キリンビバレッジ

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テンプレート:Pathnav キリンビバレッジ株式会社は、日本清涼飲料水メーカー。清涼飲料などの製造および販売を行っている。キリングループ内における国内綜合飲料会社であるキリン株式会社キリンホールディングスの完全子会社、中間持株会社)の子会社で、三菱グループに属する。 テンプレート:Infobox

概要

1963年昭和38年)4月15日、麒麟麦酒株式会社(旧制、現・キリンホールディングス)がキリンレモンキリンオレンジ自動販売機で販売する「自動販売サービス株式会社」を設立。1967年昭和42年)に小売店への販売を始め、キリンレモンサービス株式会社に社名変更。1988年昭和63年)に創立25周年記念のCI導入によりキリンレモン株式会社に社名変更。1991年平成3年)、麒麟麦酒の清涼飲料事業部門を営業譲受により統合し、現在のキリンビバレッジ株式会社に社名変更している。1995年平成7年)1月に東京証券取引所第二部に上場。1996年平成8年)4月には第一部に指定替えした。

キリンレモン・キリンオレンジを除いて大半が麒麟麦酒から承継した商品だったことから、当初は酒屋などでの販売が中心だったが、徐々に販路を拡大していき、近年は他の大手メーカー同様に自動販売機コンビニエンスストアでの販売が中心となっている。紅茶午後の紅茶)・コーヒーFIRE)・緑茶生茶)が収益柱。さらに果実飲料などにも人気商品があり、国内清涼飲料水メーカーの規模としては日本コカ・コーラサントリーフーズに次いで業界3位である(2008年度)。キリングループのマーケティング力を背景に新商品を次々と投入してきたが、2009年平成21年)3月に就任した社長・前田仁は、新商品の大幅削減と既存商品のテコ入れ強化によってブランド力・収益力を高める戦略を打ち出している。

2003年平成15年)月にヤクルト本社と自販機部門での提携で合意。同年9月から「蕃爽麗茶」などのヤクルト商品をキリンビバレッジの自販機で、また「午後の紅茶」・「FIRE」・「ボルヴィック」などキリンビバレッジ商品をヤクルトの自販機で相互に販売している。2006年2月からは新たにインターネット通販事業「マーカーズ(markers)」を立ち上げ、飲料以外の商品も取り扱うなど、ネットビジネスの実験を開始した。とりわけマーカーズ限定発売の「生茶パンダ(生茶のマスコットキャラクター)」グッズの人気が高い。

2007年平成19年)11月、子会社の小岩井乳業から小岩井ブランドの乳飲料を除くチルド製品事業を譲受。事業譲受後も製品の生産・販売は小岩井乳業に委託しているが、販売者はキリンビバレッジ名義となり、パッケージに表記されていた「本製品はキリンビバレッジ(株)との提携により小岩井乳業(株)がお届けしています。」の文言も消滅、小岩井乳業の存在感は薄くなった。

2008年平成20年)2月から、生茶とキリンレモンのペット飲料にベルマークを付け、運動に協賛している。

キリングループ再編・連携強化

  • 2006年5月11日:親会社である麒麟麦酒が、長期経営構想の一環として純粋持株会社への組織変更とキリンビバレッジの完全子会社化を発表。
  • 同年5月12日6月15日:麒麟麦酒がキリンビバレッジにTOBを実施(買付価格は1株3350円)。
  • 同年6月16日:TOB成立。6月22日付で決済を開始、麒麟麦酒は既保有分(59.37%)と併せてキリンビバレッジ株式97.07%を取得した。
  • 同年7月10日:麒麟麦酒とキリンビバレッジ両社が、残る少数株式を1株3350円(TOB買付価格と同額)で麒麟麦酒が取得する簡易・略式株式交換契約を締結。翌11日に上場廃止が決定し、整理ポスト入り。
  • 同年8月11日:東証一部上場廃止。
  • 同年10月1日:簡易・略式株式交換の効力発生、麒麟麦酒はキリンビバレッジを完全子会社化した。
  • 2007年7月1日:麒麟麦酒が純粋持株会社「キリンホールディングス」に組織変更、キリンビバレッジは同社の事業子会社となる。

