一宮町 (兵庫県宍粟郡)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テンプレート:Infobox 一宮町(いちのみやちょう)は、兵庫県中西部にかつて存在した町。宍粟郡に属した。
2005年、山崎町・一宮町・波賀町・千種町が4町合併して宍粟市となったため消滅した。現在、旧町域は「宍粟市一宮町○○」の町丁名になっている。
町名は播磨国一宮・伊和神社に由来する。なお兵庫県には津名郡にも一宮町があったが(現・淡路市)、こちらは淡路国一ノ宮・伊弉諾神宮にちなむ。
目次
地理
西播磨を南流する揖保川上流に位置し、兵庫県宍粟郡の最も山深い地域である。
隣接していた自治体
歴史
- 古代の播磨国宍粟郡の地であり、町内の須行名(すぎょうめ)には式内大社・伊和神社が鎮座する。伊和神社は播磨国一宮であり、町名の由来となった。『播磨国風土記』によれば、伊和大神は揖保川流域を中心に西播磨一帯を支配した大勢力が尊崇した神のようである。中世には播磨国守護赤松氏歴代の尊崇と庇護を得た。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 町村制施行に伴い宍粟郡神戸村、染河内村、三方村、下三方村、繁盛村発足。
- 1956年(昭和31年)4月1日 神戸村、染河内村、下三方村が合併し、一宮町が誕生。
- 1956年(昭和31年)9月30日 一宮町、三方村、繁盛村が合併し、新たな一宮町が誕生。
- 2005年(平成17年)4月1日 山崎町、波賀町、千種町と合併し宍粟市となり消滅。
姉妹都市
国内
地域
人口
人口推移
緑色で示したものが、一宮町及び宍粟市一宮町の人口
また、一宮町発足以前における人口は、神戸村(青色で示す)、三方村(水色で示す)、下三方村(黄色で示す)、繁盛村(赤色で示す)、染河内村(桃色で示す)の人口の和で示している。
括弧内の数字は(神戸村、三方村、下三方村、繁盛村、染河内村)それぞれの人口を示す。
(なお、人口は国勢調査により各年10月1日時点のものである)
<参考 - #沿革>
教育
小学校
- 一宮町立神戸小学校
- 一宮町立下三方小学校
- 一宮町立染河内小学校
- 一宮町立繁盛小学校
- 一宮町立三方小学校
中学校
高等学校
交通
最寄の空港
鉄道路線
町内に鉄道は走っていない。
道路
- 国道
- 都道府県道
- 道の駅
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身有名人
その他
- 郵便番号
- 播磨一宮郵便局:671-41xx
外部リンク
このページはウィキプロジェクト 日本の市町村のテンプレートを使用しています。