倉沢淳美
テンプレート:ActorActress 倉沢 淳美(くらさわ あつみ、1967年4月20日 - )は、日本のタレント、歌手、女優。神奈川県相模原市出身。堀越高等学校→日本女子体育短期大学保育科卒業。
来歴・人物
1982年、テレビ朝日の人気番組『欽ちゃんのどこまでやるの!?』で、『萩本家3人娘』が成長していったのをきっかけに登場するユニットわらべの「かなえ」役で芸能界にデビュー。その後、ソロのアイドル歌手として『プロフィール』、『ある愛の詩』、『卒業』、『六月の花嫁』ほか計10枚のシングルをリリースした。『卒業』は、1985年に倉沢と尾崎豊、斉藤由貴、菊池桃子の計4人が同名曲をシングルリリース、競作となり大きな話題を呼んだ。倉沢の曲が4人の中では最も売れなかったが、卒業式シーズンになると、現在でもいわゆる“卒業ソング”が、毎年発売されるきっかけとなった。
デビュー曲『プロフィール』は、その名の通り倉沢の生年月日、身長、性格、身体的特徴などを歌詞に盛り込んでおり、16歳という年齢を盛り込んだ松本伊代のデビュー曲『センチメンタル・ジャーニー』と同様、歌手のプライバシーが盛り込まれた曲として一部で話題になった。その為NHKではセンチメンタル~同様自己宣伝になるという理由で歌う事が出来ずB面の楽曲を歌った事もあった。
ソロデビュー直後の1984年4月8日午後3時45分頃、札幌市において開催されたサイン会の会場で、サイン会終了後に会場玄関にてファンの見送りと握手をしているところに、サイン会に参加していた男から突然、刃物で斬り付けられ右手首を約6cm切る傷を負った。 犯人は26歳の会社員で警察の取調べに対し「生意気だから切った」と供述した。
学研発行の学習雑誌で、料理コーナーの連載を持っていたことがある。
その後オーストラリア人男性と結婚して渡豪。専業主婦のかたわら、時折わらべの再結成でテレビ出演している。3児(長男、長女、次男)の母でもある。 2011年8月よりドバイのパーム・アイランドに在住し、その生活ぶりが2013年6月18日世界の日本人妻は見た!内で放送された。
出演作品
- まんがなるほど物語(1986 - 1988年、TBSテレビ)
- NISSANミッドナイトステーション ザ・欽グルスショー(1984年4月 - 1985年9月、TBSラジオ)
- 新春仕事人スペシャル 必殺忠臣蔵(1987年、ABC)
- さすらい刑事旅情編 第11話「九州縦断SL列車〝あそBOY〟号 火の国の女の殺意」(1988年、ANB)
- 長七郎江戸日記 第2シリーズ 第41話「妻たちの仇討」(1989年、NTV)
- 水曜グランドロマン・私のピノッキオ(1989年、NTV)
- 名奉行 遠山の金さん 第3シリーズ 第15話「寛永寺炎上、危機一髪」(1990年、ANB)
- 銭形平次 第1シリーズ 第3話「花嫁の幽霊」(1991年、CX)
- 日本ガス協会(CM)
シングル
以下、ワーナー・パイオニアより発売
- プロフィール(1984年3月21日)
- ある愛の詩(1984年7月11日)
- 危険な夢(1984年10月25日)
- 卒業(1985年2月14日)
- 六月の花嫁(1985年5月29日)
- 女の子・秋・色とりどり(1985年8月28日)
- 作詞:ありそのみ、作曲:いけたけし、編曲:瀬尾一三
- 優しくてもサヨナラ(1986年6月10日)
- 作詞:ありそのみ、作曲:いけたけし、編曲:寺田十三男
- 忍ぶれど(1986年9月10日)
- 作詞:芹沢類、作曲:羽田一郎、編曲:若草恵
- 元気ですか?(1987年4月25日)
- センチメンタル・ミニ・ロマンス(1987年9月25日)
アルバム
以下、ワーナー・パイオニアより発売
- Message ATSUMI KURASAWA VOL.I
- Private ATSUMI KURASAWA VOL.II
- 卒業 ほほえみがえし Bonjour! Nice et Mallorca
- Velvety ATSUMI KURASAWA VOL.IV
- SWEET ANGEL(ベスト)
以下、VIVIDより復刻盤+αとして発売
- シングル・コレクション〜スゥィート・エンジェル〜