の協議会が再開発構想を発表し、国鉄分割民営化後の1990年(平成2年)にはJR九州と地元の百貨店山形屋が共同出店構想を打ち出して「ジェイアール九州山形屋」が核テナントとなることまで決定していたが、経済情勢等の理由で白紙撤回され実現されず、JR九州が独自に出店を行うこととなったという経緯がある[10][11]。
2012年5月には、桜島口大階段を撤去し、跡地を含む約2,000平方メートルの土地に地上7階建て、延べ床面積8,700平方メートルのアミュプラザ鹿児島の別館(アミュプラザ鹿児島プレミアム館)を建設する計画が発表された。建設地となる桜島口大階段の撤去工事が2013年(平成25年)6月10日より開始し、2013年10月には撤去が完了して建物本体の工事に着手した。大階段は、1996年6月に完成した3代目駅舎とともに建設されたもので、幅36メートル、奥行き20メートル、高さ最大7メートルあったが、アミュ広場が併設されたことで利用が減少していた。別館の主なテナントとして東急ハンズなどが入店する計画となっている[12][13]。
沿革
- 1913年(大正2年)10月11日 - 川内線武駅として国有鉄道(当時・鉄道院)により開設される[14][15]。
- 1915年(大正4年)12月17日 - 鹿児島電気軌道(現・鹿児島市交通局)の武駅前停留場開設[16]。
- 1927年(昭和2年)10月17日 - 八代駅 - 川内駅 - 鹿児島駅間の川内本線(通称:海岸線)が全通し鹿児島本線に編入され(八代 - 川内間はのちに肥薩おれんじ鉄道に移管)西鹿児島駅に駅名改称[17][14][4]。
- 1928年(昭和3年)8月7日 - 武駅の改称に合わせ鹿児島市電武駅前停留場を西鹿児島駅前停留場に改称[16]。
- 1930年(昭和5年)12月7日 - 指宿線(現・指宿枕崎線)の西鹿児島駅 - 五位野駅間が開業[18]。
- 1945年(昭和20年)6月17日 - 鹿児島大空襲被災により駅本屋構内他焼失[5][15]。
- 1950年(昭和25年)10月1日 - 鹿児島市電唐湊線として西鹿児島駅前 - 中洲通間が開業
- 1971年(昭和46年) - 優等列車の発着駅が鹿児島駅から当駅に変更され、中心駅としての機能が移転する[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)が継承。
- 1996年(平成8年)6月19日 - 現3代目駅舎完成。9月下旬より旧駅舎解体開始。
- 2004年(平成16年)1月11日 - 鹿児島市電西鹿児島駅前停留場を駅前広場内に移設[19]。
- 2009年(平成21年)1月31日 - 駅構内増床工事のため、西口サンフレスタ営業終了(翌日より該当部分通行不可)。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)3月12日 九州新幹線の全線開業に伴い、「みずほ」「さくら」の新大阪直通運転開始。
- 2012年(平成24年)12月1日 在来線のみでICカードSUGOCAの使用が開始される。
- 2013年(平成25年)6月10日 - 大階段の撤去工事開始。
駅構造
JR九州
テンプレート:駅情報 ホームは、ほぼ南北方向に敷設された在来線が島式ホーム3面6線を有する地上駅、その直上に直角の線形で敷設された新幹線が島式ホーム2面4線を有する高架駅(3階)となっており、後者は海に向かって行き止まりとなっている[注釈 4]。新幹線ホームは8両編成にまで対応し、可動式安全柵が設置されている。なお、10両分まで延伸が可能な構造になっている。
駅東側の出口を桜島口(東口)、駅西側の出口を西口という。
駅本屋は在来線ホームと新幹線ホームの中間にあたる2階部分にあり、桜島口と西口はコンコースで結ばれている。改札外のコンコースにはみどりの窓口、JR九州旅行、キヨスク、ドラッグイレブン、総合観光案内所などが設置されている。1階・2階部分の商業施設の集まりは「フレスタ鹿児島」と称されており、土産物品店や飲食店、小売店などをはじめ、様々な商業施設が入居している(詳細は後述)。
