東京家政学院大学
テンプレート:混同 テンプレート:Infobox 東京家政学院大学(とうきょうかせいがくいんだいがく、テンプレート:Lang-en)は、東京都町田市相原町2600に本部を置く日本の私立大学である。1963年に設置された。大学の略称は家政学院大および家政学院。
目次
概観
大学全体
東京家政学院大学(とうきょうかせいがくいんだいがく、英称:Tokyo Kasei Gakuin University)とは、東京都千代田区三番町および東京都町田市相原町に所在する私立大学。創設者は大江スミ。併設校に筑波学院大学(旧「東京家政学院筑波女子大学」)がある。
女子大学であるが、大学院については男女共学。
名称が似ている、東京家政大学とは法人関係がない。
建学の精神
創立者大江スミの教育理念は「時代と社会の要望に応える日本女性にふさわしいすぐれた知性、豊かな徳性、望ましい諸技能を、個性に応じて調和のとれた形で修得させる」となっている。この教育理念は現在、知性 (Knowledge) 、徳性 (Virtue) 、技能 (Art) の頭文字を取ってKVA精神と呼んでいる。
教育および研究
東京家政学院大学は女子大学ではめずらしい住居学科を持ち、家政学科、児童学科と併せ家庭生活(ライフスタイル)の総合的な教育を行っている。
学風および特色
いわゆるお嬢様学校
沿革
略歴
1923年に大江スミによって設立された家政研究所を母体とする。1963年に東京家政学院大学が開学され、現在にいたっている。
年表
- 1923年 - 家政研究所開設
- 1925年 - 東京家政学院開学(家政高等師範部・家政専修部・家事実習部)
- 1927年 - 家政専修部を本科に改称
- 1928年 - 専攻科設置
- 1931年 - 東京府北多摩郡千歳村に園芸実習場設置、千歳船橋分教場開校
- 1938年 - 寄宿舎「千歳寮」建設
- 1949年 - 普通科・別科設置
- 1950年 - 東京家政学院短期大学開学
- 1963年 - 東京家政学院大学開学(家政学部家政学科設置)
- 1984年 - 町田キャンパス開学、家政学部住居学科及び短期大学英語科設置
- 1988年 - 大学人文学部開学(日本文化学科・工芸文化学科設置)
- 1990年 - 東京家政学院生活文化博物館開館
- 1995年 - 大学院人間生活学研究科開学
- 1999年 - 大学人文学部人間福祉学科・文化情報学科設置
- 2005年 - 大学家政学部児童学科設置
- 2010年 - 大学現代生活学部(現代家政学科・健康栄養学科・児童学科・生活デザイン学科・人間福祉学科)を設置
基礎データ
所在地
- 町田キャンパス(東京都町田市市相原町2600)
- 千代田三番町キャンパス(東京都千代田区三番町22)
象徴
- 校章はバラをイメージしており家政学院の教育理念であるKVAを組み合わせたものである。
校歌
- 東京家政学院校歌
- 東京家政学院キャンパスソング「前へ前へ」
- 監修 山口孝理事長、作詞 小島俊明理事、作曲 長尾宏中学・高校校長
- 同校創立90周年記念事業として(2013年)披露。姉妹校の筑波学院大学も採択
教育および研究
組織
学部
- 現代生活学部(2010年4月新設)
- 現代家政学科
- 健康栄養学科
- 生活デザイン学科
- 児童学科
- 人間福祉学科
- 家政学部(募集停止)
- 現代家政学科
- 健康栄養学科
- 住居学科
- 児童学科(2005年4月開設)
- 人文学部(募集停止)
- 日本文化学科
- 工芸文化学科
- 人間福祉学科
- 社会福祉専攻
- 介護福祉専攻
- 文化情報学科
- 文化情報専攻
- 比較文化専攻
大学院
- 人間生活学研究科
- 生活文化専攻
附属機関
生活文化博物館
生活文化博物館は大学がこれまで研究してきた衣・食・住の研究成果を教育・研究の集約と拡散の場ととらえ展示を行なっている。
大江文庫
創立者の大江スミを記念して大江文庫と名付けられた、家政学関係の図書資料を江戸時代から昭和30年まで体系的に収集している特別コレクションである。 特に江戸期の料理書は出版された版本の8割弱を所蔵している。