このグループ再編に伴い、経営・商品開発・マーケティングなどあらゆる面において、キリングループ各社(とりわけ麒麟麦酒(新社))との連携が緊密になっている。

  • 企業ロゴを、1991年のキリンビバレッジ発足時から使われてきた「KIRIN Beverage」からキリングループ共通の「KIRIN」に順次変更。2007年7月のキリンホールディングス発足までに変更を完了した。
  • 2007年1月1日から、テレビ番組の提供スポンサークレジットが「KIRIN キリンビバレッジ」と表記されるようになった(麒麟麦酒の「KIRIN キリンビール」と共通)。
  • 翌2月からは、キリンビバレッジのテレビCMにも麒麟麦酒と同様に、キリングループが2007年1月に制定したグループ統一スローガンおいしさを笑顔に KIRIN」のサウンドロゴが表記されることになった(原則として商品名に"キリン"を冠する商品のみで、『小岩井ブランド』や『ボルヴィック』といった"キリン"を冠しない商品には表記しない)。なお、サウンドロゴは2009年1月にリニューアルされ、CMの冒頭に挿入された(表記開始から2008年12月まではCMの最後に挿入)。
キリンビバレッジの場合は、導入当初は原則として90秒以上でもスローガンは一貫してアナウンスしないスタンスであったが、蒼井優出演のI-Tea「赤いI-Tea」篇・大泉洋出演のFIRE「冬」篇を皮切りに、30秒以上のバージョンではスローガンがアナウンスされるようになった。
  • 2008年3月末から、キリンビバレッジが筆頭スポンサーの番組にキリンビールも合流、筆頭スポンサーが実質キリングループとなった。スポンサー紹介時は、キリングループ統一スローガン「おいしさを笑顔に KIRIN」を表示して両社の社名を読み上げる。ただし、「午後の紅茶」など一部CMではサウンドロゴが割愛されている場合がある。
  • 2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で、キリングループ全社は同年3月末まで一切の広告活動を自粛したが、同年4月からは、CM冒頭の「おいしさを笑顔に KIRIN」の部分の「キリン!」のサウンドロゴが無音になったバージョンに差し替えられ、2013年12月末まで使用していた。
  • 2010年2月8日、本社機能を千代田区神田和泉町から渋谷区神宮前キリン原宿本社ビルに移転。同ビルにはキリンビールが2009年8月31日付で中央区新川(キリンホールディングスと同住所)から本社機能を移しており、共有スペースやオープンミーティングスペースの設置・共通部署の同一フロア配置などの施策によって両社の協力体制強化を図る。
  • 2013年1月1日、キリンホールディングスが保有する全株式が、傘下のキリンビール・メルシャンとともに、この日発足した国内の飲料事業を統括する中間持株会社キリン株式会社に譲渡された。
  • 2013年3月から6月にかけて、本社がキリン原宿ビルから中野区中野の中野セントラルパークサウスに再移転した。
  • 2014年1月にグループ内のTVCMで使用するサウンドロゴを5年ぶりに全面リニューアルして再びCMの最後に挿入され、約2年9ヶ月ぶりに音入りとなった(新バージョンではアニメーションの後に「KIRIN」ロゴのみが表示される仕様となる)。当社ではメッツ コーラ「パーティーの季節」篇を皮切りに、すでに放映中のTVCMも順次、新サウンドロゴ仕様に変更される。

