岩船山

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テンプレート:出典の明記 テンプレート:Infobox 山 岩船山(いわふねさん、いわふねやま)は、日本北関東栃木県栃木市にある、標高172.2メートル足尾山地の最南端に位置する。

概要

日本三大霊山、日本三大地蔵の一つとして名を連ねる。 江戸時代から始まった岩船石の採掘で徐々に山体が現在のように変わった。一大霊場として東国の人々の信仰を集めた高勝寺があることで有名。

2011年平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震によって西側の峰がV字に崩れ、さらに別の場所でも高さ約140メートルの所から山肌が崩れた(人と家屋に被害はなかった)[1]

岩舟石

岩舟石は、岩船山から採掘される石である。別名は「南蠻石」

  • 江戸時代から採掘が始まり、渡良瀬川を利用して関東各地に運搬された。
  • 渡良瀬川の河川改良工事に利用された。
  • 岩船山のふもと、岩舟駅付近に岩舟石に関する資料等を展示している「岩舟石の資料館」が開設されている[2]
  • 現在は、山の北側のみで採掘が続けられている。

ロケ地

時代劇特撮(特にスーパー戦隊シリーズ)系の映画ドラマなどの撮影ロケ地としてよく使われている。首都圏では数少なくなりつつある、火薬を使った爆発シーンが撮れる広大な土地である。

90年代後半以降のスーパー戦隊シリーズの各作品において、山や谷、森林など緑に囲まれた立地は、ほとんどが岩船山で撮影・収録されている。特に、スーパー戦隊Vシネマの『百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊』にて過去作の24名の「レッド」が総集合したシーンはファンの間で有名である。また、スーパー戦隊シリーズのスピンオフ的位置付けにあるセルフパロディ特撮作品である『非公認戦隊アキバレンジャー』(第3話、2012年4月24日放送回)では、「敵との戦闘の口火が切られた時刻と場所のいかんにかかわらず、次のシーンでは昼間の岩船山採掘場に舞台が移って本格的戦闘が始まる」という、多くのシリーズ作品に共通のパターンをパロディして、主人公にわざわざ「岩船山」の名を挙げさせた上で「ここは岩船山ではない。不思議空間だ」「夜間の撮影は大変なのだ(※だから昼間のシーンになっているのだ)」[3]と、裏事情の暴露をネタとしたセリフを吐かせている。

また、LAST ALLIANCEのベストアルバム収録曲『a burning bullet』、LOUDNESSの『The Power Of Truth[4]プロモーションビデオのロケ地にもなった。

野外コンサート

2000年より、上記ロケ地として利用されている採石場の跡地を活用し、まちおこしを目的とした野外コンサート「岩船山クリフステージ」がほぼ年1回のペースで開催されている。 地元のNPO特定非営利活動法人岩船山クリフステージが主催[5]

脚注・出典

テンプレート:脚注ヘルプ テンプレート:Reflist

関連項目

外部リンク

  • 岩船山西側 V字に崩落 ライブ会場の岩にもひび - 下野新聞3月14日朝刊。テンプレート:リンク切れ
  • 岩舟町商工会 岩舟石の資料館
  • 実際のセリフは─── アキバブルー「(…夜の秋葉原で戦闘に突入したはずなのに…)なんで夜だったのが昼になってるの?」 アキバレッド「バカヤロウ! ここは昼間の岩船山ではない! 不思議空間だ! ナイター撮影は大変なのだ!」 アキバブルー「撮影じゃないし…」
  • EVE TO DAWN 二井原実公式ブログ MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!" 2011年9月8日
  • http://www.cliff-stage.com/ NPO法人岩船山クリフステージ公式サイトより