私立大学学術研究高度化推進事業
テンプレート:節stub 2005年度
- パーソナル対応のための生活デザイン演習法及び評価法のカリキュラム開発
- 野外活動集中授業が女子学生の体力と自己効力に及ぼす効果
- 管理栄養士の養成専攻学生における食事と骨密度の関連性の実体験に基づく教育研究活動
- 総合家政の知を生かした国際協力のための教育方法の開発
- 専門教育の基礎・基本を確実なものにするための、達成度評価用データベースの開発
2004年度
- マルチメディアによる栄養・食生活情報の適切な取得・利用技術の教育法開発
- 総合家政の知を生かした国際協力のための教育方法の開発
- 管理栄養士養成専攻学生における食事と骨密度の関連性の実体験に基づく教育研究活動
- 八王子みなみ野シティの住環境データベース
2003年度
- マルチメディアによる栄養・食生活情報の適切な取得・利用技術の教育法開発
- 女子学生の徒歩通学による呼吸・循環機能へ及ぼす影響について
- 八王子みなみ野シティの住環境データベース
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
大学内にある公認学生サークルは以下のようなものがある。(2005年現在) 剣道部、有楽流茶道部、裏千家茶道部、草月流華道部、競技ダンス部、ゴルフ部、写真部、吹奏楽部、箏曲部、スノーボード部、チアリーディングチームJETS、テコンドークラブ、バスケットボール部、バレーボール部、硬式テニス部、ラクロスチーム、工芸を楽しむ会、フォークソングクラブ、COSMATION、Science部、Bloom、ESS、家政学院弓道同好会、卓球・バドミントン同好会、放送通信研究会、料理研究同好会リトルマーメイド、PCE研究会、CAD研究会、合唱同好会、ライフマネジメント同好会、F-in(パラグライダーサークル)、ピアノ同好会、フィギュアスケート同好会
学園祭
学園祭は「KVA祭」と呼ばれ、1964年に千代田三番町キャンパスで第1回KVA祭が行なわれた。 町田キャンパスの開学に伴い、現在は町田キャンパスで行なわれている。
スポーツ
大学関係者組織
- 同窓会は「光塩会」と称し、大正15年に結成された。名前の由来は新約聖書マタイ伝5章の句「汝らは地の塩なり・・・・・・汝らは世の光なり」から、同窓生が社会や家庭で"世の光・地の塩"として良い働きをするようにと創立者の大江スミが命名した。会誌「光塩」を刊行している。文化講座を学校と共催したり、光塩会奨学金制度を設けたり活動は活発である。
大学関係者一覧
施設
キャンパス
町田キャンパス
- 使用学部:現代生活学部、家政学部、人文学部
- 使用研究科:大学院人間生活学研究科
- 使用附属施設:セミナーハウス、講堂
- 交通アクセス:JR横浜線相原駅バス8分、京王線めじろ台駅バス12分
千代田三番町キャンパス
- 使用学部:現代生活学部現代家政学科
- 交通アクセス:JR中央線市ヶ谷駅徒歩8分
寮
かつて世田谷区舟橋町(当時は千歳村)に千歳寮が存在していたが、現在は廃寮となっている。1938年に建設され、校舎焼失時 (1945 - 1948) には臨時校舎としても使用された。最盛期には265名の寮生が暮らしたが、1984年に閉寮となった。
学内奨学金
- 給付型
- 学校法人東京家政学院奨学金
- 学校法人東京家政学院創立80周年記念光塩会奨学金
- 光塩会奨学金
- 学校法人東京家政学院大学創立80周年記念光塩会緊急支援金
- 減免型
- 家計の状況または家計状況の急変による経済的理由により修学が困難者(私費外国人留学生を除く)
- 入学した年度の5月末日までに在留資格「留学」を有する者
- その他
- KVA特別経済支援
対外関係
地方自治体との協定
他大学との協定
単位互換協定
姉妹校
関係校
系列校
社会との関わり
附属学校
Wiki関係他プロジェクトリンク
公式サイト
参考文献
東京家政学院創立80周年記念誌
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