西本征央
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西本 征央(にしもと いくお、1956年1月28日 - 2003年10月17日)は日本の医学者。慶應義塾大学医学部薬理学教室教授、あしなが育英会副会長を務めた。灘高校卒業。東京大学卒業。2003年に胃癌のため47歳の若さで逝去。和歌山県生まれ。
西本教授はアルツハイマー病研究の第一人者として研究を重ね、2001年に同教授のグループはアルツハイマー病の原因遺伝子による脳神経細胞の死滅を防ぐという物質を世界で初めて発見し、ヒューマニンと命名した。これはアルツハイマー病の根治薬になるのではないかと期待される物質である。(ただし、ヒューマニンの効能については議論があり、あまり効果が期待できないと考える研究者もいる。)