新芝浦駅

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新芝浦駅(しんしばうらえき)は、神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)鶴見線(海芝浦支線)のである。

歴史

駅構造

相対式ホーム2面2線をもつ地上駅で、西側のホームに上り列車(浅野方面)が、東側のホームに下り列車(海芝浦方面)が発着する。2つのホームにはそれぞれ上屋があり、駅舎は西側のホームの海芝浦方にある。

東側のホームは運河に面し、駅舎へ海芝浦方の端から構内踏切が伸びている。西側のホームと駅舎との間は数段の階段で結ばれている。

駅舎は木造一階建ての建物であるが、内部は出札口をうめて作られた自動きっぷ売り場が隅にあるのみで、その中央部に簡易Suica端末と集札箱が置かれている。かつては駅舎の中にキヨスクがあったが後に撤去された。無人駅である。

当駅から海芝浦方面へは単線になっている。一見複線に見えるが、海芝浦駅に向かって右手の線路は東芝京浜事業所の専用線へと繋がる授受線である。ここでJR貨物と東芝との間で貨車の授受が行われる。

JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 テンプレート:Color鶴見線 上り 浅野鶴見方面
反対側 テンプレート:Color鶴見線 下り 海芝浦

貨物取扱・専用線

ファイル:Shinsibaura DE10Shiki.jpg
新芝浦駅に到着したDE10+シキ180変圧器特大貨物輸送列車(2012年1月30日)

当駅では、臨時車扱貨物を取り扱っている。定期貨物列車の発着は無いが、海芝浦駅方面に向けて東芝京浜事業所へ続く専用線が存在し、工場で生産された、あるいは工場に入荷する変圧器などの大型機器を輸送するために、特大貨物輸送列車(大物車を使用)が発着することがある。

ホームから海芝浦駅に向かって左手の線路が海芝浦支線の本線、その右手にある線路が東芝京浜事業所の専用線に繋がる授受線である。授受線から専用線構内の入換は東芝が所有するスイッチャーが行う。

利用状況

JR東日本

近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り[1]

年度 1日平均
乗車人員
1991年 248
1992年 259
1993年 269
1994年 268
1995年 255
1996年 262
1997年 293
1998年 268
1999年 263
2000年 232
2001年 233
2002年 233
2003年 234
2004年 234
2005年 240
2006年 255
2007年 316
2008年 362
2009年

JR貨物

近年の年間発着トン数は下記の通り。

年度 発送トン数 到着トン数 出典
1998年  
1999年  
2000年  
2001年    
2002年 2,400 [2]
2003年 900 400 [3]
2004年 400 [4]
2005年 800 [5]
2006年  
2007年 400 [6]
2008年 3,200 [7]
2009年      

駅周辺

横浜市鶴見区の埋立地にある駅で、周囲は工業地帯となっている。当駅のすぐ南には東芝京浜事業所の入口があり、それより南側は東芝の敷地である。東芝京浜事業所への来訪者はこの駅で下車し、正門から入ることになっている。 当駅前までは道路が通じており(公道ではない)、徒歩で浅野駅方面へ連絡することも可能である。

バス路線

駅名の由来

芝浦製作所(現在の東芝)の最寄り駅として開設されたことによるもの。駅名に「新」がついたのは、当時東京都に芝浦駅(貨物駅・現在は廃止)があったためである。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
テンプレート:Color鶴見線(海芝浦支線)
浅野駅 - 新芝浦駅 - 海芝浦駅

脚注

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関連項目

外部リンク

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  1. 横浜市統計ポータルサイト「JR在来線(乗車人員、一日平均)」
  2. 神奈川県県勢要覧(平成15年度版)228ページ
  3. 神奈川県県勢要覧(平成16年度版)228ページ
  4. 神奈川県県勢要覧(平成17年度版)230ページ
  5. 神奈川県県勢要覧(平成18年度版)230ページ
  6. 神奈川県県勢要覧(平成20年度版)237ページ
  7. 神奈川県県勢要覧(平成21年度版)247ページ