販売ラインナップ

現在販売している商品

  • キリンレモン(1928年 〜) - 炭酸飲料のロングセラーブランド。無果汁。ペットボトル・缶製品は天然水使用などリニューアルを重ねてきたが、瓶製品は1950年代以降の味を現在も守っている。2010年4月のリニューアルで『カラダよろこぶ。元気炭酸』シリーズが立ち上がり、その第1弾製品になった。姉妹商品に同第2弾製品でオルニチンを配合した「大人のキリンレモン(2010年4月6日〜 )」がある。
  • Met's(メッツ、1979年8月 〜) - グレープフルーツ風味の炭酸飲料(発売開始から2003年5月までは果汁10%未満、2003年5月から2009年5月までは無果汁、2009年5月からは果汁1%)。2009年5月のリニューアルでは、これまでの350mlアルミプルトップ缶に代わってリキャップ(再栓)可能な300mlアルミボトル缶を採用。かつてはグレープやガラナ等のラインナップもあった。2010年7月にこれまでのメッツを終売し、カロリーゼロでアルギニンビタミンB6を配合したビターグレープフルーツ味の「メッツ ワイルドチャージ」(350ml缶・500mlペットボトル、無果汁)に刷新された。前述の「キリンレモン」・「大人の - 」に続く『元気炭酸』シリーズ第3弾製品である。2011年5月31日にグレープフルーツ味の通常のメッツ(メッツ グレープフルーツ)を再度新発売した(350ml缶のみ、無果汁)。ワイルドチャージも併売されていたが、2012年4月24日に後述の「メッツ コーラ」及び「メッツ グレープフルーツ」にリキャップができる500mlペットボトルを追加設定したため、ワイルドチャージは終売となった。
  • キリンガラナ(2003年 〜) - 北海道限定ガラナ飲料。かつてはMet'sブランドだった。
  • 午後の紅茶(1986年7月14日 〜) - 日本初のペットボトル入り紅茶飲料として発売。紅茶飲料として高い知名度と市場シェアを誇るキリンビバレッジの旗艦商品である。中国・台湾・タイでも発売。現在のCMキャラクターは亀梨和也蒼井優。前任の松浦亜弥は2003年4月から約5年間にわたりCMキャラクターを務めた。一時期は「午後の紅茶」独自のサウンドロゴの導入もあった(30秒バージョンのみ)。
  • ボルヴィック(1986年9月 〜) - 現在、輸入・マーケティングは子会社のキリンMCダノンウォーターズが担当。
  • トロピカーナ(1991年 〜) - 米・トロピカーナプロダクツ社との合弁会社であるキリン・トロピカーナ社のライセンス生産。
  • 力水(1994年 〜) - DHAを配合した炭酸飲料。「今世紀最後の」「試験にでる」など奇抜なフレーズが商品名の頭につけられることもあった。発売当初は瓶入りで発売され、一旦製造を終了したが、2008年4月15日に300mlボトル缶として復活し、2011年5月までの約3年間発売されていた。生産終了後、「再発売してほしい」ののお客様の声が多数寄せられたことから、2013年4月2日に約2年ぶりに再々発売。さらに、同年12月10日にはキリングループの独自素材である「プラズマ乳酸菌」を配合した500mlペットボトル入り「守って! 力水」を発売した。
  • きりり(1994年4月 〜) - オレンジ果汁飲料。キリンオレンジの後継として登場し、果汁増量(10%→30%)・純水仕上げなど大幅にリニューアル。「モニフラきりり」など派生商品も登場する果汁飲料の主力ブランドだったが、現在は小岩井ブランドの「純水果汁」シリーズや「トロピカーナ」シリーズに主力の座を譲り、飲食店など業務用向けの「キリンオレンジきりり」をメインに販売している。現在は業務用向け商品も「小岩井オレンジ」として小岩井ブランドに統合されたとされるが、一方でキリンビバレッジの商品カタログやWebサイト上の商品一覧には「キリンオレンジきりり」(飲食店向け瓶製品)が健在で、状況は不透明である。過去のCMキャラクターは瀬戸朝香モーニング娘。など。
  • キリン アルカリイオンの水(1999年 〜) - 製造・発売元はキリンMCダノンウォーターズ(一部商品の製造元はキリンディスティラリー)。
  • FIRE(1999年7月14日 〜) - コーヒー飲料。FIRE全シリーズのほとんどが直火焙煎による製法を採用している。2012年10月現在のCMキャラクターは江口洋介。前回まではくりぃむしちゅーで、過去には岡田准一V6)・松井秀喜ジェロ大泉洋反町隆史木村拓哉SMAP)・星野仙一福山雅治らもCMキャラクターを務めていた。
    • 主なBGMはスティーヴィー・ワンダーによる"To Feel the Fire"であったが、反町から変更。大泉からはさらに一新し、爆風スランプの過去の楽曲「無理だ! 〜YOU CAN NOT DO THAT〜」の替え歌バージョン「挽きたての歌」を大泉が歌った。福山時代は、自ら書き下ろした新曲「明日の☆SHOW」を歌った。2012年3月からは、くりぃむしちゅーの二人をメインキャラクターに起用、爆風スランプの楽曲「Runner」をBGM(アレンジ:内山肇)に使用している。
  • 小岩井ブランド(1999年10月19日 〜)- 小岩井乳業産の牛乳を使った「ミルクとコーヒー」が第一号商品。小岩井(小岩井農牧・小岩井乳業)のものづくりの精神に基づいて開発・販売している。2004年3月23日から果汁飲料の現行主力ブランドである「純水果汁」シリーズを、2005年3月1日から野菜100%・添加物ゼロの野菜ジュース「無添加野菜」シリーズをそれぞれ発売。現在はミルクシリーズ(ミルクとコーヒーなど)・純水果汁シリーズ(りんご・みかんなど)・野菜シリーズ(無添加野菜・濃い野菜)を展開している。2005年よりCMキャラクターに藤澤恵麻を起用。
  • 生茶(2000年3月13日 〜) - 無糖茶飲料。「午後の紅茶」と並ぶ旗艦商品である。発売当初のCMキャラクターは松嶋菜々子。他に高倉健役所広司綾瀬はるか山下智久北川景子など。現在は野村萬斎である。当初は緑茶ブランドとして展開していたが、「生茶 朝のうるおいブレンド茶(2010年4月20日 ~ 2012年7月)」の発売に伴い、無糖茶ブランドに発展した。マスコットキャラクターは生茶パンダ。タイでも販売されている(進出当初は砂糖入りのみ、無糖タイプは2007年10月より販売)。
  • からだ想い茶(2011年11月1日 〜) - 2011年より展開している健康茶シリーズ。第1弾はしょうがブレンド茶の「ぽっぽ茶」で、2012年2月21日には第2弾となるブレンド紅茶の「すぅーっと茶」が発売(「すぅーっと茶」は同年8月で製造終了)。
