性能
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機械や道具の性能
機械や道具では、各種能力の特性を大きさで表したものが性能である[2][3]。定量化された指標となるため、使用目的における適合性を検討したり、似た用途の機械類の比較に用いられたりする。
工学や技術の分野では、製品の有用性を計る尺度として「性能」と「機能」があり、その他に経済性や可用性、整備性といった相互に関連する幾つかの要素が加わる。機能、または機能性が特定能力の有無を示す定質的なものに対して、性能は特定能力ごとの最大値や有効値といった定量的なものを示すのが一般的である。
- 関連用語
- 機械では「供給された全エネルギー」に対して「有用な仕事の量」の比率が「機械効率」と呼ばれ、「一定の時間、または一定基準量」に対して「機械が産出する仕事」の割合は「能率」と呼ばれる[2]。
脚注・出典
- ↑ 性能 - Yahoo!辞書
- ↑ 2.0 2.1 岡村大著、『機械設計』、日刊工業新聞社、2010年9月30日初版第1刷発行、ISBN 9784526065354、2-3頁
- ↑ 性質の特に有効な側面を性能という。