月見山駅
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月見山駅(つきみやまえき)は、兵庫県神戸市須磨区月見山町二丁目にある、山陽電気鉄道本線の駅。駅番号はSY 04。駅名に「須磨離宮公園前」との副名称が付いており、車内放送などで案内される。
概要
2009年3月20日のダイヤ改正以降、全ての営業列車が停車する。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。駅舎(改札口)は両ホームの須磨寄りにあり、互いのホームは構内踏切で連絡している。基本的に窓口は無人化されている。
のりば
(南側) | テンプレート:Color本線(下り) | 明石・姫路・網干方面 | |
---|---|---|---|
(北側) | テンプレート:Color本線(上り) | 三宮・大阪方面 |
※のりば番号は設定されず、「下り線」「上り線」と呼称する。
利用状況
駅周辺
住宅地が広がる。
- 須磨離宮公園 - 駅から北西へ500m程度。
- 神戸市立須磨海浜水族園 - 須磨の市街地を南へ抜けて1km近くある。
- 須磨海岸
- 山陽本線(JR神戸線)須磨海浜公園駅 - 駅から南東へ500m程度。
- 松風村雨堂
- 神戸月見山郵便局
- 神戸市立須磨高等学校
- 兵庫大学附属須磨ノ浦高等学校
- 阪神高速3号神戸線月見山出入口
- 第二神明道路須磨インターチェンジ
- 須磨税務署
- 須磨年金事務所
- ジョイエール月見山
- 神戸月見山郵便局
- 神戸市立西須磨小学校
- 神戸市立北須磨小学校
- 三井住友銀行須磨支店
- みなと銀行月見山支店
- 神戸信用金庫月見山支店
- コープこうべ須磨店
- 但馬銀行月見山支店
歴史
- 1910年(明治43年)3月15日 - 兵庫電気軌道が兵庫(のちの電鉄兵庫) - 須磨(現・山陽須磨)間で開業した際に設置。
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 宇治川電気により合併され、同社の駅となる。
- 1933年(昭和8年)6月6日 - 宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となる。
- 1948年(昭和23年)不明 - 上りホームが移設され相対式ホームとなる。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 急行停車駅となる。
- 1968年(昭和43年)4月7日 - 神戸高速鉄道開業により、阪神・阪急からの乗り入れ列車が停車開始。
- 1984年(昭和59年)3月25日 - 山陽急行の設定廃止。自社の優等列車の停車が一旦なくなる。
- 1985年(昭和60年)3月20日 - 下り線の駅舎が改築される。
- 1986年(昭和61年)3月20日 - 上り線の駅舎が改築される。
- 1995年(平成7年)
- 1998年(平成10年)2月15日 - S特急停車駅となる。同時に阪急からの列車の乗り入れがなくなる。
- 2009年(平成21年)3月20日 - ダイヤ改正により直通特急・特急が停車、全列車停車駅となる。
須磨海浜公園駅との関係
2008年3月15日、当駅の南側を走っている山陽本線(JR神戸線)に「須磨海浜公園駅」が開業した。
山陽電気鉄道では対策として、阪神なんば線開業に伴う2009年3月20日のダイヤ改正を機に、須磨周辺の観光に便利な1dayチケットなどの企画乗車券の発売を計画している(神戸新聞:11月20日付の記事より)。また、それに先立ち、須磨海浜公園駅開業を控えた2008年3月1日、今まで板宿 - 阪神・阪急三宮間の企画乗車券「板宿-三宮とくやん2枚きっぷ」(450円)が値段をそのままにして山陽須磨駅まで利用できるようになった。当初は「神戸市西部増発」という形でのダイヤ改正による利便性向上が予定されていたが、結果として増発は行われず、当駅には直通特急が新規停車することで利便性の向上となった。
隣の駅
- 山陽電気鉄道
- 本線
- テンプレート:Color山陽特急(下りのみ運転)・テンプレート:Color直通特急(A直特)・テンプレート:ColorS特急
- テンプレート:Color直通特急(B直特)・テンプレート:Color阪神特急・テンプレート:Color普通