  • アミノサプリ(2002年2月15日 〜) - 健康飲料。アミノ酸1000mg配合(500mlペットボトル1本あたり)。「-ナイン」「ローヤルゼリーの-」などの派生商品の登場・台頭に伴って、一時は300mlパウチ容器タイプのみ販売という時期もあったが、2009年3月のリニューアルで缶・ペットボトル商品が復活し「復権」を果たした。現在は2Lペットボトルのみの設定となっており、中容量サイズは2012年4月10日にオルニチンやビタミンCを配合した「キリン プラス-アイ」の一製品として発売した「アミノサプリC」に継承されている。過去にはCMキャラクターに麒麟戦隊アミノンジャーや当時、当社所属のプロゴルファーであった古閑美保が起用されていた。
  • スープストックトーキョー(2004年1月20日 〜) - 首都圏・中部圏で同名のスープ専門店を展開する株式会社スマイルズと共同開発した缶スープ。関東・甲信越地域のコンビニエンスストア限定発売。
  • 烏龍茶 極烏(ごくう)(2005年6月7日 〜) - 烏龍茶。「烏龍茶 鳳凰(ほうおう)」の後継。ちなみに「キリン烏龍茶」は飲食店など業務用向けで、一般市場で売られるキリンビバレッジの烏龍茶は「極烏」である。
  • NUDA (ヌューダ)シリーズ(2006年2月14日 〜) - 無糖の炭酸水。パッケージに霊獣「麒麟」が描かれている(キリンビバレッジ製品ではNUDAとキリンレモン瓶製品のみ)。風味がついた商品も発売されているが、糖分ゼロを維持するため全て香料等の添加物で再現され、本物の果汁・ホップ等は一切使用していない。CMキャラクターは岡村隆史(ナインティナイン)、梨花、サッカー漫画キャプテン翼』の主人公大空翼、矢部浩之(ナインティナイン)(※岡村は発売当初から出演していたが、6月より岡村の相方・矢部も出演した。また、スポンサー番組である『めちゃ×2イケてるッ!』でメンバー全員のCMパロディを行ったことがある)。2007年は東京スカパラダイスオーケストラが出演。2008年は第2日本テレビ特設サイト内にて、スッキリマンに扮するつるの剛士と、スッキリ3人娘(板野友美大島麻衣河西智美(いずれもAKB48))が出演。2009年4月発売の「クリアスパークリング」および「クーリンググレープフルーツ」から、ダイヤカット加工を施した新ボトルを使用。
    • NUDA クリアスパークリング(2009年4月7日 〜)
    • NUDA クーリンググレープフルーツ(2009年4月7日 〜)
  • 世界のKitchenから(2007年5月8日〜) - 世界各国の家庭料理や食習慣に着目、その製法を日本でなじみのある食材を使って実践し商品化する。
  • LOVES SPORTS(ラブズ スポーツ)(2009年5月26日 〜) - 「スポーツを愛するすべての人へ。」がコンセプトのスポーツ飲料。協和発酵キリンの子会社「協和発酵バイオ」との共同開発で、同社が研究開発したスポーツに最適なアルギニンとシトルリンの配合比率を採用。加えてカリウム・ナトリウムを配合し、グレープフルーツ風味に仕上げた。555ml大容量ボトル・サッカー日本代表オフィシャルドリンク採用など「SONiQ」の後継にあたるが、"スポーツ応援価格"として他の500mlボトル製品よりも低価格で販売している。2011年9月11日にはビタミンCをプラスした「ラブズ スポーツ ビタミンチャージ」を追加発売した。なお、販売店・エリア限定で発汗時に失いやすいナトリウムを効率的に補給できる2L入りの「エコシリーズ ラブズ スポーツ Na50」もラインナップされている。
  • ウコンとしじみ900個分のオルニチン(2012年3月13日~) - ウコン成分クルクミンしじみ900個分に相当する「回復系アミノ酸オルニチン(配合されているオルニチンは発酵法によって製造されたアミノ酸で、しじみ由来ではない)」を配合したウコン系飲料。従来品である「ウコン[ダブル]」に比べてウコン特有の苦みや臭みを抑え、すっきりと飲みやすい柑橘味とした。「キリン プラス-アイ」の1製品である。
  • キリンの泡(2012年3月20日〜) - これまでの既存品にはなかった「大人のくつろぎタイム」に向けた炭酸飲料。アップルの味わいにホップが香り、さらに米発酵エキスを加えたことでやわらかな甘みとやさしい泡の口当たりを実現した。2012年10月23日にはグレープフルーツとオレンジの味わいとした「芳醇グレープフルーツ&ホップ」を追加発売した。
  • メッツ コーラ【特定保健用食品】(2012年4月24日~) - 難消化性デキストリンにより、食事の際に脂肪の吸収を抑える特定保健用食品史上初のコーラ系飲料。当初、年間販売目標は100万ケースに設定されていたが、発売2週間で100万ケースを達成し、2ヶ月後には年間販売目標の2倍に相当する200万ケースを突破するほどの大ヒットとなったため、同年7月に年間販売目標を当初の6倍に相当する600万ケースに上方修正されたが、同年10月に1.5Lを追加発売すると同時に年間販売目標を700万ケースに再度上方修正された。また、同年11月には「日本人間ドック健診協会」の推薦商品となった。2013年4月には自動販売機向けに480ml缶が追加発売され、これを機に、グループ横断ブランド「キリン プラス-アイ」の一製品となった(既存のペットボトル品も同時期に「キリン プラス-アイ」ロゴを入れるなどの仕様変更を行う)。2014年4月8日には全面改良を実施し、カロリーゼロ化を実現した。 発売当初、CMキャラクターに「あしたのジョー」の矢吹ジョーが起用されていたが、2013年3月からは俳優のオーランド・ブルームが起用され、同年12月からは大野智相葉雅紀を起用している(大野・相葉は以前からグループ会社の麒麟麦酒が発売している「淡麗 グリーンラベル」のTVCMに起用されている)。
  • アミノバイタル ボディリフレッシュ(2013年3月~) - 元々「アミノバイタル」は味の素が発売するアミノ酸を含有するスポーツサプリメントで、ペットボトル製品はグループ会社であったカルピスが販売していた。しかしながら、2012年10月にカルピスがアサヒグループホールディングスの傘下に移ったことに伴い、同じグループ会社のアサヒ飲料が発売する「スーパーH2O」への統合に伴い一旦は販売を終了していた。その後、同年12月にスポーツ飲料のラインナップ強化を目指す当社と「アミノバイタル」の一層のブランド力強化を目指す味の素との両者間の狙いが一致し、味の素との間で「アミノバイタル」ペットボトル飲料の製造ノウハウおよび商標ライセンスに関する契約を締結。2013年3月にキリンビバレッジの製品として復活した(パッケージ正面上部に「Powered by Ajinomoto Co.,Inc.'s amino acids」の表記がある。なお、他の製品とは異なり「KIRIN」ロゴは表記されていない)。
  • にっぽん米茶(2013年5月28日 〜) - 原料に国産米を100%使用した新しい無糖茶飲料。カフェインゼロ。

