西春駅
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西春駅(にしはるえき)は、愛知県北名古屋市九之坪南町にある、名古屋鉄道犬山線の駅である。
駅構造
8両編成対応の島式ホーム2面4線を有する橋上駅である。名鉄名古屋 - 岩倉間で唯一の待避可能駅である。名古屋方面は当駅を出ると事実上名古屋本線堀田駅(急行の待避は本笠寺駅)または常滑線大江駅まで待避ができない(金山駅では構造上待避が可能だが、本数が多いため通常は行わない)。それもあって、当駅で普通電車が特急電車を通過待ちしたり、普通電車(地下鉄鶴舞線から直通する電車)が準急電車と乗り換えができるようなダイヤになっている。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | ■犬山線 | 下り | 岩倉・江南・犬山・新鵜沼・新可児方面 |
3・4 | ■犬山線 | 上り | 名古屋・豊橋・中部国際空港・地下鉄鶴舞線方面 |
配線図
利用状況
愛知県の統計によれば、1日の平均乗車人員(降車客含まず)は、2008年度(平成20年度)11,078人、2010年度(平成22年度)10,696人である。
犬山線の駅では、江南駅・岩倉駅に次ぎ、3番目に乗客が多い(平成22年度)。
その他の特徴
- 現在では北名古屋市の中心部に位置する駅で、市の代表駅であるが、2006年(平成18年)の市町村合併までは当駅上に旧西春日井郡西春町と師勝町の境界線があった。なお、西春町は合併による北名古屋市誕生により消滅しており、北名古屋市には西春という地名は存在しない。(駅周辺の三菱東京UFJ銀行やピアゴなどの店名「西春支店」「西春店」として存続しているものが多い)
- 名古屋飛行場(小牧空港)への路線バスの乗換え駅である。
駅周辺
西口は、駅の西を走る県道名古屋江南線(名草線)まで商店街が続く。県道に沿って、三菱東京UFJ銀行西春支店や北名古屋市役所(西庁舎)など、大規模な施設がある。
東口は、ロータリーがあり、バス・タクシー乗り場の他、パレマルシェ西春、地下駐輪場、三菱UFJフィナンシャル・グループの営業所ビルなどがある。
車の場合には、駅の東西の交通は駅北側の踏切または県道春日井稲沢線の駅南側のガードを通行する。
- パレマルシェ西春
- 西春西之保郵便局
- 愛知県道164号西春停車場線
- 九之坪城跡
バス
- 名鉄バス(東口)
- 西豊場経由名古屋空港行き
- きたバス(東口・西口)
- 市役所東庁舎・高田寺東方面循環(東口)
- 師勝西小学校南・高田寺住宅南方面循環(東口)
- 県営西春団地南・九之坪南方面循環(東口)
- 名芸大西キャンパス・中之郷北方面循環(東口)
- 熊之庄小烏北・徳重・名古屋芸大駅・真福寺東方面循環(東口)
- 弥勒寺保育園南・県営西春団地東経由山之腰行き(西口・夕方のみ)
- 九之坪南・岡西経由沖村保育園東行き(西口・夕方のみ)
歴史
- 1912年(大正元年)8月6日 - 開業。
- 1983年(昭和58年)2月15日 - 西春~名古屋空港間のバスが開設される(西口発着)。
- 1992年(平成4年)12月20日 - 橋上駅舎化。空港行きバスが西口から東口へ。
- 1993年(平成5年)3月28日 - 上下線の待避線を増設[1]。
- 2005年(平成17年)1月29日 - 名鉄空港線開業に伴うダイヤ改正。特急の特別停車が無くなる。
- 2007年(平成19年)7月2日 - きたバスの試験運行開始。
- 2009年(平成21年) - バリアフリー対応となり、両方向のホームと改札を結ぶエレベーターが新設される。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
隣の駅
上小田井駅との間に九ノ坪駅があったが、廃止された