北星駅
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北星駅(ほくせいえき)は、北海道(上川総合振興局)名寄市智恵文北星にある北海道旅客鉄道(JR北海道)宗谷本線の駅である。駅番号はW50。電報略号はホク。
一部の普通列車は通過する。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅。ホームは線路の北東側(稚内方面に向かって右手側)に存在する[2]。分岐器を持たない棒線駅となっている[2]。
開業時からの無人駅[3]で、ホーム北側の出入口から少し離れた位置に待合所を有する[4]。農機具置き場を思わせる[4][5]老朽化した、下見板張りの木造[4]の建物で、舎内も木目がむき出し、窓枠も木枠のままとなっている[6]。外側の窓の上部には「毛織の北紡」と記載された年代物の赤い看板が掲示されており、目立っている[4]。かつてはホーム側から見て待合所の左手側[6]に、便器が取り外されていた[5]木造の小さなトイレがあったが、2010年(平成22年)までに撤去された[6]。ホームは木製デッキ式で[4]、稚内方にスロープを有し[2]駅施設外に連絡している。ホームへのアクセスは畑の中の小道を利用し、その中間に待合室があるが、ホームから15m程も離れた位置にある。
駅名の由来
当駅の所在する地名より。地名は、当所名寄の北側に位置したため集落名を「北山」としたが[7]、後に地名を変更し[2]「北」の字と輝く「星」の字を合わせて「北星」とした[7]。
利用状況
- 1992年度(平成4年度)の1日乗降客数は0人[2]。
駅周辺
周囲の人家は農家が4〜5軒のみである[6]。
隣の駅
- 北海道旅客鉄道
- 宗谷本線
脚注
関連項目
外部リンク
テンプレート:宗谷本線- ↑ 1.0 1.1 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 1 北海道』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年5月発行)46ページより。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館、1993年6月発行)146ページより。
- ↑ 書籍『無人駅探訪』(監修:西崎さいき、文芸社、2011年6月発行)148ページより。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社、2008年8月発行)208ページより。
- ↑ 5.0 5.1 書籍『もっと秘境駅へ行こう!』(著:牛山隆信、小学館文庫、2003年8月発行)125-126ページより。
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 書籍『すごい駅』(著:横見浩彦、牛山隆信、メディアファクトリー新書、2010年10月発行)108-109ページより。
- ↑ 7.0 7.1 書籍『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』(監修:太田幸夫、富士コンテム、2004年2月発行)121ページより。