販売を終了した商品

麒麟麦酒時代の清涼飲料も含む。

  • キリンオレンジ(1953年〜1994年) - 発売当初は「キリンジュース」の商品名だった。果汁10%オレンジ飲料。「自動販売サービス」の創業以来取り扱っていた。後継商品「きりり」の登場により姿を消すが、名称はきりりの業務用向け商品「キリンオレンジきりり」として残された。
  • チェスタ(1970年〜1979年?) - 無果汁炭酸飲料。グレープとグレープフルーツ風味の2種類。
  • サーフブレイク(1982年〜1989年) - スポーツドリンク。キャッチコピーは「渇きをブレイク」。
  • キララ(1984年) - 小振りなガラス瓶に詰められた無果汁の微炭酸飲料。CMキャラクターは原田知世。CMソングはキララとウララの「多感期のフラミンゴ」。
  • オフサイド(1985〜1986年頃) - ライム味の炭酸飲料。
  • with you(1986年頃~1991年頃) - 無果汁の炭酸飲料。「スイカソーダ」など様々な種類のフレーバーが発売された。
  • スイカソーダ(1987年、2010年7月20日 ~) - スイカ風味の炭酸飲料、無果汁。麒麟麦酒時代は「with you」シリーズのひとつとして販売、2010年に500mlペットボトルで復活。
  • JIVE(1987年9月〜1999年7月) - 当時缶コーヒーとしては本格的な粗挽きネルドリップ製法を採用。コンセプトは「喫茶店の味を缶コーヒーで実現する」というものだった。このコンセプトは後継の「FIRE」シリーズの一部(FIRE挽きたてシリーズ等)に引き継がれる事となる。代表されるCMキャラクターは小林稔侍高品格(1989年)、野茂英雄(1996年?)、サザンオールスターズ桑田佳祐(1993年〜1994年、その後桑田はアサヒ飲料の缶コーヒー「WONDA」シリーズのCMに出演)、安全地帯玉置浩二(1997年〜1998年)など。
  • ポストウォーター (初代)(1990年代前半) - スポーツドリンク。CMキャラクターは細川ふみえで、後に筋肉少女帯を起用。瓶商品のボトルは「フラスコ型」「ツイスト型」などユニークな形状であった。フラスコ型のほうは、『POPEYE』誌のグッドデザイン賞を受賞。
  • Chassé(シャッセ)(1991年〜1996年) - キリンビバレッジ発足後最初の商品。果汁60%を含む炭酸飲料。アップル・マスカット・ピーチのラインナップがあった。CMキャラクターは観月ありさ
  • キリンレモンセレクト(1992年〜1998年、2007年〜2008年) - レモン果汁入り微炭酸飲料。当初はビンのみの発売だったが、後に缶とペットボトルも発売された。キリンレモンブランドの主力商品となったが1998年にキリンレモンに統合され消滅。その後2007年に9年ぶりにラインナップに復活、同時に姉妹商品として「パイレーツ・オブ・カリビアン」とのコラボ商品のキリンレモンブラックジンジャーが発売された。
  • スウォーター(1994年?〜1997年?) - 果実酢飲料。
  • 天然育ち(1996年〜1998年) - Chassé(シャッセ)の後継商品で、果汁30%を含む炭酸飲料。天然水を使用し無着色。CMキャラクターはPUFFY
  • 烏龍茶 鳳凰(ほうおう)(~2005年) - 後継商品は「烏龍茶 極烏(ごくう)」。CMキャラクターは中井貴一、後に鈴木保奈美野際陽子
  • スピード - CMキャラクターは松坂大輔
  • ラクダ - CMキャラクターはMISIA
  • サプリ(1997年3月 〜 2011年3月) - 健康飲料。植物由来の食物繊維を5000mg配合(1本500mlあたり)、「おなかの調子を整える健康飲料」として厚生労働省から特定保健用食品(特保)の認可を受けている。2001年リニューアル時のCMキャラクターは浜崎あゆみ
  • コーン茶 - とうもろこし茶。CMで歌っていたのはさねよしいさ子
  • Cady(キャディ)(1998年) - カルシウムローリングウォーター。わずか1年前後で姿を消した。
  • Naturals-ナチュラルズ(1998年6月〜2000年?) - 緑茶をベースに、カテキン、キダチアロエエキス・柿の葉エキスの3種類の植物成分を配合した、今までにない新しいお茶として開発された。自然の成分を使用したノンカロリーの健康飲料。CMキャラクターはAKKO(MY LITTLE LOVER)森高千里松嶋菜々子。後期のCMキャラクターだった松嶋菜々子が2000年3月発売の「生茶」のCMキャラクターに使われたこともあり、その後の展開が先細りとなった。
  • キリンチビレモン(2000年〜2001年) - 黄色い色のレモン風味の炭酸飲料で、「チビ」の名前通り245mlの小型ペットボトルで発売されたが、1.5Lペットボトルの設定もあった。姉妹商品にキリンチビサイダー、キリンチビいちご、キリンチビ力水(ビン)などがあった。なお、キリンチビ力水は2007年まで販売していた。
  • 聞茶(初代)(2001年3月2日〜) - CMキャラクターは井上陽水
  • Drink! Smap! (2002年) - 同名のSMAPのアルバムとコラボした期間限定商品。350mlの炭酸飲料だった。
  • Wo(ウォウ)(2003年〜) - カクテル風ソフトドリンク。CMキャラクターは柴咲コウ
  • 体質水(2004年2月17日〜) - キリンビール医薬品事業部(現・協和発酵キリン)と小岩井乳業の共同研究により発見された「KW乳酸菌」を配合した健康飲料。
