土曜トップスペシャル
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テンプレート:基礎情報 テレビ番組 土曜トップスペシャル（どようトップスペシャル）は、日本テレビ系列でかつて放送されていた、土曜日のゴールデンタイムの番組枠。放送時間は、19:30～20:54（JST）。
歴史
この番組の歴史は1979年4月7日に始まる。当時の日本テレビの19:30～20:54は、プロ野球中継のために定時番組が尽く中止になり[1]、視聴率は下がる一方だった。そこで同局で放送中の「木曜スペシャル」の人気にあやかって、この枠にもう一つの単発特別番組枠を設置する事となり、「土曜スペシャル」が開始した[2]。
「土曜スペシャル」は苦戦しながらも1980年9月27日まで1年半続き、1980年10月からは三波伸介司会の公開バラエティ番組「爆笑ヒット大進撃!!」→「ダントツ笑撃隊!!」に変わるが、後続の「ダントツ〜」が視聴率低迷で3ヶ月で終了した為、後枠として再び単発特別番組枠となり、「土曜トップスペシャル」がスタートした。1985年9月に一旦終了し19時に「全日本プロレス中継」・20時に60分のバラエティ番組に変更されたが視聴率は改善されず、1988年4月に再び単発枠に戻りタイトルも「土曜スーパースペシャル」（19:00～20:54）として開始。1990年9月の番組終了後は、「マジカル頭脳パワー!!」などの定時番組になったが、1994年にこの枠は、「SUPER SPECIAL」に引き継がれた。
これまでのNTV土曜単発枠の経緯
- 1979年4月～1980年9月-「土曜スペシャル」（19:30～20:54）
- 1982年1月～1985年9月-「土曜トップスペシャル」（同上）
- 1988年4月～1989年9月-「土曜スーパースペシャル」（第1期。19:00～20:54）
- 1990年4月～1990年9月-「土曜スーパースペシャル」（第2期。同上）
- 1994年4月～2004年3月-「SUPER SPECIAL’94」～「SUPER SPECIAL 2004」（同上）
- 2004年4月～2004年9月-「THE SPECIAL!」（同上）
この枠で放送された内容
- 1979日本アカデミー賞 - （1979年4月7日）「土曜スペシャル」の第1回。
- 日本の博士50人クイズ - （1979年、1980年）
- おめでとう1980年 人気力士大合戦! - （1980年1月5日）
- 欽ちゃんの仮装大賞 - （1980年）第2回を生放送
- 日本の博士50人クイズ - （1982年1月16日）「土曜トップスペシャル」の第1回。
- 久米宏のびっくり発明大賞 - （1982年）第1・2回（2月20日、11月13日）
- 全日本ウルトラ選手権 - （1982年）全国47都道府県から集められた一般参加者が体力系ゲームで争い、「アメリカ横断ウルトラクイズ」形式で敗者を篩い落として、優勝者を決める。司会は「ウルトラクイズ」と同じ福留功男（当時：日本テレビアナウンサー）。
- 輝け!!クイズ実力日本一決定戦 - （1982年、1983年）'83年の第3回では、道蔦岳史が大逆転の末、日本一になった。
- 素人変装グランプリ／家族(秘)変装大作戦 - （1982年、1983年）
- 輝け!!日本の政治家50人クイズ・自民党代議士編 - （1982年）
- 欽ちゃんの全日本爆笑CM大賞 - （1982年 - 1983年）第1回〜第3回
- 全日本プロレス中継特別編 ザ・ロード・ウォリアーズ初来日特集。ジャンボ鶴田、天龍源一郎vsザ・ロード・ウォリアーズ（1985年3月・両国国技館｛同会場は同年1月にこけら落としがあった直後で全日本プロレスの初興業｝）
- キン肉マン 決戦!!7人の超人VS宇宙野武士 - （1984年4月7日）
- 素人ばかうけビデオ祭り - （1985年）第2回
- 日本民謡大賞 - 年に1度の民謡の祭典
- 世界の決定的瞬間
- 土曜ナイター - 巨人戦を中心に中継
また、よみうりテレビが制作を担当した内容もある。
補足
- 『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』などの大型特別番組は、当番組には含まれない。これは以後のNTV土曜夜の単発枠でも同じである。
- 『土曜スペシャル』時代の1979年4月～9月の間は、フジテレビでも『土曜グランドスペシャル』（第2期。正式にはタイトル無し）が19:30 - 20:54で放送、そして東京12チャンネル（現：テレビ東京）でも『土曜特番→土曜サマースペシャル』が放送（『特番』時代は20:00開始、『サマー』時代は19:30開始）と、3局で単発特別番組枠が放送、更に『土曜トップスペシャル』時代の1982年1月～3月の間は、テレビ東京で『土曜ワイドプレゼント』が19:30 - 20:54で放送していた。
脚注
- ↑ 但し20時枠の『全日本プロレス中継』は、プロ野球中継の時は23:30～24:26に繰下げて録画放送するため、休止になる事はほとんど無かった。
- ↑ 日本テレビのゴールデンタイムに単発特別番組枠が2つ存在したのは、1973年4月～9月の「木曜スペシャル」（但し当時の枠は20:00～ 20:54）と「火曜スペシャル」（火曜20:00～21:24）以来6年振り。また土曜19時台後半枠の番組が20時台跨ぎになるのは、1970年9月終了の「なんでもやりまショー」（19:30 - 20:30）以来8年半振り。