関連施設として、桜島口正面から見て右側(北側)に駅ビル「アミュプラザ鹿児島」、左側(南側)に立体駐車場、西口正面から見て左側(北側)にJR九州ホテル鹿児島、右側(南側)に立体駐車場が建ち、それぞれ駅構内からの連絡通路が設置されている。
改札口は、新幹線・在来線・新幹線⇔在来線乗換の各改札が1箇所に集中配置されており、各改札口とも自動改札機が設置されている。在来線ではJR九州のICカード「SUGOCA」の利用が可能である[21]。SUGOCAは新幹線では利用できない(川内駅 - 当駅間含む)。新幹線⇔在来線の乗り継ぎでSUGOCAを利用する場合は、一旦改札を出て再度入場し直す必要がある。
新幹線改札内には待合スペース、無線LANスポット、喫煙室の他、キヨスク、土産物店、飲食店、焼酎バーなどの商業施設が入居している。
在来線改札内には新幹線乗車券・自由席特急券券売機、ICカードチャージ機が設置されている他、みどりの窓口も設置されており、在来線から新幹線への乗り継ぎ客が多い週末などの多客期に営業を行っている。
新幹線・在来線共に自動放送が導入されている。新幹線ホームのみ、向谷実(フュージョンバンド「カシオペア」のキーボーディスト)が作曲した発車メロディが導入されている。2011年の全線開業前は『風は南から』が使用されていたが、全線開業後は鹿児島県の民謡である『鹿児島おはら節』をアレンジしたものが使用されている[22]。
- Kagoshima chuo Concourse.jpg
構内自由通路
- Kagoshima chuo Ticketgate.jpg
改札口の様子
- Kagoshima-Chuo Station Shinkansen Ticket Gate.JPG
新幹線改札口
- Kagoshima chuo Shinkansen Transfergate.jpg
新幹線乗換改札
- AmuKagoshima entrance.jpg
アミュプラザ鹿児島入口
- Fresta Kagoshima.jpg
フレスタ鹿児島(ぐるめ横丁)
のりば
在来線の特急列車は3 - 6番乗り場から発着している。
在来線の普通列車は1番乗り場が指宿枕崎線専用(日豊本線側に車止めがあり、架線が張られていない)として使用される他は、全ての乗り場を各線兼用で使用している。
九州新幹線が乗り入れる前にあった旧 1番乗り場は、鹿児島本線・日豊本線・指宿枕崎線すべての列車が発着可能であったほか、指宿枕崎線専用の0番乗り場(現 1番乗り場)が存在した。なお、前者の跡地については2012年現在、隣接する駐車場の通路として使用されているがホームが設置されていた頃の面影がある。
3 - 6番乗り場の各ホームにはICカード専用自由席特急券売機が、1 - 6番乗り場の各ホームにはICカードチャージ機が設置されている。
九州新幹線の全線開業以降、在来線の最終列車は全線同時発車である。(鹿児島本線・川内行き、日豊本線・国分行き、指宿枕崎線・五位野行きの3本、23時52分発)
1 | テンプレート:Color指宿枕崎線 | 喜入・指宿方面 |
---|---|---|
2 - 4 | テンプレート:Color日豊本線 | 鹿児島・国分・宮崎方面 |
テンプレート:Color鹿児島本線 | 伊集院・川内方面 | |
テンプレート:Color指宿枕崎線 | 喜入・指宿方面 | |
5・6 | テンプレート:Color日豊本線 | 鹿児島・国分・宮崎方面 |
テンプレート:Color鹿児島本線 | 伊集院・川内方面 | |
11 - 14 | ■ 九州新幹線 | 博多・新大阪方面 |
- Kagoshima-Chuo Station Platform No1.JPG
1番のりば
- Kagoshima-Chuo Station Platform No2.JPG
2番のりば
- Kagoshima-Chuo Station Platform No3 and No4.JPG
3・4番のりば
- Kagoshima-Chuo Station Platform No5 and No6.JPG
5・6番のりば
- Kagosimahonsen Nishikagosima eki 3.jpg
14番のりば(2004年7月)