  • クエン酸サプリ 903(キューマルサン)(2004年3月23日〜) - アディダスジャパンと共同開発し、従来のスポーツドリンクと一線を画す「対乳酸プロダクト」として登場。商品名の由来であるクエン酸をはじめ、発売当時厚生労働省が食品として認可したばかりのカルニチンなどを配合、筋肉疲労からの素早い回復を支援する。
  • さんぴん茶(2005年1月14日 〜 2009年10月) - ジャスミン茶。沖縄県限定発売。
  • 体質茶(2005年1月18日〜) - 「体質水」から派生。KW乳酸菌を配合した、緑茶ベースの健康茶。
  • 上海冷茶(2005年2月22日〜) - CMキャラクターは大地真央加藤ローサ
  • キリンレモン77(2005年3月22日〜) - キリンレモン77周年を記念して発売された黄色い色のレモン風味の炭酸飲料。500mlペットボトル1本あたりレモン77個分のビタミンCが含まれている。パッケージデザインは独自のもので、姉妹商品にキリンレモンブラック、キリンレモンホワイト、キリンメロンクリームソーダがあり、キリンメロンクリームソーダは2009年春頃まで継続販売されていた。
  • 茶来(2005年5月30日 〜) - CMキャラクターは中山美穂。CMソングはガロの「地球はメリーゴーランド」を使用。
  • 「NUDA(ヌューダ)」シリーズ
    • NUDA(2006年2月14日〜2009年3月) - 後継は「クリアスパークリング」。
    • NUDA グレープフルーツ&ホップ(2007年7月24日〜2009年3月) - 後継は「クーリンググレープフルーツ」。
    • NUDA ゆず&ホップ(2007年11月20日 〜)
    • NUDA レモン&トニック(2008年4月8日〜2009年3月)
    • NUDA ピンクグレープフルーツ&トニック(2008年7月1日〜2009年3月)
  • 「アミノサプリ」シリーズ
    • アミノサプリナイン(2006年4月4日 〜) - 必須アミノ酸9種類を計1000mg配合。味は非常に薄く水に近い。青いパッケージカラーも、他のアミノサプリシリーズとは一線を画す。
    • ローヤルゼリーのアミノサプリ(2007年4月3日 〜) - 本家と同量のアミノ酸に加えてローヤルゼリー・ナイアシンなどを配合。
  • 笹とお茶(2006年4月11日 〜) - CMキャラクターは中井貴一三船美佳
  • 実感(2006年5月9日 〜) - CMキャラクターは桐島かれん
  • ポストウォーター (2代目)(2006年5月16日 〜) - 1990年代にスポーツドリンクとして販売されていた初代ポストウォーターを、食物繊維とカルニチンを配合したレモン風味・カロリーゼロの「ファイバー&ダイエット飲料」としてリニューアル復活させた。しかしユニークなボトル瓶などで注目された初代の人気には遠く及ばず、わずか1年前後で姿を消した。CMキャラクターは加藤ローサ
  • 聞茶 (2代目)(2006年6月20日 〜) - CMキャラクターは土屋アンナ
  • 「世界のKitchenから」シリーズ
    • 第1弾「ピール漬けハチミツレモン」(2007年5月8日〜2009年2月):発売当初からの定番製品。南イタリアのリキュール「リモンチェッロ」に着目。蜂蜜にレモンピール(皮)を漬け込んだハチミツレモン飲料。2008年2月、レモンピールを増量しリニューアル。
    • 第2弾「ディアボロ・ジンジャー」(2007年8月7日 〜):南フランスの食習慣「ディアボロ」に着目。生姜汁を砂糖で煮込み、隠し味に香辛料(レモングラスシナモン)を加えて炭酸水とグレープフルーツ果汁で割った炭酸飲料。数量限定発売。
    • 第4弾「香ばし麦カフェ・オ・レ」(2008年4月15日 〜):イタリアの大麦飲料「オルゾ」にそれぞれ着目。焙煎大麦に砂糖と水を加えて煮つめた「大麦糖蜜」に、エスプレッソコーヒーとミルクを加えたカフェオレ飲料。200mlチルドカップ容器。当初は関東・甲信越限定で、7月22日より中部・北陸・近畿でも発売。数量限定発売。
    • 第5弾「赤ワインで煮こんだマセドニアグレープ」(2008年6月3日 〜):スペインバレンシア地方のデザート「マセドニア」に着目。りんご・マンゴー・バナナ・オレンジ果汁に赤ワインを加えて煮込み、仕上げにぶどう・オレンジ果汁を(再度)加えたミックスジュース。原材料に赤ワインを使用しているが、アルコール分は煮沸によって完全に飛ばしてあるため、未成年者の飲用にも問題はない(「ノンアルコール」「これはお酒ではありません。」とボトルラベルにも表記)。数量限定発売。
    • 第6弾「コンフィチュール・オ・レ」(2008年7月1日 〜):フランス・ノルマンディー地方に伝わる手作りジャム「コンフィチュール・ドゥ・レ」に着目。コンデンスミルクに生クリーム・砂糖を加えて煮込んだミルクジャムに、エスプレッソとミルクを加えたカフェオレ飲料。200mlチルドカップ容器。当初は関東・甲信越限定発売、同年7月22日より中部・北陸・近畿でも発売。
    • 第7弾「水出しミントジュレップソーダ」(2008年8月5日 〜):キューバのカクテル「モヒート」に着目。すり潰したミントの葉を水出しして砂糖を加えたシロップ「水出しミントジュレップ(口直し用のシロップ"ジュレップ"を元に命名)」に、レモングラス・グレープフルーツ果汁・炭酸水を加えた炭酸飲料。450mlペットボトル。
