上麻生駅
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上麻生駅(かみあそうえき)は、岐阜県加茂郡七宗町上麻生にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。二つのホームを跨線橋が結ぶ。水洗式の便所がある。七宗町の玄関口となる駅だが利用客は多くなく、1985年頃無人化され1991年頃までは簡易委託駅であった。開業当初からの駅舎は、新しい小さな建物に建替えられた。駅前に乗用車を数台程度止めることができる駐車スペースがある。美濃太田駅管理。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | テンプレート:Color高山本線 | 下り | 下呂・高山方面[1] |
2 | テンプレート:Color高山本線 | 上り | 美濃太田・岐阜方面[1] |
駅周辺
七宗町の中心に位置するため、小さいながらも駅前ロータリーと駅前に公園がある。住宅や商店もあるが、町の中心地というにはやや寂しい。
歴史
- 1924年(大正13年)3月20日 - 高山線(1934年に高山本線へ改称)が下麻生駅から延伸した際に、その終着駅として開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1926年(大正15年)3月15日 - 高山線が白川口駅まで延伸。途中駅となる。
- 1961年(昭和36年)8月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)4月1日 - 無人駅化。簡易委託開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2003年(平成15年)3月 - 簡易駅舎に改築。