ライフビジネスウェザー
株式会社ライフビジネスウェザーは民間の気象情報会社で、気象業務法に基づく予報業務許可事業者(第83号)である。英語表記はLife & Business Weather Inc.。
概要
生活に密着した生活気象(ライフウェザー)と業務上役立つ産業気象(ビジネスウェザー)を応用し、市場のニーズに合わせて局地気象予測をコンテンツ化し、提供する“しくみ”や表現方法までこだわり、実生活や業務で使えるツールを企画・開発・販売している。
沿革
- 1998(平成10)年
1月 石川勝敏が健康気象情報会社「ケアーネットワーク」を設立し運営開始
3月 香川県情報化推進機構モデル実験事業に参加
- 2001(平成13)年
4月 生活気象マーチャンダイジング事業を開始
8月 株式会社ケアーネットワークから株式会社ライフビジネスウェザーに社名変更
- 2004(平成16)年
5月 東京電力子会社である気象会社「ウェザーライン」の営業を譲り受ける
- 2005(平成17)年
1月 Yahoo!動画に気象番組「Sky Ribbon」を番組配信
- 2006(平成18)年
6月 株式会社ドワンゴと業務提携
- 2008(平成20)年
8月 全国1kmメッシュ高精細予報「10分天気」を開発、配信始める
- 2009(平成21)年
3月 建設現場向け気象情報、安全建設気象モバイル「KIYOMASA」をリリース
6月 気象予報士による「労災防止・安全対策セミナー」リリース
- 2010(平成22)年
2月 自治体向け安全安心気象情報「SAKIMORI」リリース
5月 現場の災害リスク事前調査「ハザード・プレサーチ」リリース
- 2011(平成23)年
3月 「KIYOMASA」がNETIS(国土交通省新技術情報提供システム)に登録 『KT-100110』
10月 1kmメッシュ10分天気による「あめふるコール」iPhone版アプリリリース
11月 1kmメッシュ10分天気による「あめふるコール」Android版アプリリリース
12月 1kmメッシュ過去気象データ提供「エビデンス帳票出力サービス」リリース
- 2012(平成24)年
1月 海洋工事現場向け「KAIHO」をリリース
2月 東北のさくらをみんなで見に行こう!「さくらで元気プロジェクト2012」始動
5月 ストーム・爆弾低気圧情報サイト「ストームレーダー」リリース
事業内容
- 建設気象
ライフビジネスウェザーの1kmメッシュ高精細気象情報をもとに開発した、建設工事現場向け、安全・工程管理のためのソリューションである。国土交通省新技術情報システムNETISに登録された安全建設気象モバイルKIYOMASA、災害リスク事前調査など、技術提案や施工段階で活用できる商品を多く揃えている。
- 健康気象
気象変化によって生じる健康状態の変化(気象病)や罹患者数に明確な季節性が認められる症状(季節病)に関する情報を発信するサービスを行う。「かぜ予報」「熱中症予報」「花粉予報」「紫外線予報」「痛み予報」などがその代表的なコンテンツである。
- 流通気象
気象変化と商品の販売動向との相関を生気象学的観点から分析し、それと詳細な天気予報との融合によって、需要予測や商品開発に活用する事業「ライフウェザーマーチャンダイジング」(Life weather merchandising;通称LMD)サービスを、流通小売や食品メーカーなどに対して展開する。
- メディア気象
単なる気象解説だけでなく、自身で解析し、解説できる気象キャスターを養成し、テレビ局等に派遣を行っているほか、テレビ局、ラジオ局への天気予報原稿提供サービスを行う。さらに、デジタルサイネージや携帯サイトを運営するコンテンツプロバイダーに対して、各種気象情報の配信も行う。