神奈川臨海鉄道本牧線

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ファイル:KanagawaSeasideRailway Honmoku.jpg
本牧線をゆく貨物列車(2012年8月19日)

本牧線(ほんもくせん)とは、神奈川県横浜市磯子区根岸駅から同市中区本牧埠頭駅に至る神奈川臨海鉄道鉄道路線である。

路線データ

  • 路線距離(営業キロ):5.6km
  • 軌間:1067mm
  • 駅数:3駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:なし(全線単線)
  • 電化区間:なし(全線非電化
  • 閉塞方式:スタフ閉塞式

概要

JR根岸線根岸駅から分岐し国道357号に沿って延びる貨物線。周辺には横浜港シンボルタワー本牧海釣り公園等があり、沿線にはJX日鉱日石エネルギー根岸製油所日産自動車本牧専用埠頭がある。海上コンテナ輸送が中心で神奈川臨海鉄道のドル箱路線であったが、同線の主力であった仙台臨海鉄道仙台港駅との間を結んでいた海上コンテナ専用列車が2010年3月のダイヤ改正で盛岡貨物ターミナル駅 - 東京貨物ターミナル駅間の列車に切り替えられる形で廃止となったため、現在は12ftコンテナや化成品コンテナを主に輸送している。取り扱い品は横浜港本牧埠頭より輸出するものが中心となっている。

当路線で牽引を担当する機関車は、横浜本牧駅併設の横浜機関区のDD55形ディーゼル機関車が行う。また、2007年7月から2010年3月までは、川崎貨物駅併設の塩浜機関区から横浜機関区へ転属してきたDD60形ディーゼル機関車も全線で牽引を行っていた。

また、神奈川臨海鉄道や横浜市港湾局などの各港湾関係団体で組織された「京浜港物流高度化推進協議会」では、以前から鉄道による駅と港を効率的に利用した新しい物流サービスの実現を目指してきた。これに先駆けて、2008年4月より横浜港本牧ふ頭BC突堤コンテナターミナルに隣接する本牧埠頭駅において海上コンテナの取り扱いを開始し海上コンテナ輸送の実証実験を約2年間行っていたが、前述のとおり2010年3月のダイヤ改正でこれまで横浜本牧駅と仙台臨海鉄道仙台港駅との間を結んでいた海上コンテナ専用列車自体が廃止となり、この輸送実験も終了した(詳しくは「本牧埠頭駅」の項を参照)。

運行形態

2013年3月16日改正時点で1日あたり根岸 - 横浜本牧間3往復(うち1往復が単機)、横浜本牧 - 本牧埠頭間は午前と午後にそれぞれ1往復ずつ貨物列車が設定されている。 2008年3月15日改正時点では1日あたり根岸 - 横浜本牧間6往復(うち朝の51列車 - 単52列車の1往復は、年度末のNISSANカーパック輸送列車運転時の復活運転以外は現在運休中)設定されていた。

歴史

駅一覧

根岸駅 - 横浜本牧駅 - 本牧埠頭駅

接続路線

関連項目

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