おんたけ交通
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おんたけ交通株式会社(おんたけこうつう)は、長野県中信地方のバス会社。主に木曽地区の路線バスを運行している。本社は木曽郡木曽町。
運行エリアは受託運行を含め、木曽郡木曽町・王滝村・木祖村・上松町・南木曽町・および岐阜県中津川市・下呂市・高山市。なお、木曽郡内では唯一、大桑村に乗り入れておらず、また以前木曽郡であった旧楢川村村内には高速路線のバス停だけが存在する。
目次
沿革
- 1925年(大正15年)7月 - 創業。
- 1945年(昭和20年)6月 - 信南交通株式会社に統合。
- 1949年(昭和24年)2月 - 信南交通株式会社から分離独立。
- 1959年(昭和34年)7月 - 東京急行電鉄の関連会社となる。
- 1964年(昭和39年)4月 - 北海道などを舞台とした事業版図拡大をめぐる名古屋鉄道と東急電鉄との対立劇の収拾策として、東急は保有する全株を名古屋鉄道に譲渡し、おんたけ交通は名鉄グループ入り。
- 2003年(平成15年)4月 - 中央高速バスに参入。新宿駅 - 木曽福島駅間運行開始。(京王バス東と共同運行。)
- 2006年(平成18年)1月 - 名鉄が株式譲渡の意志を表明。
- 10月 - 名鉄が所有する全株式を地元自治体に無償譲渡し、経営参画から撤退。
路線
過疎化などによる乗客の減少から路線維持が困難となり、路線廃止や自治体譲渡が進められる。おんたけ交通が自主運行する路線は高速バス・一般路線バス各1路線ずつのみとなっている。
高速路線
- 木曽福島・新宿線(中央高速バス木曽福島線)
- 国道19号(木曽福島 - 塩尻市高出)、国道20号(塩尻市高出 - 塩尻IC)、長野自動車道(塩尻IC - 岡谷JCT)、中央自動車道(岡谷JCT - 高井戸IC)、首都高速新宿線(高井戸 - 初台)を経由する。
- 伊那木曽連絡道路(権兵衛トンネル)開通後、木曽福島から東京方面へ向かうには、伊那木曽連絡道路を経由して伊那I.Cから中央自動車道を利用するルートが最短となったが、高速バスのルート変更は行われていない。
- 休憩は諏訪湖SAと釈迦堂PAで行われる
一般路線
- チャオスノーリゾート線
- 木曽福島駅前 - チャオ御岳スノーリゾート - 濁河温泉
移管路線
自主運行を廃し、自治体へ移管された路線。
木祖村コミュニティバス
2006年4月より木祖村コミュニティバスに移管された路線。
- 菅線
- 藪原駅前 - 大平
- 小木曽線
- 藪原駅前 - 細島
王滝村営バス
2006年6月より王滝村営バスに移管された路線。詳細は当該記事を参照。
木曽町生活交通システム
2006年6月より木曽町生活交通システムに移管された路線。詳細は当該記事を参照。
- 御岳ロープウェイ線
- 木曽福島駅前 - 御岳ロープウェイ
- きそふくしまスキー場・開田高原線
- 木曽病院前 - 木曽福島駅前 - きそふくしまスキー場 - 神田
- 明神温泉線
- 管沢 - 明神温泉
- 木曽駒高原線
- 木曽病院前 - 木曽福島駅前 - 大原上
- 一の萱線
- 木曽病院前 - 木曽福島駅前 - 一の萱 - 折橋
- 屋敷野線
- 合同庁舎前 - 木曽福島駅前 - 赤岩巣
- 永井野線
- 合同庁舎前 - 木曽福島駅前 - 三岳倉本
南木曽町新交通システム
2007年4月より南木曽町新交通システムへ移管された路線。
上松町コミュニティバス
2007年7月より上松町コミュニティバスに移管された路線。詳細は当該記事を参照。
- 上松・倉本線
- 合同庁舎前 - 木曽福島駅前 - 上松駅前 - 池の尻
- 焼笹線
- 上松駅前 - 焼笹 - 赤沢
廃止路線
- 菅・やぶはらスキー場線
- 藪原駅前 - やぶはらスキー場(2006年4月廃止)
- 滝越線
- 崩越 - 王滝 - 滝越
- 熊沢線
- 社木 - 木曽福島駅前 - ホテノカヤ
- 伊谷線
- 木曽病院前 - 木曽福島駅前 - 駒の湯
- 与川線
- 向田 - 南木曽駅前 - 小学校
- 伊那 - 木曽連絡バス・ごんべい号
- 木曽福島駅 - 伊那市駅
- 2009年4月廃止
- 木曽福島駅 - 伊那市駅