- Kagoshima chuo Shinkansen track3.jpg
停車中の新幹線N700系電車(2013年5月)
鹿児島市電
テンプレート:駅情報 相対式ホーム2面2線の相対式ホームとなっている。かつてはそばを通る県道上に位置していたが、2004年の九州新幹線開業に合わせ、それまで道路の中央部に停留所を設置するセンターリザベーション方式であった停留所を上下線をまとめて道路の片側に寄せるシングルサイドリザベーション方式とし、駅前広場内に移設され利便性が向上した[19][17]。
両のりばに電車接近表示機があり、アナウンスが行われる。また、両のりばともバリアフリーに対応している。
のりば
下りホーム(県道側)
上りホーム(駅舎側)
- Kagoshima-Chuo Station Entrance Tram stop 2012 2.JPG
天文館方面ホーム(2012年10月)
- Kagoshima 20060522 (2).JPG
鹿児島中央駅前電停に到着する1000形電車
フレスタ鹿児島
駅構内の商業施設の総称であり、2012年現在は42店舗が営業をしている。全店でSUGOCAが使用可能である。
2011年(平成23年)3月の九州新幹線全線開業に先駆け、2008年(平成20年)から駅構内(フレスタ鹿児島)の増築工事が行われ、2010年(平成22年)2月18日に竣工した。これにより、駅の延べ床面積は8,400m2から1万3,000m2に拡張された。
店舗面積は7,300m2[20]であり、そのうちの5,500m2がビックカメラ鹿児島中央駅店(ソフマップ鹿児島中央駅店併設)となっている。飲食・物販ゾーンは、「みやげ横丁」には27店舗が、「ぐるめ横丁」には県内初出店のシアトルズベストコーヒーなど8店舗が入居している。
※入居店舗の詳細は、公式サイトを参照。
アミュプラザ鹿児島
アミュプラザ鹿児島は、当駅に隣接する大型複合商業駅ビルである。2013年5月現在、192店舗が入居している。
利用状況
2012年度の1日平均乗車人員は19,973人で、JR九州の駅としては博多駅、小倉駅に次いで第3位である[23]。また、2011年度の駅取扱収入は116億800万円で、JR九州の駅としては博多駅に次いで第2位である。2012年3月期にJR九州管轄の駅で同収入が100億円を超えている駅は博多駅と当駅のみである[24]。
当駅は、九州新幹線の部分開業(2004年)および全線開業(2011年)を契機として利用客を大幅に増やしており、後者については開業年の2011年4月から12月までの1日平均新幹線乗降人員が14,150人(計画比121%)を計上した。
JR九州
年度 | 旅客取扱量 | 貨物取扱量 | ||
---|---|---|---|---|
乗車 | 降車 | 発送 | 到着 | |
1925年(大正14年) | 433,858 | 429,697 | 62,174 | 41,913 |
1928年(昭和3年) | 463,616 | 528,521 | 56,044 | 44,117 |
1932年(昭和7年) | 502,596 | 592,521 | 27,242 | 35,846 |
1934年(昭和9年) | 572,163 | 627,777 | 28,752 | 40,595 |
1939年(昭和14年) | 1,024,326 | 1,128,940 | 45,079 | 68,616 |
1951年(昭和26年) | 2,469,000 | 2,573,000 | 76,000 | 136,000 |
1956年(昭和31年) | 2,730,000 | 2,773,000 | 92,000 | 131,000 |
1957年(昭和32年) | 2,830,000 | 2,809,000 | 92,000 | 125,000 |
1958年(昭和33年) | 2,992,000 | 3,019,000 | 76,000 | 130,000 |
1959年(昭和34年) | 3,167,000 | 3,169,000 | 77,000 | 137,000 |
1965年(昭和40年) | 5,176,000 | 5,176,000 | 74,000 | 164,000 |
