国際交流
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国際交流(こくさいこうりゅう)には、さまざまな次元のものがある。先ず留学、企業単位や政府の招聘レベルでの技術研修、これは企業の枠内のものから、工業、農林水産業、医療看護などに至るまで活発に行われている。学者や文化人の招聘・派遣もある。近年は、技術研修生、あるいは留学生と銘打って入国し、あとは不法出稼ぎ労働者になってしまう例も少なくない。これには定員割れで学校経営が先行かなくなっている地方の大学、短大にもかなりの責任がある。こちらから出て行くものとしては、日本青年海外協力隊やスポーツ団体派遣のスポーツ指導者などは一般によく知られている。 また都道府県単位で、国際交流センターなどを都道府県庁所在地に設けている例も多い。都市部の自治体では「○○市国際交流協会」といった外郭団体が多く存在する。
また、民間レベルでは、ユネスコ、ライオンズクラブなどの国際親善活動や短期留学の斡旋、NPO、NGOなどの諸団体の海外協力ボランティア、日本の文化、技術、スポーツ指導などでの日本語教師インターンなどの活動も最近は行われるようになってきた。