瀬戸石駅
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瀬戸石駅(せといしえき)は、熊本県八代市坂本町川嶽瀬戸石にある、九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線の駅である。
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅。ホームとは構内踏切で連絡している。無人駅。駅舎はなく、ホーム上に待合室が置かれている。
最初は木造駅舎が建っていたが1965年の水害で流失した。次に鉄筋の駅舎が出来たがこれも1982年の水害で流失した。その後、ホーム上にプレハブの仮駅舎が置かれ、それを使用しての営業となったが、駅の無人化以降は駅舎が作られていない。
利用状況
1日平均乗車人員及び乗降人員は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
1日平均 乗降人員 |
---|---|---|
2000年 | 12 | 27 |
2001年 | 8 | 20 |
2002年 | 10 | 22 |
2003年 | 9 | 22 |
2004年 | 9 | 22 |
2005年 | 6 | 16 |
2006年 | 6 | 15 |
2007年 | 5 | 13 |
2008年 | 6 | 13 |
2009年 | 6 | 13 |
2010年 | 6 | 13 |
2011年 | 3 | 9 |
駅周辺
周辺にはほとんど民家がないが、対岸の楮木(かしき)にはまとまった集落があり、球磨川最後の渡し船で結ばれていた。駅付近の階段から河原へ下りて乗船するが、船が対岸にいるときは叫ぶと来てくれる。渡し船の料金は1回150円であるが、集落住民は無料であった。船頭の高齢化と利用客減少により、2012年10月31日限りで廃止となった。
- 瀬戸石ダム
- 国道219号 - 対岸を走っている
歴史
- 1910年(明治43年)6月25日 - 鉄道院により人吉本線の駅として開設。
- 1927年(昭和2年)10月17日 - 鹿児島本線海岸ルート全通にともない八代 - 鹿児島間が分離され肥薩線所属駅となる。
- 1962年(昭和37年)10月1日 - 貨物取扱廃止[1]。
- 1965年(昭和40年)7月3日 - 集中豪雨による球磨川増水で駅舎、宿舎が流失[2][1]。
- 1966年(昭和41年)3月31日 - 新駅舎竣工[1]。
- 1973年(昭和48年)10月16日 - 駅業務中営業関係委託化[1]。
- 1982年(昭和57年)
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 電子閉塞装置導入により無人化。
- 1987年(昭和62年)