1967年(昭和42年) | 5,303,000 | 5,303,000 | 60,000 | 148,000 |
1987年(昭和62年) | 5,022,000 | 4,845,000 | - | - |
1988年(昭和63年) | 5,625,000 | 5,130,000 | - | - |
1989年(平成1年) | 5,370,000 | 5,264,000 | - | - |
1990年(平成2年) | 5,532,000 | 5,404,000 | - | - |
1991年(平成3年) | 5,776,000 | 5,643,000 | - | - |
- 2003年以降
- 以下に1日平均の乗車人員および乗降人員の変遷を示す[27]。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2003年 | 14,639 | 29,175 |
2004年 | 17,030 | 33,744 |
2005年 | 17,318 | 34,316 |
2006年 | 17,367 | 34,413 |
2007年 | 17,322 | 34,414 |
2008年 | 17,283 | 34,208 |
2009年 | 17,342 | 34,345 |
2010年 | 17,934 | 35,490 |
2011年 | 20,037 | 39,738 |
2012年 | 19,972 | 39,556 |
駅弁
松栄軒・ますみつ・ぶるぺん・萬來・寿福産業の各社が製造しているものについてはテンプレート:要出典範囲している。また、かつては「わたなべ」という業者も構内営業を行っており「とんこつ弁当」が有名であった。
主なものは下記の通りである。
- 松栄軒
- 萬來
- 背白ちりめん三昧丼[29]
バス路線
高速バス
東口・西口のバスターミナルから乗車する。このうち南国高速バスセンター(東21番のりば)は、かつてバスターミナルが設けられていた旧南国日本生命ビルの老朽化に伴い2009年(平成21年)5月31日を以って閉鎖され、同ビル跡地には再開発ビルとしてオフィス・飲食店・ホテルなどを兼ね備えた複合施設である鹿児島中央ターミナルビル(愛称:Reise(ライゼ))が2012年(平成24年)4月23日に完成し、同ビル1階に設けられたバスターミナルからは高速バス(一部路線を除く)と空港リムジンバスが発着する[31]。なお、旧ビル閉鎖から新ビルが完成するまでの期間は、南国センタービル横の旧サンクス鹿児島中央駅前店跡地をバスターミナルとしていた[32]。
- 長距離路線
- 夜行便として運行されている。
- その他の路線
- 全て、昼行便として運行されている。
- 東21のりば(南国高速バスターミナル)[33]
- 東7・西1のりば
- せんだい号:薩摩川内(川内純心女子大学)方面
- 東7のりば
- 東16のりば
- メモリーライン:指宿(指宿いわさきホテル)方面
- ダイエー横(ロータリー外)
- 南九号:博多駅筑紫口方面
定期観光バス
- カゴシマシティビュー(鹿児島市営バス、東9のりば)
- 城山・磯コース(日中約30分毎)
- ウォーターフロントコース(日中75分毎)
- 夜景コース(土曜日のみ2便)
- 鹿児島市内定期観光バス(鹿児島市営バス、東8のりば)
- かごしま歴史探訪コース(1日2便)
- 桜島自然遊覧コース(1日2便)
- 鹿児島・桜島定期観光バス(JR九州バス)
- 市街・桜島ぐるっと一周コース(1日1便)
- 市街・桜島よかとこ早周りコース(1日2便)
- 指宿・開聞・知覧 定期観光バス(鹿児島交通)
- 指宿・知覧コース(1日1便)
一般路線バス
乗車は、東口・西口のバスターミナルからである。
- 鹿児島市交通局(鹿児島市営バス):鹿児島市内各方面
- 鹿児島交通:鹿児島市内(谷山、桜ヶ丘、星ヶ峯、皇徳寺、紫原、西陵、明和方面)、指宿市、南さつま市(加世田)、南九州市(知覧)、枕崎市方面
- いわさきバスネットワーク:鹿児島市内(伊敷、花野、郡山、玉里、永吉方面)、薩摩川内市、いちき串木野市、日置市、姶良市、霧島市方面