    • 第8弾「ドライフルーツ&ダージリン」(2008年11月11日〜2009年2月):イングランドの家庭に伝わる、ドライフルーツを紅茶等で煮込んで甘味を引き出す調理法に着目。ドライフルーツ(マンゴー・レーズン・アプリコット)を煮出して砂糖を加えたドライフルーツシロップに、ダージリン紅茶・ホワイトグレープ果汁を加えた紅茶飲料。500mlペットボトル。「午後の紅茶」を冠していない唯一の紅茶飲料である。
  • Z7(ジーセブン)(2007年5月22日 〜) - 高級志向の成人男性をターゲットにしたデイリープレミアム飲料。人体の必須微量元素である亜鉛7mg(商品名の由来)をはじめ、アミノ酸1000mgとクエン酸900mgを配合。CMキャラクターは野茂英雄
  • 分解茶(2007年6月12日 〜) - 烏龍茶・杜仲茶・ウコン茶の3種類の健康茶をブレンド、独自製法で苦味成分を分解して飲みやすくした健康茶。
  • I-Tea(アイティー)(2007年6月26日 〜)- 「IT生活にうるおいと元気を与える、赤い色素の健康茶」として発売。"赤い色素"であるアスタキサンチン配合。CMキャラクターは蒼井優
  • ShavaDava(シャバダバ)(2008年3月25日 〜) - グレープフルーツビネガー15ml(1本450mlあたり)を、グレープフルーツ果汁と炭酸水で割った炭酸果実酢飲料。通常果実酢はリンゴやブドウから作られるものが主流だが、クエン酸に強い酢酸菌の使用などによりグレープフルーツ果汁からの果実酢生産に成功。CMキャラクターは二宮和也。CMソングは、かつて日本テレビで放送されていた『11PM』のテーマソング『ウィ!シャバダ』をアレンジしたものを使用。
  • 潤る茶(うるるちゃ)(2008年5月27日 〜 2010年4月) - 12種類の素材(ベース素材:はと麦・玄米・大麦・ハブ茶・とうもろこし・大豆、健康素材:大麦若葉・黒豆・黒胡麻、うるおい素材:コラーゲン・キダチアロエ・ゆず)をブレンドした健康茶。純水100%使用で(2009年2月リニューアル以降は海洋深層水を併用)カフェインゼロ。2009年2月にリニューアル、玄米・大麦・コラーゲンをそれぞれ増量し、新たにローズヒップ香料を配合した。「生茶 朝のうるおいブレンド茶」の発売に伴い製造を終了した。
    • ShavaDava グリーンアップル(2008年7月8日 〜) - グレープフルーツビネガーに加える果汁をグリーンアップル(青リンゴ)果汁に変更した以外は、オリジナルの「ShavaDava」と同じ。
  • SONiQ(ソニック)(2008年6月10日〜2009年3月) - 「体力」だけでなく、集中力や判断力などの「知力」もサポートする次世代スポーツ飲料として開発。別名"スポーツサプリ ソニック"で、アミノサプリなど"サプリ"シリーズの一員との見方も出来る。脳と筋肉のエネルギー源であるブドウ糖2000mgと、ブドウ糖のエネルギー代謝促進やメンタル面安定に効果があるとされるGABA10mgを配合(ともに100mlあたり)。また小型ボトルには、一般的な500mlから11%増量した555mlペットボトルを採用した(大型ボトルは2L据置き)。CMキャラクターに「安床兄弟」らインラインスケートの世界的プレーヤーを起用し、RIP SLYMEがこのCM専用に書き下ろした楽曲を提供した。2008年度サッカー日本代表チームオフィシャルドリンク。
  • 発酵ウコン(2009年3月24日 〜 2010年3月) - ウコンエキス飲料。乳酸菌発酵によって独特の苦味を抑えた秋ウコンから抽出したエキスを配合し、ヨーグルト風味に仕上げた。クルクミン30mg・オルニチン200mg配合(190mlボトル缶1本当たり)。「ウコン[ダブル]」の発売に伴い、製造終了。
  • バンホーテン ミルクココア(1980年代末期 〜 2009年12月)- 2010年9月よりアサヒ飲料へ販売権を譲渡。
  • ウコン[ダブル](2010年4月6日 ~ 2012年3月) - ウコン成分クルクミンとオルニチンのダブルパワーウコン系飲料。従来の「発酵ウコン」に比べ、オルニチン含有量を2倍の400mgに強化。独特の苦味やにおいを抑えた柑橘系の味わいで、内容量も飲みきりやすい100ml瓶となった。本製品はグループ横断ブランド「キリン プラス-アイ」の1製品として発売する[1]。「ウコンとしじみ900個分のオルニチン」発売に伴い製造終了。
  • キリンコーラ(2010年6月1日 〜 2012年9月)- キリンオリジナルのコーラ飲料。隠し味でホップフレーバーを配合している。2009年夏より一部の自販機でテスト販売を行っていたが、正式発売された。自販機を中心に販売された。
  • FIRE neo(2011年4月 〜 2013年10月) - 製造中の加熱度合いが少ない低温無菌充填を採用し、上質な香りとクリアな味わいを実現したペットボトル入りコーヒー。2012年4月、CMに岡田准一バナナマン(設楽統・日村勇紀)、ナイツ(塙宣之・土屋伸之)、SHELLYを起用し、架空のオフィスで働く『Team neo』を演出していた。またケーシー高峰セルジオ越後デーブ・スペクターもCMに登場している。BGMは「There's No Business Like Show Business」(邦題:ショウほど素敵な商売はない)、シャロン・マクナイトが歌っていた。なお、手売りの製品は2012年11月までに全製品の生産が終了され、自動販売機向け製品も2013年10月までに全製品の生産が終了された。
  • キリンメロン(1980年代前半 〜 2000年代前半) - 無炭酸の果汁入り飲料、主にベンダー用として販売されていた。

