電気焼灼手術
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電気焼灼手術(でんきしょうしゃくしゅじゅつ)は電気焼灼器を利用した手術法である。治療目標の尖圭コンジローマのイボに電気放電する。イボは凝固し焦げる。焦げたイボの固まりを剥離除去する。尖圭コンジローマの再発を防ぐために、その後をさらにもう一度電気放電する。これでかなりの確率で再発を防ぐことが出来る。また、この方法は傷跡もほとんど分からない利点がある。
手技
手術前
亀頭部の4箇所にあわ粒のような尖圭コンジローマを確認できる。
亀頭の尖圭コンジローマの写真
手術直後
電気焼灼で各々のイボを凝固し剥離除去する。そしてその後を再度電気焼灼を行う。
電気焼灼直後の写真
手術2週間後
手術後2週間経過した患部は、傷もほとんど分からなくなり再発もしていない。
手術後2週間経過の写真