- 三州自動車:さんふらわあライナー (志布志港)《東7のりば》、鹿屋市直行バス(鴨池・垂水フェリー経由)《東15のりば》、志布志市方面
- 南国交通:鹿児島市内(武岡、西陵、皇徳寺、吉野、坂元方面)、姶良市方面
- JR九州バス(北薩線):鹿児島駅・鹿児島市内(伊敷、郡山方面)、薩摩川内市(入来)、さつま町(宮之城)方面《東7のりば》
駅周辺
2011年(平成23年)3月の九州新幹線の全線開業に伴い、駅周辺では再開発が進んでいる。
駅とその周辺は地下通路(つばめロード)が設置されており、地下を通じて鹿児島中央駅西口・桜島口、アミュプラザ鹿児島、キャンセビル、南国センタービル、鹿児島中央駅前電停と結ばれている。なお、地下通路内には広場や交番が設けられ、安心快適に通行できるよう工夫が成されている。
桜島口
- 2012年(平成24年)4月23日開業[34]。1階に南国高速バスセンター併設。
- 文教施設
- 鹿児島女子短期大学
- 鹿児島県立鹿児島中央高等学校
- 鹿児島県立甲南高等学校
- 鹿児島高等予備校(河合塾提携)
- 北九州予備校鹿児島校
- 山川義塾予備校
- 企業・金融機関など
- 宿泊施設
西口
- 公共施設
- 鹿児島労働基準監督署
- 文教施設
隣の駅
※特急「きりしま」「はやとの風」「指宿のたまて箱」「川内エクスプレス」の隣の停車駅は各列車記事を参照。
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 九州新幹線
- 川内駅 - 鹿児島中央駅
- 鹿児島本線
- テンプレート:Color快速「オーシャンライナーさつま」(土休日のみ運転)
- 伊集院駅 - 鹿児島中央駅
- テンプレート:Color普通
- テンプレート:Color快速「オーシャンライナーさつま」(土休日のみ運転)
- 日豊本線(鹿児島駅 - 当駅間は鹿児島本線)
- 鹿児島駅 - 鹿児島中央駅
- 指宿枕崎線
- テンプレート:Color快速「なのはな」・テンプレート:Color普通
- 鹿児島中央駅 - 郡元駅
- テンプレート:Color快速「なのはな」・テンプレート:Color普通
注釈
- ↑ 整備新幹線では、これ以上南への延伸計画はない。なお、JR在来線の日本最南端駅は、指宿枕崎線の西大山駅。
- ↑ 現在の鹿児島中央駅の住所である「中央町」は1970年に行われた町名整理により後の武町の一部より分割され設置されたものである。
- ↑ それまでの八代-鹿児島間の鹿児島本線は川内本線編入により肥薩線となる
- ↑ ホームのある着発線以外の留置線が設置されておらず、夜間留置の車両は川内新幹線車両センターまで回送される。
- ↑ 当館は新幹線開通以前に開業したが、1階に入っているファミリーレストランのジョイフルの店舗名は開業当初から駅名改称を見越した「鹿児島中央店」となっている。なお、西口側には新幹線開通後に開業した「鹿児島中央駅前店」がある。
出典
参考文献
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- Come on Stand up! - 長渕剛(ミュージシャン)のオリジナルアルバム。収録曲に「鹿児島中央STATION」がある。
外部リンク
テンプレート:鉄道路線ヘッダー テンプレート:九州新幹線 (鹿児島ルート) テンプレート:鹿児島本線 (鹿児島地区) テンプレート:日豊本線3 テンプレート:指宿枕崎線 テンプレート:鹿児島市電 テンプレート:鉄道路線フッター
テンプレート:リダイレクトの所属カテゴリ- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ↑ 2.0 2.1 駅名改称の歩み p.16
- ↑ 西鹿児島駅60年 p.5
- ↑ 4.0 4.1 昭和2年鉄道省告示第208号(川内本線武停車場改稱、昭和2年9月14日付官報、テンプレート:Ws)
- ↑ 5.0 5.1 5.2 5.3 鹿児島市史 II p.583
- ↑ 駅名改称の歩み p.18
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