事業所

その他、麒麟麦酒の滋賀工場(製造所固有記号:K17)でも一部商品が生産され、ジャパンフーズ(製造所固有記号:KJ)やニッセー(製造所固有記号:NF/NS)などのパッカーにも一部商品を生産委託している。

グループ企業

国内

フランス・ダノン社及び三菱商事との合弁会社(2002年設立)。
  • キリン・トロピカーナ株式会社
アメリカ・トロピカーナプロダクツ社との合弁会社(1991年設立)。
小岩井牛乳やチーズなどの乳製品を生産・販売。またキリンビバレッジのチルド商品(紙パック・カップ)の生産・販売も行う(2007年11月以降は業務委託)。
  • 北海道キリンビバレッジ株式会社
「キリンガラナ」など、特色ある地域限定商品を持つ。以前は麒麟麦酒・明治屋など他社の出資もあったが、2003年に簡易株式交換を行い完全子会社化。
  • 北海道キリンビバレッジ販売株式会社
自動販売機販社。営業圏域は北海道道央
  • 株式会社函館ダイイチベンディング
自動販売機販社。営業圏域は函館市を中心とした北海道道南
  • 仙台キリンビバレッジサービス株式会社
自動販売機販社。営業圏域は宮城県岩手県福島県
自動販売機販社。営業圏域は首都圏を中心とする関東地方
  • 中部キリンビバレッジサービス株式会社
自動販売機販社。営業圏域は中部地方
  • 関西キリンビバレッジサービス株式会社
自動販売機販社。営業圏域は関西地方
  • 株式会社新古賀ベンディング
自動販売機販社。営業圏域は京都府北部。
自動販売機販社。営業圏域は中国地方及び四国地方。旧宇部興産飲料。以前はペプシコーラのボトラーであったが、1998年に宇部興産がキリンビバレッジに全保有株式(80%)を売却し、キリン系列入り。2004年に簡易株式交換を行い完全子会社化。
  • 九州キリンビバレッジサービス株式会社
自動販売機販社。営業圏域は九州地方
  • オリエンタルベンディング株式会社
自動販売機における付帯業務を担当。
  • キリンメンテナンス・サービス株式会社
自動販売機などキリングループ商品を扱う販売機器の保守業務を担当。

海外

  • 上海錦江麒麟飲料食品有限公司(中国)
  • 北京統一麒麟飲料有限公司(中国)
  • 麒麟飲料(上海)有限公司(中国)
  • サイアムキリンビバレッジ(タイ)
  • キリン・エースコック(ベトナム)飲料有限責任会社(ベトナム)

企業広告活動

提供番組

テレビ

現在
※2007年4月の第4期より、ソニーグループに代わり筆頭スポンサーとなる。2007年10月から2008年3月21日放送分まで一社提供。2008年3月28日の1時間スペシャルと第5期(2008年4月)からは同じくキリングループのキリンビールが参加。しかし、2013年10月改編で「僕らの音楽」から提供を降板した(降板後は週替わり複数社スポンサーとなって番組は現在も継続中)。
※前番組「ソロモンの王宮」開始から2008年3月下旬までは筆頭スポンサー。同年4月6日放送分から同じくキリングループのキリンビールが参加。しかし、キリンビールは2013年9月末を持って降板。キリンビバレッジは残ったが、30秒に縮小された。
過去
※1998年4月より「ハッピーバースデー!」、「笑う犬」時代から日曜夜8時枠のスポンサー。※同業者の日本コカ・コーラもスポンサー。

ラジオ

現在
過去

CM

歴代CMソング

伝説の少女
TOO SHY SHY BOY!
今年いちばん風の強い午後
  • 「天然育ち」(全曲、PUFFY
アジアの純真
渚にまつわるエトセトラ
  • 「生茶」
空も飛べるはずスピッツ
  • 「FIRE」
To Feel the Fire(スティーヴィー・ワンダー
日本人歌手によるカバーバージョンも存在する(Gackt八代亜紀鈴木雅之広瀬香美など)。
氷雨ジェロ
明日の☆SHOW福山雅治
  • 「午後の紅茶」
気がつけば あなた松浦亜弥
Isn't She Lovely(スティーヴィー・ワンダー)
  • 「潤る茶」
きらきらAqua Timez
  • 「キリンレモン」
My Station(EXILE
youthful daysMr.Children
  • 「メッツ ワイルドチャージ」
24 karats STAY GOLD(EXILE)
  • 「ポストウォーター」
君よ!ポストウォーターで変われ!(筋肉少女帯

CM出演者

現在
過去
「ぽっぽ茶」では林家ペー林家パー子夫妻と、「すぅーっと茶」では水木一郎と共演。

脚注

テンプレート:Reflist

外部リンク

テンプレート:ミナミ活性化委員会 テンプレート:キリンホールディングス

テンプレート:ヤクルト
  1. 「ウコン[ダブル]」と同時発売した「大人のキリンレモン」も「キリン プラス-アイ」で発売する。また、小岩井乳業からは「小岩井 大人のヨーグルト」2品目、キリン協和フーズからは「Cayu~na(かゆーな)」3品目も同時発売され、麒麟麦酒からもノンアルコール・ビールテイスト飲料「休む日のAlc.0.00%」を発売している
  2. スポーツセンターと庭球場 キリンビバレッジに命名権-周南 - 2009年3月17日付山口新聞(2010年2月15日閲覧)
  3. 以前は麒麟麦酒「キリンラガービール」のCMにも出演していた。
  4. 以前は麒麟麦酒「キリン一番搾り生ビール」のCMにも出演していた。
  5. 麒麟麦酒「のどごし<生>」のCMにも出演。
  6. 麒麟麦酒「キリン一番搾り生ビール」のCMにものメンバー全員で出演。過去、麒麟麦酒「淡麗グリーンラベル」のCMにもメンバー全員で出演していた。
  7. 以前は麒麟麦酒「キリン一番搾り生ビール」や「麒麟淡麗〈生〉」「淡麗W」のCMにも出演していた。